真面目にコツコツ働く仕事をやりたい人が勘違いしている致命的な3点

『真面目にコツコツ働く仕事をしている人が損をする社会になってはいけない』

政治的なスローガンでよく見かける言葉ですが、真面目にコツコツという言葉の裏には、楽をしようとせず汗水たらして懸命に仕事に取り組むようなイメージがあります。

でも、そもそも『真面目にコツコツ働く仕事』とは、なんなのかをしっかり定義しないと何も始まりませんので、考えてみました。
ポイントは以下の3点と思われます。

1. 派手さは無いけど続けることで確実に積み上がっていく

2. 他人と関わらず黙々と一人でできる

3. かけた労力が目に見える形となる

こうした3点を満たす仕事は、まさに日本人が美徳とする
『努力して成果物となって評価され、給料となって反映されるもの」
が一番考えやすいです。

実際にこういった『真面目にコツコツできる仕事』は次の5つに分類されます。

真面目にコツコツできる7つの仕事

1、製造業(組み立て作業)

製造業と言っても設計や品質管理などではなく、組み立てなど手作業やライン生産での機械を動かす仕事になります。

不良品があれば品質管理と相談することはあっても、基本的に一人でラインのそばに立って、黙々と組み立てる作業になりますので、単調な作業の繰り返しでも集中力を切らさない性格が求められます。
同じ仕事の繰り返しが苦手で、途中で意識がAnother World(別世界)へ飛び立ってしまうような人には向いていません。

ただ、他人と話すのが苦手な人は、自分の与えられた仕事に没頭できるので、自分の世界にハマりたい人には向いているでしょう。

2、『ライター』『文字起こし』などの在宅ワーク

ライターとは、読者に分かりやすい文章を書く仕事です。
場合によっては、あらかじめ下書きされている文章を書き替えることも含まれます。

また、文字起こしとは、聞いたことが無い人もいますので簡単に説明すると、テープで録音された言葉を文字として入力する仕事です。

どちらにも必要なスキルは、『ブラインドタッチ』と『タッピングスピード』です。

モニターの画面を見ながら自然と文字を入力できるスキルと、話す言葉と同じぐらいの速度で入力できるタッピングスピードです。
この2つがあればできるというわけではありませんが、この2つのスキルがないとできません。

在宅ワークは、新聞社や記者などから仕事を受けることが多いので誤字脱字は許されません。
ただ、特に勤務時間が固定されているわけではないので、育児や家事の合間にできる手軽さはあります。

ベテランになると正社員並みに稼げますが、駆け出しだとアルバイトの給料にも届きません。
そういう厳しさもあります。

3、エンジニアやプログラマー

エンジニアの仕事は非常に多岐にわたっていますので、一言では言いにくいですが、例えば改札機などもエンジニアとプログラマーが関わってきます。

例えば、改札機にSUICAをタッチすれば電車の乗り降りができますが、その際、残金が何円か、いくら消費したのかが表示されます。
これなどもSUICAからチャージされている金額の情報を取得するシステムと、タッチした駅と駅の間から電車賃を計算して差し引くというシステムが必要になります。

これなどはまさにエンジニアとプログラマーの領域です。

他にも飛行機の自動操縦や、ホームページの作成やデータを保管するサーバなどもエンジニアとプログラマーが絶対に必要です。

派手さは全くないのですが、社会のインフラを支えているので、エンジニアとプログラマーがいないと今の社会は機能マヒしてしまいます。

この二つの仕事は、なによりも正確性が求められます。
万が一、ミスがあると『バグ』と呼ばれて、すぐに修復させなければならず、納品後にバグが見つかると賠償責任にも発展します。

でも、お客さんからの要求が明確になると、後はひたすらコードを書いていく作業なので、実は単調な作業です。
ですので、コードを書けるよう学習すれば初心者でも気軽にエンジニアやプログラマーの仕事を行えます。

ただ、いちいちコードを書くのに思い出す時間がかかるとそれだけ勤務時間が長くなりますので、もちろん熟練は必要です。
でも、覚えれば10年目の社員だろうが1年目だろうが全く変わりありません。

