目次
仕事がうまくいかない落ちこぼれの30才OLの悩み
今年26才になる美香(仮名)さんは、悩んでいました。
お客様の旅行日程の調整という単調な仕事でケアレスミスが続き、
海外旅行の手配の際に気を付けないといけないビザや法律関係の単語がうまく理解できず、
女性の多い職場での足の引っ張り合いでクタクタです。
仕事に役立てようと旅行地理検定試験を受けても落ち続けてしまい、考えても仕方のない不合格のことで悩んでいつもクヨクヨしてしまいます。
仕事がうまくいっていない人は何とかしようと色々な方法を考えて実行しますが、一度つまづいていしまうと、連鎖的に次々と転んでしまう感じで、何をやってもうまくいかなくなることがよくあります。
同じような事例は私もありましたからよく分かります。
でも、そういう時ほど大切なことは自分を客観的に見つめなおすことです。
自分のことは自分が一番よく分かっているといいますが、実際のところ、多くの場合分かっていません。
だからあなたのことをよく分かってくれている人で、できれば会社の上司や仕事や就職のプロであるキャリアアドバイザーなどに相談するのが効果的です。
ことが深刻ならカウンセラーさんの力が必要になることもあります。
ただし、職場での人間関係や恋愛についてに悩みで仕事がうまくいかない場合は話が変わります。
1つの場所に集まって仕事を行う会社では人間関係のトラブルはつきものです。
また男女が集まれば自然と恋愛につながることもよくあります。
うまくいっているうちは良いのですが、浮き沈みのある人間関係や恋愛ごとでつまづくと、イライラして仕事に集中できません。
今回は、そういった様々な理由で仕事がうまくいかず、コロコロと転落していっているあなたが仕事がうまくいくための方法をお伝えします。
仕事がうまくいかない落ちこぼれの26才OLが取った究極の対策7選
1、視野を広げる
美香(仮名)さんと話すととにかく出てきた単語は、
あたしは運が悪い
どうしてこんなについてないんだろう
という不運を嘆く言葉ばかりでした。
仕事で失敗しているというだけの事実から何もかもがうまくいかないというように考えていました。
仕事がうまくいかなくなった時に多い考え方です。
特に真面目な人ほど仕事がうまくいっているとすべてが成功しているように感じ、
仕事がうまくいっていない時は、すべてがダメなように悩んでしまいがちです。
その原因は視野が狭くなっているためです。
だから仕事がうまくいかずに悩んでいる時に重要なことは仕事や職場以外のことに目を向けてみることです。
本当にすべてがうまくいっていないのでしょうか?
本当にあなたは運が悪いのでしょうか?
極論ですが、先進国である日本に生まれてきた時点でめちゃくちゃラッキーなんです。
さらに高校、大学を卒業し就職できたこともラッキーです。
休日に美味しいものを食べたり、彼氏や友達と遊んだり趣味に打ち込めているはずです。
時間で区切って考えてみましょう。
仕事がうまくいかないという悩みが大きすぎて心を支配しているだけなんです。
仕事以外の時間は不運ではないはずです。
まずは自分は付いていない、不幸だという発想から抜け出して冷静になることが第一歩です。
2、感情で考えずうまくいかない原因を調べる
次に勘定で考えず、仕事がうまくいかない原因を細分化して調べてみましょう。
彼女の場合、ケアレスミスが多かったのが仕事がうまくいかない原因でした。
仕事の90%が完成しても、残り10%の詰めが甘くミスをする。
上司からすると毎回、ミスをする彼女を見て、頼りない、仕事ができないと判断してしまいます。
彼女は上司からの言葉で自分は仕事ができない人間と思い込んでしまい、さらに自己否定してしまいます。
だいたい仕事ができない人はしごとができていないポイントは決まっています。
そのポイントをつぶしましょう。
彼女の場合は、最後のチェックでした。
だから、最後のチェックでミスを修正できれば上司からの評価は上がります。
彼女が賢かった点は、努力や根性で修正するのではなく、システムで解決しようとした点です。
エクセルの関数を覚えて誤植や表記ミスを見つけるようにしました。
それによって短時間でミスの発見をできるようにしました。
原因が分かれば後は対処するだけです。
