転職エージェントは掛け持ちするから転職がうまくいく理由11選

こんにちは!
元人事部で採用を担当していた宮田です。

人事部にいるといろいろなエージェントさんが頼みもしないのにたくさんの人材を紹介してくれて、大手の転職エージェントしか知らなかった私は、転職エージェントの数に驚きました。

さて、転職市場では転職エージェントを活用することが一般的になってきましたが、転職エージェントはそれぞれ業界や職種によって得意不得意があり、求職者へのサポート体制も様々です。

今回の記事では、転職活動を行っている求職者の方によく相談される内容で
『転職エージェントは何社登録したほうが良いの?』
『転職エージェントの掛け持ちのメリットや注意点はなにかある?』
この2点について実体験も踏まえながらしっかりと疑問にお答えいたします。

転職エージェントを掛け持ちする6つのメリット

特定のエージェントしか持っていない独占求人がある

複数の転職エージェントに登録する1番の理由は、エージェントごとで持っている独占の求人があるためです。

独占案件とは、いわゆる『非公開求人』の中でも、特定の転職エージェントとだけ求人を募集している案件です。
その理由は、人事にいた方なら分かりますが、人事部は常に同業他社の求人情報をチェックしています。
それは、どんな人材を必要としているのかで企業の戦略や採用計画が分かるためです。

だから、大手の企業になると求人していることを隠し、しかも特定のエージェントでしか応募できないようにして優秀な人材を一本釣りしようとしています。
業界最大手のリクルートメントエージェントは間違いなく求人数はNo.1ですが、そのリクルートでも持っていない案件をDODAやパソナキャリアが持っていることがあります。

そういった求人情報に出会うためには、複数の転職エージェントに登録していないと出会えません。

ただ、企業側としては少しでも登録者数が多い転職エージェントを活用しないと人材が獲得できないこともしっていますので、この大手3社のいずれかに集中しています。

リクルートエージェント
DODA
パソナキャリア

ただ、年収が1000万円以上のハイクラス案件(投資銀行や外資系コンサルタント、大手マスコミ)についてはJACが独占していることがよくあります。
だから、1社に絞らず複数のエージェントを掛け持ちすべきなんです。

エージェントによって得意な業界・職種、サポート体制が異なる

複数のエージェントを掛け持ちする2番目の理由は、エージェントによって得意な業界、職種があり、サポート体制も異なるためです。

リクルートエージェント、DODA、パソナキャリアと言えば求職者なら誰もがしる大手の転職エージェントです。
ところがこの3つですら得意な業界や職種、サポート体制は異なっています。

リクルートエージェントは、第二新卒と20代から30代のミドル層の転職に精通しています。
DODAは、第二新卒に精通して、求人数を増やす努力を続けてリクルートエージェントを猛追しています。
パソナキャリアは、企業にアピールできる面接と職務経歴書の書き方をきっちりと教えてくれます。
外資系やハイクラスの求人に強いJACリクルートメントは、この大手三社にはないしっかりとした面接対策を行っています。

このように転職エージェントはそれぞれに特徴がありますので、複数を掛け持ちすることでそれぞれの良い点を活用できます。

優秀なキャリアコンサルタントを選べる

あなたに寄り添って転職活動をサポートしてくれる転職エージェントはとても頼りになる強い味方です。
でも、同じ転職エージェントのキャリアアドバイザーでも、経験の浅い新人がいたり、自分の業界に知識が薄い人がいたり、そもそも仕事ができない人もいます。

転職は人生を左右する一大イベントです。
その転職を頼りにならないアドバイザーに当たるとうまくいくものもうまくいきませんし、満足のいく転職ができるわけがありません。

やはり優秀なアドバイザーに当たることが一番の転職成功の鍵です。
それを運任せにしてはいけません。

だからこそそのリスクを避けるために複数のエージェントを掛け持ちして活用すべきなんです。

複数の転職エージェントを利用すれば優秀な人や信頼できるアドバイザーを選ぶことができます。

あなたと相性の合うアドバイザーを選べる

さらに付け加えると、転職エージェントのアドバイザーが優秀であったとしてもあなたと相性が合うかどうかは別問題です。

優秀な人ほど自分の考えを押し付けたり、あなたを説得しようとして論破しにかかる傾向があります。
自分で決められない求職者ならそれで面接に進み、内定承諾まで進めるでしょうが、頭ごなしに言われてはイラっとします。

