2018年は製薬会社にとって厄年です。
日本の名だたる製薬会社だけでなく、外資系の製薬会社までが軒並み早期退職を募集する異常事態でした。
製薬中堅の大正製薬ホールディングス(HD)が今月発表した1912年の創業以来初の早期退職募集結果は、全従業員約6300人の約15%にも当たる948人だった。かつてなく各社がリストラを断行する今年の製薬業界の中で、最多となった。
上原明社長が、「急速な環境変化に対応する」として、募集を公表したのが今年5月。勤続10年以上かつ40歳以上が対象で、その数は全従業員のおよそ半分に当たる約3000人。
武田薬品工業は8日、シャイアー買収後にグループ全体で6~7%の人員削減を実施する可能性があると発表した。3千人規模とみられる。
引用:武田薬品工業、買収後の人員削減検討
名だたる製薬会社がこぞってリストラを断行しているのだ。2017年末~18年は、これまで判明した内資系製薬会社(アステラス製薬)と外資系製薬会社(仏サノフィ、独ベーリンガー・インゲルハイム、米MSD)の早期退職者数の見通しの合計が約1500人に上る。
引用:高給の製薬大手にリストラの嵐、医療産業のエリートが選手交代
ただ、製薬会社はすべての会社でリストラが行われたわけではありません。
製薬会社は明確に勝ち組と負け組に分かれています。
転職で成功したいなら負け組の製薬会社から勝ち組の製薬会社に移ることです。
今回の記事では、会社から早期退職勧奨を受けた人、先輩のリストラを見て、自分の身の振り方を考えている人に、どうすれば勝ち組の製薬会社に転職できるのか、その秘訣をご紹介します。
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2018年の製薬会社のリストラ状況
2018年に絞って、調べた範囲でも以下のような早期退職、リストラが行われていました。
社名 | 退職募集人数 | 対象 |
---|---|---|
武田薬品 | 3000人 | 武田薬品の社員全員 |
大正製薬 | 3000人 | 勤続10年以上かつ40歳以上 |
アステラス | 600人 | 45歳以上でかつ勤続5年以上 |
サノフィ | 250人 | 勤続3年以上の一般職および満40歳以上の管理職 |
ベーリンガー | 330人 | 全社員 |
私にとって一番ショックだったのは、10年以上前から、日本ベーリンガーインゲルハイム(以下、ベーリンガー)のリストラです。
ベーリンガーはドイツの製薬会社で、製薬業界では「最後の楽園」って言われるほど福利厚生の充実した働きやすい会社でした。
その最後の楽園がいよいよ崩壊しました。
MR1100人中の330人、約3割をカットするかなり積極的な早期退職という名のリストラの開始です。
ベーリンガーがここまで大規模なリストラを行った原因は、特許切れです。
日本国内での売り上げ2500億円のうち、1000億円を誇っていた降圧剤「ミカルディス(合剤含)」の特許が切れてしまいました。
製薬会社の利益構造は、シンプルです。
薬の開発に数百億円から数千億円という膨大な研究費を投資し、開発した薬の特許権でロイヤリティを得るというのが製薬会社です。
そのため、特許が切れると利益が一気に急落します。
今、ちょうどそのタイミングが重なってしまった時期が2018年です。
製薬会社はかつて時給が高いランキングで常に上位だった
そんな製薬会社が利益を上げている時は、時給の高い企業ランキングのベスト30には常に上位に入っていました。
13位 第一三共
16位 アステラス製薬
22位 竹田薬品
28位 塩野義製薬
30位 中外製薬
引用:https://www.vorkers.com/hatarakigai/vol_49
製薬会社は、売上を上げている時に、内部留保という会社にキャッシュを残す工夫を行っているので、特許が切れる=倒産とはなりません。
ただ、MRなどの営業は、売上が下がると販売する製品が無くなるので、一気にリストラの対象になります。
でも安心してください。
MRの仕事内容は、どこの製薬会社でもほぼ同じです。
だから、今の製薬会社でリストラされたとしても、勝ち組の製薬会社に転職すれば年収は下がるどころか、上がる可能性は大いにあります。
また、早期退職制度を受けて退職すると、退職金なども上乗せされて、転職の時間ももらえることもあります。
より良い条件、待遇の会社に転職するのは難しいことではありません。