美香さんの場合、それが『エクセルの関数』を覚えるということでした。
3、仕事がうまくいっている成功パターンを作る
ただそんな彼女でも仕事がうまくいっている日がありました。
テキパキと仕事をこなせている日とうまくいかない日を比べてみると、仕事がうまくいっている日は、ある成功パターンがあることに気づきました。
仕事がうまくいっている時のパターン
午前中に上司が出張や会議で居ない
前日に上司に飲みに誘われていない
なんとシンプルですが、上司が近くにいると怯えて仕事に集中できず、前日に上司に飲みに誘われるとお酒が苦手な彼女は集中力が落ちていたようです。
となると話は単純です。
彼女は席替えをしてもらい、上司と目を合わせなくてよい席に変わりました。
さらに上司との飲み会は週末など翌日に仕事が無い日だけにしました。
結果的にこれだけで仕事のミスがさらに激減しました。
4、睡眠時間が足りていない
ただ彼女にはもう1つ悪い癖もありました。
それは夜更かしです。
小説を読むのが好きでどうしても帰宅してから読んでしまう癖がありましたので、夜は11時までに寝て、小説は週末か朝の出勤前しか読まないと決めてもらいました。
たったそれだけのことで、睡眠時間を確保でき、さらに朝起きるのが楽しみになってくれました。
社会人は睡眠時間を軽視しがちです。
でも、社会人のストレスの大半は睡眠時間をちゃんと取れば解決します。
それぐらい睡眠時間は大切なんです。
だから、仕事がうまくいかない状態が続いている人は、まずは日常の行動を改めてみましょう。
しっかりと睡眠が取れれば気持ちがとっても前向きになれます。
落ち込みがちな気分も頭がすっきりすると明るくなれます。
シンプルですが1日7時間は寝るようにしてください。
5、仕事が遅い
仕事がうまくいかない、仕事が遅い人の特徴でよくあるのが、『仕事に着手するまでの考える時間が長い』という点です。
仕事が遅い人は考えすぎなんですね。
なんで考えすぎてしまうのか、その理由は『仕事の内容の真意』や『お客さんの気持ちに120%応えよう』とするからです。
仕事が遅い人は、実は無能なんじゃなくて、『相手の気持ちを120%くみ取って全身全霊をかけて仕事を完遂しよう』と考えているぐらいホスピタリティにあふれた人なんです。
でも、ビジネスマンとして大切なことは時間を守ることなんです。
納期を守った80%の出来の仕事と、納期に遅れた120%の仕事だと、80%の方が評価されます。
だから仕事が遅いと上司から言われる人は、『上司に言われた通り機械のように動く』ことを意識してみましょう。
言われた通り機械のように動けば、考えることはありませんから納期hは間に合います。
ただ、それが分かっても相手のために全力で頑張りたいと思う努力家の人は、中途半端だと我慢できないんです。
ウズウズすると言えばよいのでしょうか。
でも自分が納得する仕事でないと気が済まないという性格の人は、その性格を直そうとしなくて良いです。
むしろ、その性格を活かせる職場に移るべきです。
鷲や鷹のような猛禽類でも陸上を走ることはできます。
でも鷲や鷹は陸上を走るよりも飛ぶ方が圧倒的に優れています。
飛ぶ能力を捨ててまで走ることに意味はありません。
むしろ飛べる能力があるならその能力を使った狩りをすべきです。
だから上司から仕事が遅いと言われている人は、まずは適職診断を受けてみましょう。
6、仕事がつまらなくて集中できない
仕事がつまらなくて集中できないというのはよくあります。
例えば、世の中には単純作業が好きな人もいますが、単純作業ができる人はビジネスマンとしては評価されます。
今の時代は、という注釈付きですが。
これからの時代は違います。
そういった単純作業はAIに取って代わられます。
だからこれからは創意工夫が必要な仕事ができる人が生き残ります。
創意工夫したいなら、仕事にやりがいと楽しさのような好奇心が必要です。
他の人が考える以上に考え、自分の過去の経験を踏まえて物事を見て実行できる人が生き残れます。
だから仕事がつまらないというのは致命的なんです。
仕事がつまならいのは仕事で結果を出せていないからという人もいますが、それも一理あります。
でも、結果を出せてもつまらない仕事はつまらないです。
そういう時は自分が楽しみながら夢中になれる仕事を選ぶことです。