アドバイザーも人ですからあなたと相性の合う人でないと優秀であっても意味がありません。
複数の転職エージェントに登録しているなら自分と合わないアドバイザーなら他の転職エージェントのアドバイザーに相談することができます。

担当者のやる気が高まる

転職エージェントは、1社だけ登録して活用すると、悪い意味でアドバイザーが危機感を持って頑張ってくれます。

転職エージェントのビジネスモデルは、あなたが内定承諾した時点で会社からお金がもらえる仕組みです。

複数のエージェントを掛け持ちしていることを知ると、アドバイザーも本気になってあなたを内定を出させようと全力でサポートしてくれます。
企業側にもしっかりとアピールしてくれます。

人事部にいたから分かるんですが、転職エージェントは本気になるとアピールは推薦文だけでなく電話や直接会って、口頭で説得してきます。

人事部としては、信頼しているエージェントからそれだけアピールされると、本当に優秀な人材なんだと思い、非常に興味を持ちます。
だから、担当者の心に日を付けたければ複数のエージェントを掛け持ちするのは絶対です。

セカンドオピニオンのアドバイスがもらえる

悪気はなかったとしても転職エージェント側も偏りのない正しい意見を常に出してくれるかというとそうでもありません。

あくまで転職エージェントは、担当アドバイザーのスキルと知識と経験という情報に依存しています。
そのため1社しか登録していないとアドバイスを比較することができません。

面談の時にもらえるアドバイスも忙しいアドバイザーだと要点だけを伝えて、真意が伝わりにくいということもあります。
そういう時にセカンドオピニオンとして、他の転職エージェントに登録していれば、他社のエージェントから意見についてのアドバイスをもらえます。

他社の意見をもらいたい時の質問方法は、次のように聞きましょう。


転職の本を読んでいると、○○の場合は□□が良いとありましたが、実際どうなんでしょう?

というようにあくまで情報の入手先は本やWebなどから得られた情報ということにしておきましょう。
『別のエージェントの担当者が』という言い方をすると、否定し辛いアドバイザーもいます。

ポイントは別のエージェントを批判することではなく、客観的なアドバイスを貰うことなのでアドバイザーが本音で話しやすいように質問するよう注意しましょう。

エージェントの掛け持ちで絶対にしてはならない4つの注意点

エージェントを掛け持ちすることになったら必ずしなければならない4つの注意点があります。
この注意点を守らないと最悪の場合、強制退会処分や内定取り消しになる可能性がありますので特にしっかり熟読してください。

掛け持ちしていることは担当者に必ず伝える

掛け持ちしていることは担当者に伝えるべきですか?

とはよく聞かれることですが、絶対に伝えてください。
できればメールなどの記録が残る形で伝えてください。

その理由は3つ
1,紹介する案件が他社エージェントとかぶらないようにするため
2,担当者をやる気にさせるため
3,エージェントとコミュニケーションを円滑にするため

特に大切なのは1番です。
掛け持ちしていることを伝えると、担当アドバイザーは案件を紹介するごとに

『こちらは他社で応募しましたか?』

と聞いてくれるはずです。
なぜなら転職エージェントにとって、同じ案件を2社以上から同時に応募するのは信頼を失うからです。
求人をかけている会社側から求職者の応募の管理もできていないエージェントと思われると最悪の場合、他のエージェントに乗り換えられてしまいます。

またもう1つの理由はメリットのところでも説明しましたが、担当のアドバイザーをやる気にさせるためです。

誤解のないように言っておきますが、担当のアドバイザーはいつも全力であなたをサポートしてくれます。
ただ、最後の一押というところでプッシュしてくれるかどうかは競争意識にかかってきています。

他のエージェントに取られたくない!
今までの努力を無駄にしてたまるか!

そういう競争意欲をかきたてるためにちゃんと掛け持ちしていることを伝えましょう。

最後の3つ目の理由ですが、複数のエージェントを利用していると同じ会社の求人を紹介されることは珍しくありません。

もし掛け持ちしていることを伝えずに、他のエージェントで応募している求人を紹介されたらどうやって断りますか?


