勝間和代さんの『社会人にもなって、努力や成長なんて必要ない』はめっちゃ同意!仕事のミスが続くことで思い悩んで鬱になるなんてバカげてる

今回の記事は次のような人を対象としています。

  • がんばっても仕事のミスが減らず上司や同僚からバカにされている人
  • ルーティンワークが苦手ですぐに集中力が途切れる人
  • 石の上にも3年を信じて思考をストップさせて働いている人

まぁずばり言えば、過去の私のことなんですけどね(笑)
実際にこれらが原因でクビになりましたから。

気になる方はこちらをどうぞ。

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その後の経緯は、このブログの中で紹介していますが、私はいわゆる発達障害の一種であるADD(ADHDの多動がなく注意欠陥の方)だと思われます。

発達障害で悩んでいる人はこちらをぜひ目を通してみてください。

https://syokutaku.club/developmental-disorders-work/

当時はまだまだ発達障害という単語は一般に知られていませんでした。
だから、私は必死で仕事のミスをしないように、ガチガチのマニュアルを救って、もう何度も何度も何度も何度も何度も見直しました。。。

でも、ミスは無くなりませんでした。
だから、もう自分の脳を信じるのを止めました。

徹底的にエクセルの関数を学んで、仕事をシステム化することにしました。
でも、入力作業やレポートの作成はどうしても私がやらざるを得ず、ミスは続きます。

日本企業だけの独特の考えが私をさらに苦しめました。

『ルーティンワークをちゃんとできないと、より上位の想像的でクリエイティブな仕事には取り組めない』

今もそうですが、10年以上前はさらに顕著でした。

ルーティンワークができなければ、自分のやりたい仕事ができないので、
やりたい仕事に携わる機会が永遠にこないんです。

自分の弱みである『ルーティンワーク』をどうにか人並み以上にできることが最低条件でした。

でも、人並みにできるようになってようやくゼロなんですが、本当にどんなにがんばってもほとんど改善されず、苦痛で苦痛でしかたがありませんでした。

「弱みにフォーカスすると、人生の時間がムダになる」ということ。そうではなく、自分の強みにフォーカスする働き方をすべきなんです。
新R25:優秀な人は努力なんてしない

勝間和代さんのこの意見はめちゃくちゃ言いえて妙です。

できれば10年前の私に言ってほしかった(笑)

私が特に目を引いたのが、勝間さんの次の意見でした。

最初は会計事務所に勤めたんですけど、会議中とかしょっちゅう寝てました。
でも大事な書類を何度もなくすとかミスが多すぎて、結局コンサルの部署に異動したんです。
そこで、自分はコンサルみたいにアイデアを出す“発散系”の仕事ならできるってわかったんですよ。
新R25:優秀な人は努力なんてしない

実は私は会計事務所に勤務している時にも同じような経験があります。
決算書の作成や記帳代行のような定型的なルーティンワークはミスが多すぎていつも上司から罵声を受けていました。

そこで、新規法人を立ち上げる『ベンチャー支援部門』に配置転換になりました。
ベンチャー支援部門は、個人事業主が会社を立ち上げる際にお手伝いする部門です。

収益構造から法人になるべきかどうか、
法人になったら継続するために利益をどのぐらい上げないといけないか、
ビジネスモデルの転換、追加をどう行うか、
このようなクリエイティブな仕事に携わった途端に私の才能が開花し始め、楽しく仕事をこなし、お客さんからも感謝されるようになりました。

その時に気づきました。

『私は脳に障害があるわけじゃないんだ。
ただ、適材適所が必要なだけなんだ。』

勝間和代さんも、同じようなことを言っています。

思索にふけることを専門用語で「マインドワンダリング」というんですけど、私のように注意力がない人は、思考力が強い場合が多いんですね。
新R25:優秀な人は努力なんてしない

そうなんです。
私は、ルーティンワークを行う時に、いつも頭の中は、いろんなことを考えていました。

この仕事はこの後、何のビジネスにつながるんだろう?
この仕事を行う意味って何なのだろう?