だから覚えるのが好きで、社会のインフラを支える仕事をしたいなら、プログラミングの仕事もおすすめです。

今は、特にプログラミングができる人材が非常に重宝されています。
そのため、ITスキルの習得のための学習を無料でできて転職まで支援してくれる会社があるぐらいです。

プログラミングの学習は小学生で必須になりましたので、非常に大きな仕事の波が来ています。
プログラマーへの転職を考えるなら今がまさにチャンスです。

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4、Webデザイナー

プログラマーと似ているのが、Webデザイナーです。
Webデザイナーというと、プログラマーの違いは、『創造的な仕事』か『定型的な仕事』かというだけです。

Webデザイナーは、お客さんごとにウェブサイトのデザインが変われば、行う仕事も変わってきます。
でもプログラマーは、お客さんが誰であれ、要求が同じなら書くコードは同じです。

ただ共通点は、どちらも一人で黙々と作業する時間が長いという点です。

ウェブサイト制作なら、ディレクターと言われるお客さんの間を取り持つ人と話すことがあるぐらいです。
お客さんからの要望はディレクターが聞いて、デザイナーに指示を出します。

デザイナーはそれに基づいてデザインを描くことが仕事です。
独立して一人で受注を行うようになれば、ディレクターのやっている仕事もこなさないといけませんが、会社に勤務している限り、そういったことはありません。

5、事務職(総務や人事など)

社員の勤怠管理、社員名簿のチェック、顧客名簿の集計やファイリング、その他の契約書の作成、管理などは派手さはないが、まさにコツコツと続ける仕事です。

こういった仕事は向き、不向きが大きく分かれますが、日本人の中にはこういった仕事が得意な人が多いですね。
この仕事の特徴は、仕事のパターンを覚えればあとはルーティンワークとなるので熟練するまで時間はかからないという点です。

ただし、正確性を求められる割に絶賛されることの少ない仕事なのでA型の人が多い傾向があります。
また、一人で黙々とこなす仕事になるので、人とコミュニケーションを取りながら仕事をしたい人にはあまり向いていません。

仕事はパソコンを使うことが必須になるので、必要なスキルとしては、特殊なパソコンソフトよりもWord(ワード)やExcel(エクセル)、PorwePoint(パワーポイント)など事務作業に必要なソフトになります。

6、経理

経理は事務職と似て非なる仕事です。
どちらかというと経理は専門職です。

ただし、深みはありますが、多様性はありません。
毎年、帳簿の付け方が変わるわけでもありませんので、決められた帳簿の付け方を繰り返すのみです。

でも、正確性はなによりも重要です。
経理で入力した内容は、その後に決算申告に使われます。

もし誤りがあれば、修正申告の手間がかかるばかりか、最悪の場合、脱税として罰せられる可能性があります。

かといって、誰かと相談しながら進めるものではなく、毎日同じ入力の繰り返しです。
だから、経理は日ごろのお金の動き、売上や費用の動きをミスせず入力するスキルが絶対に必要です。

経理の仕事に、凡ミスが多い人が就いてしまうと悲劇でしかありません。

7、タクシーの運転手

タクシーの運転手は、お客さんからどこへ向かうのかというコミュニケーションはあっても、1人で運転して目的地へ連れて行くだけですので、コツコツ行う仕事の典型です。

高速道路の道を覚えるだけでなく、抜け道、裏道など担当エリアをくまなく把握する必要はありますが、特にそれ以上、難しいことはありません。

ただし、他のコツコツ型の仕事と違って、お客さんを不快にさせない接客方法は必要なスキルです。

そのため、厳密にはサービス業とコツコツ型の仕事の中間ぐらいでしょうか。

以上

働き方は人それぞれですし、上でも書いた通り、人によって得意、不得意があります。

人によっては『目立つような仕事はしたくない』と考えている人もいますので、このようなコツコツ型の仕事はそういった人に向いているでしょう。

ただし、注意点があります。
特にあなたの希望の働き方を否定しませんが、こういったコツコツ型の仕事には致命的な勘違いがあります。

真面目にコツコツ働く仕事をやりたい人が勘違いしている致命的な3点

1、『言われたことを淡々とこなす=真面目にコツコツ働く』ではない

『今まで真面目にコツコツと働いてきたので、これからも同じ会社で働きたい』

という発言を聞くと、真面目なイメージを持つかもしれませんが、実際に人事にいたから分かりますが、こういった発言をする人は『言われたことを淡々とこなすだけの仕事』を『真面目にコツコツ働くこと』と勘違いしていることがよくあります。