でも、勝ち組の製薬会社に転職するには、まず凋落した負け組の製薬会社の特徴をしっかりと知ることが先決です。
リストラした製薬会社の4つの特徴
1、主力製品の特許切れ
武田薬品の場合、抗潰瘍(かいよう)薬「タケプロン」や、糖尿病治療薬「アクトス」など収益の柱となる商品を世界に先駆けて開発し、世界で販売することで売上を上げてきました。
しかし、こうした主力薬の特許が相次いで切れたため、各社が同特許製品を製造販売できるようになることで販売価格が下がり収益が減少、結果的に利益を圧迫しました。
その間に新たな主力薬を開発できればよかったのですが、それも間に合わず、新たな製品の開発が大きな経営課題となっています。
すでに説明した通り、製薬会社は他社に先駆けて薬を開発し、特許を取得することで、ロイヤリティを得る方法が利益を稼ぐ王道です。
ただ、特許の期限が過ぎると、他社がその薬を作る権利を得て、同成分、同効果の後発薬を作ることが許されています。
それがジェネリックです。
ジェネリックは最新の製品に比べて安い価格なので、患者さんからすると利用しやすいのですが、製薬会社からすると利益の薄い薄利多売品になるため、あまりうまみのない製品になってしまいます。
2、政府によるジェネリックの推奨
さらに、政府は2018年~2020年度までにジェネリック(後発薬品)のシェアを80%まで高める方針を打ち出しています。
最新の薬ではなく、ジェネリックを使いましょう!と明言しているわけです。
その理由は、『国の歳出を圧迫している医療費の削減』が目的です。
日本は皆保険制度のある国なので、患者さんが病院で支払う料金は、本来支払うべきお金の3割で済みます。
残りの7割は国が支払っています。
そのため、最新の薬を使うと、それだけ価格が高いので、国が支払うお金も患者さんが支払うお金も高くなります。
そこで、同じ効果ならジェネリックを使った方が、医療費を抑えられるし患者さんが支払うお金も下がるのでWin-Winというわけなんですね。
3、医療用医薬品の公定価格が7.48%と大幅な引き下げ
そこに輪をかけて、もう1つ2018年に起きたことが、薬価改定です。
正確には『医療用医薬品の公定価格』が7.48%引き下げられました。
医療用医薬品の公定価格について、説明します。
医療用医薬品の公定価格とは、国が定めた患者さんが支払うべき薬代の金額のことです。
病院や薬局が一方的に価格を決めることは許されていません。
国が定めた金額で患者さんに販売しないといけないという決まりになっています。
それが下がるとどうして製薬会社の利益を圧迫するのか、日本の薬の流通から考えてみましょう。
製薬会社が薬を製造(自由に決めてOK)
↓
薬の卸会社が病院や薬局に販売(自由に決めてOK)
↓
病院や薬局が患者さんに販売(この部分の価格が7.48%引き下げられた)
つまり、市場に流通する薬の価格が下げられると、必然的に、薬の卸会社が病院に販売する価格が下がり、製薬会社が薬の卸会社に販売する価格も引き下げられます。
その結果、製薬会社の利益を圧迫することにつながります。
4、新規薬品開発にかかる膨大なコスト
後は、製薬会社では、新規薬品開発に価格コストが膨大であるという根本的な問題があります。
一般的に、新薬の開発には安くて数百億円、高い時には数千億円もかかります。
それだけの膨大なお金を10年、20年かけて投資して、新薬の研究を行います。
開発して販売されて利益が戻ってくるまでは1円にもなりません。
つまり、製薬会社は先に膨大な費用が発生し、その後に取り戻すビジネスモデルなんです。
そのため、新薬が開発されないと膨大なコストだけが残り、経営を大きく傾かせます。
製薬会社は、どこもこの条件で戦っています。
そんな中でも利益を上げている企業は知恵を絞っています。
そんなこれからも生き残り続ける企業ランキングとその特徴を紹介します。
これから生き残る勝ち組の製薬会社ランキング
1、龍角散
龍角散はノドのケアに絞った製品に特化した会社です。
香川照之さんが主演、佐竹敬久知事が出演したCMで一躍有名になりました。
龍角散は売上規模は200億円以下の製薬会社の中では中堅に位置付けられており、派手さは有りません。
現社長である藤井隆太氏が就任する前は倒産寸前だったところを売上40億から150億へ引き上げ、龍角散を立て直すことに成功しました。