ちょっと考えます。。

今はいいです。。

など理由を適当につくらないといけなくなります。
担当のアドバイザーは、そんな話しづらそうなあなたの様子を見て間違った推測をします。


あ、この業種には興味ないのかな

そう思われるともう二度とその業種や職種を紹介されなくなります。
エージェントを掛け持ちしていることを伝えればこんな不毛なコミュニケーションで時間をロスすることはなくなります。

複数のエージェントから同じ求人には絶対に応募しない

何度も書きます。
絶対に同じ求人に別のエージェントから応募しないようにしましょう。

これをしてしまうと担当のアドバイザーさんからの信頼を失って案件を紹介してもらえなくなると思ってください。

一発アウトというわけではありません。
実際に私が人事部にいた時も何回か同じ人から別のエージェントを経由して応募を受けたことがありましたから。

ただ2~3回繰り返すとアウトです。

エージェント側の気持ちで考えてください。
自己管理のできていない求職者を企業に紹介するのはリスクが大きいからです。

レスポンスは1日でも早く行う

エージェントから紹介された求人に興味があるのか無いのか、応募するかしないかを早くレスポンスしましょう。
でないと次の求職者に回されてしまいます。

特に掛け持ちしている場合は、せっかくたくさんの求人を得られるチャンスに恵まれたのに、エージェントからのレスポンスが遅れてしまうと複数を掛け持ちした意味がありません。

複数のエージェントを有効に活用するにはレスポンスは1日でも早く行うこと。
少なくとも朝起きた時、夜寝る前、この2回のタイミングで必ずメールを確認するようにしましょう。

スケジュール管理は確実に行う

  1. レスポンスも含めてエージェントの担当さんからのメールの確認
  2. エージェントの担当さんとの面談のスケジュール
  3. 面接のスケジュール
  4. 内定承諾までの日数
  5. どこのエージェントから内定を得たのか

このあたりのスケジュール管理は確実に行ってください。

人事部として転職エージェントのアドバイザーと仲良くなるといろいろな面白い愚痴を聞かせてくれます。

自社が紹介した案件じゃないのに、『内定の承諾をお願いします!』とメールが届くんですよ。
その前日には内が紹介した案件の内定を取り消したクセに。。

こういうことをしちゃうと信頼関係を損ねて、エージェント側のイメージも最悪になります。
今度、転職活動する時にもそういった情報は残ってますので心証がマイナスに働きます。

転職エージェントの選び方、登録は3社以上がベスト

では転職エージェントはどこを選べばいいのかを説明します。

大手総合転職エージェントに3社に登録する

大手総合転職エージェントとは、次の3社です。

  1. リクルートエージェント
  2. DODA
  3. パソナキャリア

以上です。
案件数としてはリクルートエージェントが圧倒的ですが、それぞれが異なった独占案件がありますから機会損失したくない人は必ず3社に登録しましょう。

そして、転職を希望する業種や待遇を踏まえて必要があれば中小・業界特化型エージェントにも登録しましょう。

総合転職エージェントのメリット・デメリット

◯日本全国で業種、規模を問わず圧倒的な求人数を保有している
◯転職の相談経験が豊富でアドバイスが的確
◯第二新卒などの未経験の人材の転職に強い
◯複数名によるサポート体制が充実している
△ハイクラス求人には弱い
△Webマーケティング業界などの特殊な業界への知見はあまり高くない

中小・業界特化型エージェントのメリット・デメリット

◯ハイクラスの求人に強い
◯特有な業界に特化しているのでアドバイスが的確
◯地元密着などローカル企業に強い
△得意な業界以外はびっくりするぐらいに弱い
△担当者のスキルに依存する属人的な対応の傾向がより強くなる

中小・業界特化型エージェントには1社登録すれば十分で多くても2社登録すればOKです。

中小・業界特化型エージェントの選び方は、シンプルです。

管理職、ハイクラス求人 JAC、ビズリーチ
IT・Webの求人 マスメディアン(https://www.massmedian.co.jp/)
コンサルティングの求人 ムービン・ストラテジック・キャリア
(https://www.movin.co.jp/howtouse/movin.html)
美容師、エステティシャン、セラピストの求人 リジョブ(https://relax-job.com/)
アパレル・ファッションの求人 クリーデンス(https://www.crede.co.jp/)

 