7、上司が思い込みと偏見で判断する
上司が思い込みと偏見で判断するという悩みを抱えている人はめちゃくちゃ多いです。
私もその一人でした。
なぜか上司はドヤ顔で部下を否定することでメンツを保とうとします。
なぜか上司は自分は何もかもよく分かっていると思い込んでいます。
最悪です。
そういう上司は自分の過ちに気づかないばかりか、社長や幹部にはあなたが『素直ではない』と報告します。
だから、上司が思い込みや偏見であなたのことを見てくる場合は、他の上司に相談しましょう。
他部署の上司に話すときは時系列で分かりやすく論理的に話すことです。
感情的に伝えてはいけません。
そして上司の行動の変化を待ちましょう。
もし上司の中にあなたを思う部分が心にあれば変わる可能性はあります。
それでも上司が変わらないなら、あなたが会社を辞めて他の会社を探しましょう。
仕事がうまくいかない原因が会社にある場合、会社に代わることを期待するよりもあなたが職場を変える方が解決する可能性はとても高いです。
でも、ちょっと仕事がうまくいかないからすぐ辞めるというのはお勧めしません。
8、3~6か月の期限を区切って頑張り、適職診断と性格診断を受ける
仕事ができるまでがんばろうとか、上司に認められるまで頑張ろうとか、期限を決めずに頑張ろうと悩んでしまうのは地獄でしかありません。
人は期限があるから全力で頑張れるんです。
だから期限を切りましょう。
短くて3か月、長くても6か月です。
特に20代の前半で1年以上勤めているなら3か月ぐらいが良いです。
若い方が圧倒的に転職しやすいからです。
そしてその間に、適職診断、性格診断を受けてみましょう。
3分間の適職診断
https://next.rikunabi.com/01/tenshokushindan/tenshokushindan_01.html
16パターンの性格診断
https://www.16personalities.com/ja/性格診断テスト
適職診断や性格診断は就活の時に行ったと思いますが、働く前と働き出した後では、働くという意味を本当に理解できたかどうかで大きく違いますのでまた違った結果が出ます。
もし適職でないなら転職を真剣に考えるべきです。
人生は想像以上に短いです。
今、20代の人は気づかないでしょうがアラフォーに近づいてくると、あと何年働けるかをよく計算してしまいます。
そんな時に、もっと早く今の仕事に出会っていればと思うことがよくあります。
人生を成功させる一番効率的な方法は、20代の若いうちに天職に出会うことなんです。
それに気づいた人が大出世できたり、大成できるんです。
でも、真面目な人ほど、都市伝説のような間違った考えに振り回されて人生を無駄に過ごしてしまいます。
そうならないようにするためのよくある勘違いを紹介します。
仕事がうまくいかない真面目な人が勘違いしがちな3つのこと
仕事に下積みはいらない
- 上司から頼まれてコピーを取る
- お茶出しをする
- 上司の運転手役をする
このような無駄な下積みなんていりません。
下積みが自分の職業能力の向上に役立つならいくらでもやればいいですよ。
でも、ほとんどの場合は、ただの時間の浪費です。
私がいた高校のバスケットボール部は何度も全国優勝をしています。
このバスケットボールは1年生から積極的に試合に出して練習にも参加させます。
ボール磨きや掃除だけみたいな無駄な下積みはさせません。
だから他の学校よりもしっかりと練習できるので強かったんですね。
無能なパワハラ上司からあごでこき使われる奴隷のような経験なんていらないんです。
若い時ほど学習能力は高いんですから、仕事に必要なスキルと経験が学べて第一線で活躍できる会社を選びましょう。
苦手を克服する必要なんてない
自分の得意なことだけ頑張っていいんです!
なんで苦手を克服しなきゃいけないんでしょう?
苦手なことを克服するのにかかる時間は膨大ですよ。
人生はそんなに長くはないんです。
むしろ本当に短いです
だったら、得意なことに、自分の適性に合った仕事に徹底集中した方が仕事が楽しくなって、結果にもつながります。
やりたい仕事をやって食っていけるほど世の中甘くはない、なんて嘘っぱち
大人のウソで一番多いのがこの言葉です。
知った風なことを言うな!