そのきっかけは、『のどのケアに特化したこと』でした。
のどのことなら龍角散、そういわれるようにマーケティングを集中し、製品開発を行いました。
作ることができないと言われたのど飴に薬効を入れた『龍角散のど飴』や錠剤や粉薬を飲み込めるように作った『龍角散らくらく服薬ゼリー』などです。
新薬の開発に集中しがちな製薬会社の中で、龍角散はノドの快適性を上げる』ことに特化した製品を開発し、市場で受け入れられて業績を立て直すことに成功しました。
余談ですが、龍角散の藤井隆太社長の家系は元々、秋田藩の藩医でした。
しかも、秋田県の佐竹敬久知事は秋田藩の藩主である佐竹家の家計です。
この縁で、佐竹敬久知事がCMに出演するきっかけになったそうです。
2、塩野義製薬
塩野義製薬は、エイズウイルスの治療薬とインフルエンザ治療薬の2本柱の開発に成功し、向こう20年は安泰と言われています。
塩野義製薬が30日発表した2017年9月中間決算の純利益は、前年比61・3%増の503億円と3年続けて過去最高となりました。
この利益を支えているのが、エイズウイルス(HIV)治療薬の売上の増加と新しいインフルエンザ治療薬の開発が進んだことで将来販売を担う提携先からの成功報酬が加わったことです。
エイズとインフルエンザのどちらも日本だけでなく、世界中で需要のある薬です。
そのため、一度特許をとると今後の収益をがっつり支える基盤となり、塩野義製薬を支えています。
さらに、塩野義製薬は売上と利益が上がっている現状に、研究職の早期退職募集と新規キャリア採用を断行しています。
それは、次の製品を見据えての行動と考えられています。
このように利益が上がっているうちに次の製品を考えることはマーケティング上でも非常に重要な成功の要素です。
3、参天製薬
参天製薬は、『目』に特化した薬の販売で有名な製薬会社です。
新薬の開発だけでなく、2016年には緑内障用インプラント「InnFocus MicroShunt(R)」を開発する米国の医療機器ベンチャー企業であるInnFocus(インフォーカス)社(本社︰フロリダ州)の企業を買収することで、緑内障の治療に力を入れ始めました。
緑内障は、日本での失明原因の1位を占めています。
その市場で勝ち残るために自社で薬の開発を行うだけでなく、すでに効果のある薬を開発している企業を買収することで利益の安定を図ることに成功しました。
4、小野薬品
小野薬品の好調の要因はオプジーボが昨年から一部の肺がんなどの治療にも使えるようになったことにあります。
治療に使う患者の数が急増したことで、オプジーボの売上高は18倍に膨らんだことで利益を大きく好転させました。
さらに、オプジーボの登場で、製薬業界で小野薬品の立ち位置は大きく変わりました。
2016年9月には国立がん研究センターと包括提携し、新しいがんの治療法の共同研究を始め、より一層、ガン治療に力を入れていく見通しです。
成長し続ける製薬会社の特徴
1、市場のニーズ重視型
本来、薬の開発は、市場のニーズを見て開発するというよりも、薬を研究して新しい薬効を発見することに注力されています。
そのため、ゴールのない研究をひたすら続けることになるので、膨大な投資が必要です。
しかし、市場のニーズをくみ取って、患者の不便を解消することに特化すれば、ゴールが明確なうえに、膨大な投資が不要になります。
どちらかというと、研究重視というよりも、市場のニーズを読み取るマーケティングが重視されているのが市場のニーズ重視型の製薬会社の特徴です。
2、特許の期限が長期間残っている
塩野義製薬や小野薬品のように新しい薬を開発したばかりの製薬会社は今後20年は安泰です。
しかも、その間に次の製品開発に余念がない会社であればなおさらです。
逆に主力製品の特許の期限が10年を切っているのに、新製品の開発のめどが立っていない製薬会社は要注意です。
MRの製薬会社への転職ランキング
今、MRなら次の製薬会社がおすすめです。
1、塩野義製薬
塩野義製薬の復活劇は、手代木功社長の手腕にあると言われています。
少し前まで「鳴かず飛ばず」とされた名門を復活させたことで有名です。
世界大手の製薬会社との巧みな提携などで自社開発の大型新薬を連発することに成功し、連結売上高が3000億円規模の塩野義製薬はゆるぎない基盤を築いています。
しかも、新しく競争力のあるガン治療薬やインフルエンザ薬など病院への販売が主力となっているので、医者に横柄な態度を取られることが比較的少なく、MRとしてはストレスが溜まりにくく、営業成績を上げやすいのが特徴です。