転職エージェントを使いこなす10つのポイント

元人事部だからこそ転職業界の裏も表も全てを知りつくしています。
転職エージェントを徹底的に活用して転職を成功させるための10のテクニックを紹介します。

1,転職エージェントは3社以上を掛け持ちする

転職エージェントごとに持っている求人の数と業界は全然ちがいます。

最大手のリクルートエージェントを頂点に準大手のDODA、パソナキャリアと続きます。

それぞれ特徴があり、サポート体制も違います。
さらにエージェントは1社だけしか登録していないと、対応が良いのか悪いのかも判断できません。

他社の対応と比較するから良い悪いが分かります。
人生で何度もあるわけではない転職で失敗しないためにも最善のエージェントを選択できるよう必ず3社以上に登録してください。

2、転職エージェントのキャリアアドバイザーになった経緯を質問する

キャリアアドバイザーと初めての面談の時は、アドバイザーは色々と雑談をしながら本音を探ろうとしてきます。

そこにあえて乗っかかってアドバイザーになった経緯を質問しましょう。

この質問の意図は2つあります。

  1. 転職しようとしている人を真摯にサポートする意欲があるか
  2. アドバイザーとしての経験はちゃんとあるのか

1,転職しようとしている人を真摯にサポートする意欲があるか

ハッキリ言ってキャリアアドバイザーで1000万以上の報酬を得ている人はたくさんいます。
だからお金のためにアドバイザーをやっている人はかなりの数でいます。

別にお金のために仕事をするのは悪いことではないんですが、キャリアアドバイザーになった理由を聞いた時にお金のことを出す人は相当お金に執着していますので、あなたが内定を取ったら、あなたのキャリアにふさわしい企業かどうかよりも自分の利益を優先して内定承諾を急かしてくる可能性があります。

だから、お金を口に出したら用心するかアドバイザーを変更しましょう。

2,アドバイザーとしての経験はちゃんとあるのか

アドバイザーとしての経験は少なくとも3~5年ないと未熟です。
なぜなら、アドバイザーは転職希望者と面談したり求人を探したりすることが本来の仕事ではありません。

アドバイザーは実際に企業に足を運んでどういう人材がなぜ必要なのかを人事の担当者と腹を割って話すことが大切な仕事だからです。

会社が求める人材の裏も表も知り尽くしてこそ、ふさわしい人材を紹介できます。
ただ表面的な資格や経験を見ただけでは会社ごとにふさわしい人材かどうかわかりません。

それが分かるようになるのに3~5年はかかります。
だから経験が浅い場合はアドバイザーを変更するか他社のエージェントのアドバイスを参考にしましょう。

3、仕事の経験やスキルについては嘘をつかない範囲でしっかりアピールする

まず前提ですが、職務経歴書や履歴書で絶対に嘘をついてはいけません。
転職エージェントはあなたの仕事の経験やスキル、資格そして学歴を信用した上で企業に推薦してくれます。

もしそこに虚偽の記載があると、あなたとキャリアアドバイザーの間だけでなく、転職エージェントと企業の間の信頼関係を壊すことになり、最悪の場合、転職エージェントの利用を断られる可能性があります。

そして、こういった登録情報は基本的に一度登録すると記録が残ります。
そのため、数年経ってもう一度転職したいと思った際にも虚偽記載であることがバレるとエージェントを利用できません。

だから、嘘をつかない範囲でしっかりアピールすることです。

例えば、経理での経験が2年ぐらいと短く、精算書まではほぼ間違いなく作れても決算書までは作れない場合、

『決算書の作成経験がある』

と書くと虚偽記載になりますが、

『帳簿入力から精算書までを担当しほぼミス無くキッチリと仕上げることに関して上司から信頼されていました。』

と書くのです。

決算書の作成経験無しと書くとマイナスアピールに繋がりやすくなりますので、精算書までは十分に作るスキルがあると書くとプラスのアピールになりますし、嘘はついていません。

4、 エージェントが企業に出す推薦文は必ずチェックさせてもらう

転職エージェント経由で応募すると、あなたの職務経歴書と履歴書と併せて『推薦文』というエージェントが作成したあなたをもうひと押しするアピール文を付けてくれます。

このアピール文は、およそ作文用紙2~4枚弱、だいたい400~1000文字ぐらいの文章なのですが、経験の浅いエージェントや担当している人数が多いキャリアアドバイザーだとあなたが書いた職務経歴をそのまま書き写すだけというものや、もっとひどい場合だと勘違いしているケースがあります。