と言いたい。
こんな知った風なことを話す上司ほど、仕事で楽しめたことが無い凡庸なサラリーマンです。
プロとして活躍で来ている人の例外なく全員は楽しんで仕事に取り組んでいます。
楽しんで仕事に取り組むからこそ、時間を忘れて夢中になれます。
それだけ夢中になれるからこそ、他の人が到達できない高みに登れるんです。
だから、正しくは、
『やりたくないことを嫌々やってプロになれるほど甘くはない』
というのが真実です。
知った風なことを話す上司の口車に乗せられてはいけません。
仕事ができなくて悩んでいるなら、まずは最初に書いた対処を行ってください。
それでもなお仕事ができないなら、もう一度、適職診断と性格診断を行って天職を見つけましょう。
でも、今の仕事が自分に合っていないからと言って思い余ってすぐに退職して転職活動を始めるのはやめましょう。
絶対に失敗します。
今の仕事がうまくいかないなら今の仕事を続けながら他にどんな仕事があるのかを探すことがスタートです。
転職するにしてもしないにしても、できるだけ事前に他社情報や転職市場の情報を入手しておくことが大切です。
だから、私のおすすめは今すぐ転職する気がなくとも、退職してから転職活動を始めるのではなく、在職中に転職エージェントに登録しておくことです。
転職に成功した人の上手な転職の進め方
在職中に転職エージェントに登録すべき理由は、3つあります。
1つ目は、実際に転職を3回経験したので分かりますが、退職までに溜まったストレスや疲労は半端ないためです。
限界に達すると転職サイトに登録する気力すら無くなります。
2つ目の理由は、転職せず自宅でゆっくり過ごす生活に慣れると転職へのモチベーションを戻すのは想像以上に大変だからです。
3つ目の理由は、退職後に空白期間を作ってしまうためです。
空白期間が半年を過ぎると次の転職は致命的に難しくなります。
元人事部として本音で語りますが、転職に成功している人は例外なく転職サイトに登録して、気になる求人情報をストックしておくだけでも行ってます。
転職エージェントに登録すると『転職という選択肢』ができて心にゆとりが生まれ、『色々な会社情報』を知っておくことで心が折れて倒れる前に転職という手が打てるようになります。
転職サイトは登録無料です。
数分の登録作業だけ行っておけばあなたの条件にあった新規求人や転職可能なおすすめ求人がメールで届くから、今すぐに転職できなくても登録だけはしておくべきです。
おすすめの転職サイトはやっぱりリクルートエージェントです。
私も転職の際はたびたびお世話になりました。
リクルートエージェントに登録する5つのメリット
1、業界最大級の非公開求人数
転職活動を進めるにあたって重要な要素である「求人数」。
リクルートエージェントでは一般公開している求人の他、10万件以上の非公開求人を取り揃えています。
応募が殺到しすぎるから、企業戦略上一般公開できない重要求人だからなど、非公開にせざるを得ない魅力的な求人に出会うことができます
2、実績豊富なアドバイザー
転職の相談相手は、誰でも良いというわけではありません。
業界や業種によって、転職に必要な情報や知識は異なります。
リクルートエージェントは、各業界・各業種に精通したキャリアアドバイザーが、求職者の希望やスキルに沿った求人を、厳選して紹介してくれます。
3、充実した転職サポート
リクルートエージェントのアドバイザーは、求人紹介をするだけではありません。
提出していただく職務経歴書・履歴書などの書類の添削、独自に分析した業界・企業情報の提供、志望企業への推薦など様々な転職サポートしてくれます。
他にも参加者の80%以上に満足していただいている、リクルートエージェント主催の「面接力向上セミナー」にも無料で参加可能です。
4、内定辞退も受託お任せ
一度、転職した方ならわかりますが、内定を得る会社も『保険として受けた滑り止めの会社』から『第一志望の会社』までさまざまです。
第一志望の会社から内定を得たら滑り止めの会社は断るのですが、一人で転職活動を行うと自分で断りの連絡をいれないといけませんが、説得されたり何度も連絡が来ると結構ストレスです。
リクルートエージェントを活用すれば、そのような手間もすべてリクルートエージェントが代行してくれます。
5、年収交渉もお任せ
リクルートエージェントの担当者はとても熱心に転職者を売り込んでくれます。
そのため年収交渉も行ってくれるので希望の年収よりも上がることもよくあります。
元人事部での経験から言っても、書類や面接では伝わらない転職者の良さをしっかりと伝えてくれるので助かりました。
転職サイトは登録無料なうえに数分の登録作業だけ行っておけばあなたの条件にあった新規求人や転職可能なおすすめ求人がメールで届くから、今すぐに転職できなくても登録だけはしておくべきです。