2、小野薬品
オプジーボが肺がんへの効果が認められたことで、新たな販路を伸ばしていく過程にある小野薬品も薬の営業であるMRの存在感が高まっています。
今後数年はより一層、病院への販売を伸ばしていく必要があります。
製品も『ガン』に特化しつつあるので、ガンの治療薬を販売してきた経験のあるMRにとっては将来性のある会社です。
研究職の製薬会社への転職ランキング
1、龍角散
テレビにもよく出るようになったので知られてきましたが社長の藤井隆太氏は、薬学部の出身ではありません。
音大出身です。
そのため、薬学についての知識は少ないことが、致命的な欠点であり、逆に藤井隆太氏の強みにもなっています。
その理由は、音大出身なので既成の固定観念にとらわれることがなく、市場のニーズだけを見たアイデアを出せます。
そのため、龍角散は社長のアイデアを実現できる研究の人材が求められています。
2、参天製薬
参天製薬は目に特化した製薬会社ですが、企業買収で特許を得ることに成功しています。
言い方を変えると、自社での独自開発に注力するよりも、買収した特許をうまく活用していこうという思惑も見て取れます。
そのため、取得した特許を製品化できる研究が求められていると推測できます。
新薬の開発と一口で言っても、『新しい成分の開発』と『できた特許技術から新薬を開発すること』の2つあります。
参天製薬に求められているのはできた特許技術から新薬を開発する』人材と思われます。
こういった製薬会社だけでなく、勝ち組の製薬会社への転職を成功させるには、自分1人で転職活動をすることはおすすめできません。
おすすめは、転職エージェントを活用することです。
その理由を説明します。
製薬会社への転職を成功したいならは転職エージェントを活用するべき4つの理由
製薬会社の正社員の求人には競争が極めて激しい
製薬会社はリストラされたとは言え、給料や待遇が良い業種であることは誰もが知っています。
そのため、正社員の求人いは、同業種で実績を出したMRや人材からの応募だけでなく、他業種で結果をだした優秀な人材の応募まで非常に数多くきます。
そん中で1人で履歴書と職務経歴書を郵送しても、埋没してしまいます。
製薬会社の事務に転職したい人は特に厳しい
特に製薬会社の事務職への転職は非常に厳しいことを知っておきましょう。
事務職は悪い言い方をすれば誰でもできる仕事です。
にもかかわらず、製薬会社の事務職の給料と待遇は非常に良いので応募が殺到します。
そんな中で個人として履歴書と職務経歴書を郵送してもよっぽど際立ったスキルや実績が無いと、足切りにあって面接に進めません。
紙面に乗せられない本当に欲しい人材の情報を握っている
製薬会社の求人は本社が集中している東京や大阪が圧倒的に多いのが特徴です。
そのため、内定を取れる確率が高くないのに気軽に応募すると面接の往復で交通費がかかってしまいます。
転職エージェントは、企業ごとに『紙面に乗せられない本当に欲しい人材の情報』を握っています。
そのため、公には募集をかけているのに、実際は特定の年齢の特定のスキルを持った人を望んでいるという情報も持っています。
転職エージェントに登録するとそういった、内部事情も教えてもらえるので面接の移動で交通費や時間を無駄にすることがありません。
製薬会社はリストラしつつ、キャリア採用では即戦力を求めている
製薬会社は、これから必要な人材と不要になった人材を明確に分けています。
そのため、新聞の紙面を大々的ににぎわせるリストラを行っている製薬会社でも実は転職エージェントを通じて人材を募集していることは非常によくあることです。
でも、そういった求人情報は転職エージェントに登録していないと出会えません。
転職エージェントを利用するべき8つのメリット
転職エージェントを勧める理由1:会社とパイプがありどんな人材を欲しがっているか本音の情報を持っている
転職エージェントは、会社の人事部から本音ベースで必要なスキルや経験のある人材を探して紹介します。
そこには転職エージェントの会社だけでなく、エージェントの担当コンサルタントと人事部との人間的な信頼関係の上に成り立っています。
そのため転職エージェントは、熱意があっても応募先の会社の求めるスキルに到達していなければハッキリと『受かりませんよ』と伝えるため、互いに時間の無駄がありません。