だから、キャリアアドバイザーには必ず次の一言を言って推薦文を確認させてもらいましょう。


私は自分の職務経歴についてうまく伝えられたか不安がありますので、面接時に相違が無いように一度、私の方で拝見させて頂きたいため、書いていただいた推薦文をメールで送って頂けますでしょうか。

ポイントは、メールで送ってもらうことです。
その場で見るだけだと、自分で修正できないためです。

ちなみに私が人事として推薦文を見ていた時に、これはないなと思ったひどい推薦文を紹介します。

真面目な方で経験のある方です。
詳しくは直接、面接で確認ください。

人事の採用担当としてこの推薦文を見た時に笑ってしまいました(笑)
実際に会ってみると非常にスキルの高い方だったんですが、業務内容が経験のある人でないと理解し難いのでキャリアアドバイザーはとりあえず適当に書いたのだと思われます。

こんなことにならないようしっかりプッシュしてもらうために自分で推薦文をチェックするのを忘れないようにしましょう。

5、あなたの優先順位を上げるために『良いところがあればすぐに転職可能』と伝える

キャリアアドバイザーにとって嬉しくないのはダラダラと面接を繰り返していつ転職したいのか明確でない人です。

なぜなら転職エージェントにとって売上につながるのは『転職先が確定した時』だからです。
内定を得て、内定に承諾した時に、転職先の企業からお金をもらえます。

それまでは、いわばボランティアのように尽くしているんです。
だから、すぐに転職したいという意欲の高い人を優先的に対応したがります。

これは人事としてもよく経験があります。
実際に担当のキャリアアドバイザーから電話をもらうこともあるんですが、


○○さんよりも□□さんの方がすぐにでも転職できますからおすすめですよ。

と言われたことがあります。

つまり□□さんを推してるんだと分かりますのでこちらからも□□さんを先に面接に回すことになりました。

だから成果報酬主義のキャリアアドバイザーの気持ちを逆手に取って、最初に担当についてもらった時に必ず聞かれる『転職時期はいつ頃が希望ですか?』と聞かれたら、『良い所があればすぐに転職したい!』とハッキリ答えるようにしましょう。

6、1週間に1回は必ずエージェントに連絡するもしくは登録情報にログインする

人事にいた頃の担当のキャリアアドバイザーに聞いて知ったことなのですが、転職エージェントでは求人を出している企業側から人材の依頼を受けると、転職者の登録データの中から企業の希望条件に該当する人材を検索して、その人に企業側からの求人内容を伝えて応募の可否を確認します。

その際、該当する人材の数と企業側の募集人数を見て、まずは10名に一斉にメールで連絡し、応募が少ないもしくは無い場合は次の10名に一斉連絡する仕組みになっています。

その人材を検索する際、どういう順序で人材が並んでいるかというと、キャリアアドバイザーとの連絡を取った日順なんだそうです。

もちろん連絡を取った日、もしくはログインした日が新しい人ほどキャリアアドバイザーの目に着きやすい上位に並びます。
これはシステムでこのように決まっているそうで、キャリアアドバイザー側で操作してどうこうできないと言っていました。

この理由はシンプルで、キャリアアドバイザーと長らく連絡を取っていないと転職を決めた可能性が高いと判断するからです。

そして通常は3ヶ月連絡をとっていないと休眠マークが着き、半年以上連絡をとっていないとデータベース上に表れなくなるそうです。

だから1週間に1回以上、連絡を取っているとキャリアアドバイザーの目に止まりやすくなり、求人の連絡も入りやすくなりますのでライバルよりも早く求人情報をキャッチできるようになります。

自分で積極的に会社を探すのも悪くないですがせっかく転職エージェントを使っているなら、気になる求人があったらエージェントにメールで確認するほうが更新日も新しくなり、優先的に紹介してもらえるようになります。

7、担当のキャリアアドバイザーのアシスタントにも丁寧に接する

担当のキャリアアドバイザーは1人で転職希望者をフォローしているわけではありません。
通常は1~2名のアシスタントが付いています。

キャリアアドバイザーの仕事は、企業の求人条件を調べること、転職希望者と面談することが主な仕事です。
アシスタントの仕事は面接の日程と場所の調整が主な仕事です。
ただ忙しいキャリアアドバイザーの場合、転職希望者との面談を優先し、企業の求人情報を調べてマッチする人を探すという仕事をアシスタントに任せている人もいます。