言われたことを淡々とこなすだけなら、別に正社員でなくても構わないのです。
パートタイマーでもアルバイトでもOKなんです。

頭を使いたくない、悩みたくない、そんな考えで逃げているだけの人ほど、『真面目にコツコツ働いている』と思い込みがちです。

『そんなことない!』

自分の胸に手を当てて、堂々と否定できるなら謝ります。
すみません。

ただし、それがウソかどうかを判断するのは私ではありません。
あなたの今後のキャリアです。

本当に真面目にコツコツ働ける人は、1人で仕事をこなすという点だけは同じですが、お客さんのことを第一に考えて、どうすれば利便性が上がるのか、どうすればもっと早く作れるのか、もっと正確に仕事をこなすにはどうしたらよいのか、と常に自問自答し、頭を使っています。

言われたことをただ淡々とこなすだけの人は頭を使うことに慣れていないので、面接してもすぐにバレます。

『あ、この人は指示待ち人間だな』

と気づくんです。
そうなったら、絶対に雇われませんし、給料も上がりません。

その理由は次です。

2、代わりはいくらでもいるから競争率が高い

言われたことを淡々とこなすだけの人なんて、誰でもできるので代わりはいくらでもいます。

だから、事務職の募集を書ければ殺到するんです。

そのため、会社としては給料を高く上げて人材を募集する必要が無いんです。
向こうからやってきてくれるから。

もし、給料を上げてキャリアアップしたいなら、見えないお客さんのことを常に想像して頭をフル稼働させて考えながら仕事をする癖をつけてください。

さもないと、最悪の場合、次のようになります。

3、真面目にコツコツ働く仕事はそのうち消えてなくなる

頭を使わずに真面目にコツコツと働く仕事は、確実にAIに取って代わられます。

正確性なら人間よりもAIです。
スピードも人間よりもAIです。
より長くは働けるのも人間よりもAIです。

そうなると、人間は太刀打ちできません。

長く働きたいならAIにはできないことを行う必要があります。
単調作業はAIなどの機械が最も得意とするところです。

真面目にコツコツ働く仕事は確実に後20年で人間の手から離れるでしょう。

これから30年を生き残りたいなら自分で仕事を生み出せる人材になる

1、お客さんの悩みや希望に真摯に向き合う

お客さんの悩んでいること、望んでいることに真摯に向き合う姿勢を身に着けてください。

ハッキリ言って面倒くさいですよ。
お客さんの悩みなんか知るわけがないからお客さんに話を聞きに行ったり、お客さんの読みそうな雑誌を見たりして知識を増やしながら想像しないといけませんから、間違うことなんてしょっちゅうあります。

だから成功よりも間違うことが多くて、胃に穴が開きそうです。

でもね。

長くたくさんの社員を見て来たから分かるんですが、給料が上がっている人は間違いなくそうやって頭から血が出るぐらい考えて考えて仕事に取り組んでいます。

だから、他の人よりも圧倒的な成果につながっています。

2、競争がある現場で働く

競争のある現場で働く癖をつけてください。
競争のない現場だと人間の脳みそは惰性になって腐ります。

競争が無いということは何の努力をしなくともお客さんがやってきてくれることです

一見、それはありがたく、楽な仕事です。
だって、労働時間を無事に過ごせば確実にお金が入ってくるわけですから。

でも、ライバル店が近くに来たら終わりですよ。
お客さんはあなたのお店に満足して来てるわけじゃなくて、あなたのお店しかないから我慢して来てるだけなんです。

参考:人情味のある商店街という言葉の重大な勘違い!

3、平凡なことを非凡に実行する(凡事徹底)

凡事徹底という言葉を知ってますか?

『そんなのは大したことじゃない』

と思えることをひたすら繰り返すことです。

一発でパッと成功する方法や、一瞬で喜ばれる方法など人は派手さを求めます。

でも、本当にすごいのはお客さんが不快な思いをしないように日々気を付けられる行動です。

500円のコーヒーが300円になったらうれしいでしょう。
でもね、そんなことは誰でも気づくんんですよ。

大切なのは、お客さんが退席した後の汚れたテーブルをすぐにきれいに磨く
床に落ちている細かいパンくずを1粒残さす拭き取る
いつも真っ白なコーヒーカップを出す

こういった些細なことの積み重ねを続けられるかどうかが、コツコツ行う仕事を続けられるかどうかの秘訣です。

『俺ならできる!』

そう思う人は、コツコツ行う仕事が向いています。
ぜひ、そういった仕事のある会社に転職してください。

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