転職エージェントを勧める理由2:年収の3分の1が報酬として支払われる成果報酬型だから本気
転職エージェントのサービスを有料だと勘違いしている人がいます。
転職エージェントのサービスは無料です。
転職エージェントのサービスが無料である理由は、転職エージェントの報酬は、転職先の会社が支払うからです。
ざっくり言えば、採用時の年収の3分の1が報酬として支払われます。
例えば、年収500万で転職が決定した場合、150万円が転職エージェントに支払われます。
だから転職エージェントのコンサルタントは本気になって転職者を支援します。
転職エージェントを勧める理由3:もし1年以内に退職すると一部返金されるから本当に会社に合った人を紹介
なんと1年以内に紹介した人材が退職すると、一部のお金を転職した会社に返金しないといけません。
だから、ミスマッチにならないよう転職エージェントは慎重に紹介します。
転職エージェントは、常に生きるか死ぬか、自分の信頼とスキルをかけて人材を紹介している会社なんです。
転職エージェントを勧める理由4:辛口でしっかりと転職者に向き合う
転職エージェントで応募したい会社を見つけて、担当コンサルタントに相談してみてください。
可能性があれば応募をすすめますが、明らかに経験もスキルも足りなければ、止めた方が良いとハッキリ言ってくれます。
それは、求職者と応募先の会社の両方にとってメリットが無いからです。
転職エージェントはハッキリと企業が欲しがっている人材を把握しています。
だから、応募しても無駄な場合はハッキリと求職者に言うことがやさしさだと分かっています。
転職エージェントを勧める理由5:転職で成功している人を数多く見てきている
転職エージェントほど、たくさんの転職に成功した者、転職に失敗した者を見てきた人はいません。
だから、アドバイスが本当に的確です。
中身が大事だ!
と世間では言われますが、転職市場では見かけが7割です
だから、スーツの選び方、ネクタイの色、髪型、話し方まですべてを的確にアドバイスできます。
こんな優れたサービスを無料で使えるのに使わないのはもったいないぐらいです。
転職エージェントを勧める理由6:ブラック企業に当たる心配がほとんどない
ハローワークは求人している会社の調査がほとんどないので、ブラック企業に応募してしまうこともよくあります。
でも転職エージェントは会社を訪問し、人事担当と話をしたうえで、どういう会社かを調べてうえで不適格なら登録できません。
だから間違ってもブラック企業に応募したくないという転職希望者は転職エージェントを使った方が良いでしょう。
転職エージェントを勧める理由7:お金と時間をかけず簡単に仕事を探せる
転職エージェントを1回使うと、その便利さに感動します。
本当に何もしなくても面接日の調整、待遇や給料の交渉、内定の承諾や辞退のすべてを代行してくれます。
だから転職活動に時間をかけられない人ほど活用するメリットは非常に大きくあります。
しかも無料ですから使わない手はないですね。
たまに転職エージェントのコンサルタントがしつこいという口コミもありますが、強引に採用させてミスマッチだった場合、転職エージェント側が会社からの信用を失うことは分かっているはずですからほぼありえません。
転職エージェントを勧める理由8:非公開求人がたくさんある
非公開求人にする理由は、雑多な応募が来て選考に時間をかけたくないというのが大きな理由です。
スキルや経験のない人からの応募が人事部としては本当に困るんです。
やる気は買うけど、やる気と熱意だけではどうにもならないことってあるんですよ。
コツを1つあげると、退職してから転職活動を始めるのではなく、在職中に転職活動を始める方が成功する確率は格段に上がります。
在職中に転職サイトに登録すべき3つの理由
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限界に達すると転職サイトに登録する気力すら無くなります。
2つ目の理由は、転職せず自宅でゆっくり過ごす生活に慣れると転職へのモチベーションを戻すのは想像以上に大変だからです。
3つ目の理由は、退職後に空白期間を作ってしまうためです。
空白期間が半年を過ぎると次の転職は致命的に難しくなります。
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