だからアシスタントだからと、軽く扱ったり、無礼な態度を取ると気分を害されて求人情報を他の人に流すということもありえます。

アシスタントは、仕事がまだ未熟だからアシスタントなんです。
実際にミスをすることもあります。

私自身が転職活動をしていた際に、あろうことか面接の場所を間違えていたということがありました。
あきれて愚痴ってしまいましたが、それからメールの連絡が非常にドライになってしまった記憶があります。

だからアシスタントもあなたをサポートしてくれる1人の人間として礼儀正しく紳士的に接しましょう。

8,どうしても合わなければ担当者の変更を依頼しましょう

転職エージェントはたくさんのキャリアアドバイザーを抱えています。
もちろんキッチリとした研修と経験を持っていますが、1人1人が自らの個性を持って対応しています。

だから、アドバイザーがあなたのためを思って対応してもあなたにとっては不快に感じたり、業界について知識が薄かったりすることはありえます。

そういう時は気軽にアドバイザーの変更を申し出ましょう。
あなたが思っているほど転職エージェントは、担当者の変更を重大視していません。

変に義理固く、最初の担当者に依頼し続ける理由はありません。
大切なことはあなたの転職の成功です。

そのためにふさわしいアドバイザーがつくことが最優先です。

実際に私も転職活動していた頃に担当者を変更してもらった経験があります(笑)

その時のメールの文面をそのまま記載しますので参考にしてください。

担当者の変更メール例

いつもお世話になっております。
○○です。

現在、○○様にご担当頂いており、非常に丁寧にかつ真摯にご対応頂きとても感謝しております。
ただ、少し私の希望する業種についてもう少し経験のあるアドバイザーの方にご担当頂きたく、お手数ですが、一度他のアドバイザーをご紹介頂けますでしょうか。

なお、○○様の対応に不満があるわけではありません。
私の希望する業界は少し理解が難しいためよく知っている方の方が話は通じやすいと思いました次第です。

どうぞよろしくお願い申し上げます。

この文面を転職エージェントのお問合せ窓口へ送ります。

担当者の変更の依頼メールのポイントは3つです。

1,担当者の変更を希望していることが明確にわかるように書く
2,現在の担当者の不満を書かない
3,現在の担当者へのお礼も含めておく

この3点の理由は、担当者変更の依頼メールは担当者も読むからです。
これは実際に担当のアドバイザーから直接聞きましたので間違いありません。

なお、担当者を変更してもあまり対応が変わらない時は、なにも告げずそっと他社の転職エージェントを当たりましょう。

9,同じ求人案件に同時に他の転職エージェントから応募しない

人事部の採用担当をしていると、たまに驚くことがあります。

まったく同じ応募者が同時に複数の転職エージェント経由で応募がある時です。

こういう時、まちがいなく人事部としては、エージェントに連絡します。

『○○さんだけど、御社とA社の両方から応募があるよ』

この連絡が入るとエージェントのアドバイザーは、応募者に確認の上、最悪の場合、そのまま破断になって、強制退会させられる場合もあります。

エージェントを利用する時のマナーとして、同じ求人案件に他のエージェントから同時に応募しないというのは常識です。
これはエージェントを利用する際の契約書にも記載されています。

この問題が起きるケースではほとんどの場合、転職希望者のケアレスミスです。
複数の転職エージェントから同じ案件の依頼が来た時に、一社に依頼していたのに忘れて依頼をかけてしまう場合です。

1回ぐらいなら謝れば大丈夫でしょうが繰り返すと強制退会になりますので本当に気をつけてください。
あと、人事部としても自己管理ができていない人と考えて心証は最悪になります。

10、内定が出たら他社のエージェントに他に自分にあった会社があるか確認する

内定が出たらすぐに内定承諾を送る、というのはエージェント側からすると模範的な顧客の対応ですが、あなたの人生にとってはそれで良いかどうかは別問題です。

キャリアアドバイザーによっては内定が出たらさっさと承諾して欲しいと考える人と、もっと自分にふさわしい会社があるので、保険として内定は残しておいてそちらを狙おうと言ってくれる人がいます。

大切なことは目先の待遇だけでなく、自分のキャリアにとって冷静に考えて最善の選択ができるかどうかです。

内定を辞退した場合、転職エージェントは企業側に内定辞退の意思と謝罪を伝えないといけません。
実際に転職エージェントのアドバイザーに内定辞退の連絡をする時の気持ちを伝えると、
『虚無感7割と悔しさ3割』と言ってました。