上司はそういったことは全然話してくれないので、結果的に私は、注意力が散漫になっていました。

逆に考えれば『思考力が強い=物事を深く考えることができる』という強みがあることに気づきました。

「今の仕事向いてない」なんて悩む人も多いと思うんですけど、自分が仕事に合わせるんじゃなくて、自分に合った仕事を探しにいく動きをしたほうがいいんです。
“弱み”って反対側に必ず“強み”があるから、そこに目を向けたほうがいい。
新R25:優秀な人は努力なんてしない

ここ、本当によく読んでください。
勝間さんはシレッと大切なことを言ってますよ。

『自分が仕事に合わせるんじゃなくて、自分に合った仕事を探しにいく動きをしたほうがいい』

日本人は、『入社したところで認められないといけない』という1箇所に執着する発想が抜けていません。
日本全国に会社なんて213万社以上あるんです。
引用:日本の各都道府県の株式会社数と上場会社数

今の会社でやりたい仕事ができない。
自分の弱みばかり目に付く。

そう思うなら、さっさと転職すべきなんです。

そして、もう1つ大切なのが、次です。

『“弱み”って反対側に必ず“強み”があるから、そこに目を向けたほうがいい』

弱みというのは、逆の意味で目立っているあなたの特徴です。
とすれば、そこが強みになることなどザラにあります。

例えば、私は理解力の悪い人間です。
だから、上司の発言やお客さんの言っていることも一度では理解できないことがたくさんあります。
でも、理解力が悪いからこそ、相手の気持ちがよく分かり、説明する時には誰よりも分かりやすく説明できます。

強みと弱みは紙一重なんです。
そのことに気づきましょう。

でもサラリーマンは、会社で自分の苦手なことを克服して成長しろとよく言われますよね。
もちろん苦手なことができるようになるのがベストですよ。

でも、その点はコスパにあうかどうかなんです。

“成長の概念”の違いですよ。
すごく時間や労力を費やして、不得意なことが人並レベルになったからって、果たしてそれが「成長」なんでしょうか?
自分のなかでは成長だと思ってても、所属してる会社の人や、社会全体から見たら意味ある「成長」とは言えないんじゃないですかね。
新R25:優秀な人は努力なんてしない

苦手なことを10年かけて克服できてやっと人並みになったとしても、コスパが悪いことだと言うことに気づきますか?

自分の得意なこと、好きなことであれば10年もあれば、プロ並みになっています。
だから、苦手なことを克服するのに集中するほど、人生は短くないんです。

優秀な営業マンの共通点を例にして、勝間和代さんは言われています。

「デキる営業マンは、必ずキャリアのはじめから“売れてる”」ってこと
みんな「初年度からトップだった」って言いますよね?

下積みを耐えて、4年目5年目になってようやく売れるようになりました!って人、あんまりいないんですよ。

営業という仕事では特に顕著ですが、結局、うまくいくことって努力しなくてもできるんですよ。
新R25:優秀な人は努力なんてしない

ここも大切です。
できる営業マンは、結局、それが得意な人なんです。
教育してマイナスな状態を最高のレベルまで持っていくなんてほとんど無理なんです。

でも、なんで日本の会社と言う組織は『苦手なことを克服すること』に固執するのか、勝間さんは面白い意見を2つ言われています。

自分の得意なことが不得意な人を見ると、優越感を感じて、「教えてあげる」とか言いたくなるんです。
余計なお世話なんですよ。
新R25:優秀な人は努力なんてしない

得意な人、できる人からすると、苦手な人、できない人に指導するのは優越感がありますよね。
さらに、『できるようになって一人前だ!』なんて上から目線で語れますよね。

そこで自己顕示欲が満たされるやすいんですよ。

もう1つは、勝間和代さん言わく、学校教育の影響です。

学校では、小さいころから「弱みにフォーカス」するような教育をされるじゃないですか。通信簿に「あなたの欠点はここです」と書かれたり。
でも、どんな人でもデコボコがあって当たり前。
“デコボコを好む会社”も世の中にはたくさんありますから、今の職場で「合ってない」と感じることがあったら、外に目を向けてもいいかもしれませんよ。
新R25:優秀な人は努力なんてしない

日本の学校教育は、『得意なことを伸ばすよりも、苦手なことを克服する』ことに注力しています。

つまり、『尖った人材よりも、偏りの無い平坦な人材』を作り出しているのが日本です。
高度経済成長期のように、会社の命令に黙々と従って決まった仕事に取り組む時代にあった人材を育てる教育が今もずっと続いているんです。

ハッキリ言って馬鹿げています。

苦手なことがあるなら無理に克服する必要なんてありません。
自分の特技、強みを活かせる会社を探して、さっさと転職することです。

人生は短くありませんから。

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