自分がアドバイスして勝ち取った内定なのに辞退されるとそれまでの努力が何だったんだと思うそうです。
そりゃそうですよね。
でも、彼らも仕事なんですぐに切り替えます。

あなたもエージェントに気を使って乗り気じゃないのに内定を受け入れると後悔するかもしれません。
だから、内定が出た後はそのまま受け入れるんじゃなくて、ちゃんと客観的な意見をもらうために他社のエージェントに相談しましょう。

これは、自分のキャリアに対して妥協せずに意思決定をするためにとても有効なテクニックです。

まとめ:理想は3つ以上の転職エージェントに登録

いかがでしたか。
転職エージェントをうまく活用して転職を成功させたいなら、転職エージェントを掛け持ちして使うことが大切だと気づいて頂けましたでしょうか。

転職エージェントは、一切お金がかからない完全無料のサービスです。
にもかかわらず、あなたの転職のサポーターとして就職先が決まるまで親身にサポートしてくれます。

だからまずは以下の総合転職エージェントの中から2社、希望の業界に強いエージェントに1社、合計3社以上に登録しておきましょう。

その上で、同時に3社以上に登録し、実際にエージェントを訪問して面談を行い、エージェントのアドバイザーの質を見極めましょう。

おすすめは、次の3つです。

企業や転職市場の正確な情報を握っている日本で最大の転職エージェント会社のリクルートエージェント
リクルートエージェントの次の求人数を持っているDODA
サポートが手厚いパソナキャリア

私も転職の際はたびたびお世話になりました。

この中でもまずはリクルートエージェントを一番おすすめします。
転職にふさわしい時期かどうか、どんな求人があるかを非公開求人なども教えてくれて、最大の求人数を持っているためです。

そのためまずはリクルートエージェントに登録すべきです。

転職支援サービス リクルートエージェントの公式サイトはこちら

もし、正社員の経験が1年未満ならリクルートエージェントと合わせて、職務経験が短い第二新卒を専門に転職支援しているリクルートグループの『就職Shop』を活用しましょう。

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リクルートエージェントに登録する5つのメリット

メリット

1、業界最大級の非公開求人数

転職活動を進めるにあたって重要な要素である「求人数」。
リクルートエージェントでは一般公開している求人の他、10万件以上の非公開求人を取り揃えています。

応募が殺到しすぎるから、企業戦略上一般公開できない重要求人だからなど、非公開にせざるを得ない魅力的な求人に出会うことができます

2、実績豊富なアドバイザー

転職の相談相手は、誰でも良いというわけではありません。
業界や業種によって、転職に必要な情報や知識は異なります。

リクルートエージェントは、各業界・各業種に精通したキャリアアドバイザーが、求職者の希望やスキルに沿った求人を、厳選して紹介くれます。

3、充実した転職サポート

リクルートエージェントのアドバイザーは、求人紹介をするだけではありません。
提出していただく職務経歴書・履歴書などの書類の添削、独自に分析した業界・企業情報の提供、志望企業への推薦など様々な転職サポートをしてくれます。

他にも参加者の80%以上に満足していただいている、リクルートエージェント主催の「面接力向上セミナー」にも無料で参加可能です。

4、内定辞退も受託お任せ

一度、転職した方ならわかりますが、内定を得る会社も『保険として受けた滑り止めの会社』から『第一志望の会社』までさまざまです。
第一志望の会社から内定を得たら滑り止めの会社は断るのですが、一人で転職活動を行うと自分で断りの連絡をいれないといけませんが、説得されたり何度も連絡が来ると結構ストレスです。
リクルートエージェントを活用すれば、そのような手間もすべてリクルートエージェントが代行してくれます。

5、年収交渉もお任せ

リクルートエージェントの担当者はとても熱心に転職者を売り込んでくれます。
そのため年収交渉も行ってくれるので希望の年収よりも上がることもよくあります。
元人事部での経験から言っても、書類や面接では伝わらない転職者の良さをしっかりと伝えてくれるので助かりました。

転職サイトは登録無料なうえに数分の登録作業だけ行っておけばあなたの条件にあった新規求人や転職可能なおすすめ求人がメールで届くから、今すぐに転職できなくても登録だけはしておくべきです。

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