転職エージェントの非公開求人と独占求人の違いはなに?

転職エージェントの非公開求人とは?

転職エージェントに必ず書かれている『非公開求人』とは、転職エージェントに登録して担当のキャリアアドバイザーから紹介された場合にのみ閲覧、応募できる求人であり、ウェブや転職情報誌などで求人を差がいている一般の求職者には公開していない求人情報のことです。

非公開求人は、ハローワークや転職サイト、転職情報誌はもちろん、企業のコーポレートサイトの求人ページにも掲載されておりません。
そのため非公開求人の内容を知るには転職エージェントに登録する必要があります。
転職エージェントは総合的な求人を扱うリクルートエージェントを筆頭にDODA、パソナキャリアなど大手が続き、専門特化した転職エージェントなど様々ですが、各転職エージェントのおよそ8割は非公開求人であり、自宅からインターネットで検索して見つけることのできる求人は実際の求人数の2割程度です。

また非公開求人には、日本を代表する一流企業や優良企業、大手企業から中小企業までさまざまあり、職位でも部長、課長の幹部クラスの募集や専門職など応募するのにハードルは高いが、魅力的な求人が多数存在しています。

非公開求人と公開求人とのちがい

公開求人とは、転職サイトやハローワークでいつでも掲載できる求人のことで、もちろん企業のコーポレートサイトにも掲載されています。
そのため、公開求人の情報は誰でも見られるのが特徴で、求人している企業がまとまったたくさんの人材を確保したいときに使われる方法です。
その最たるものが新卒採用です。
また、新卒採用で人材を採り損ねた中小企業は、ポテンシャルはあるが未経験の第二新卒を多く採用するために用いられる方法でもあります。

企業側の非公開求人と公開求人の使い分け方

公開求人の特徴

  1. 必要なスキルレベルは低~中
  2. 大量の人材の確保

公開求人は、一定のまとまった人材を獲得することが目的のため必要なスキルレベルは必然的に高い職務レベルは求めません。
製造業の組み立て作業員やレジうち、引っ越しのスタッフ、配送業など単純作業が多くなります。
もしくは、新卒の一括採用のようにこれから鍛えて教育し、使える人材に育てていくことを目的としたポテンシャルの高い人材の募集です。

非公開求人の特徴

  1. 必要なスキルレベルは中~非常に高い
  2. 欲しい人材をピンポイントで一本釣り

非公開求人は、欲しい人材をピンポイントで一本釣りすることが目的です。
そのため、基本的に求められる必要なスキルは高くなります。
最低でも◎◎はできてほしい、という最低と言われてもそのレベルは高くなります。
研究職で博士号は絶対必須、社労士や簿記1級の資格が必要など求められる学歴や資格も必然的に高くなり、職務経験も3年以上や5年以上など長くなります。
専門職や幹部、マネジメント職の採用に非公開求人は使用されます。

企業が求人情報を非公開にする5つの理由

1.応募が殺到して選考に時間と事務コストがかかるのを防ぐため

人事にいた頃に、時間給のパートやアルバイト、期間雇用の非正規社員、期間の定めのない正規雇用の3タイプいずれも募集し、面接にたずさわりましたが、フロムエーやan、新聞の折込チラシを利用して募集をかけたことがあります。

その時、求人誌のフロムエーに2週間(およそ8万円)、求人情報を掲載すれば、50~130人くらいの応募があります。

そこから10人を採用するわけですが、50人以上の応募者の履歴書をチェックし、応募に関する電話の対応を行い、3分の1に絞った後でも15~40人の面接日時を電話でセッティングし、面接実施し、終わった後には履歴書を返送するというこの一連の流れはかなりの労力を消耗します。

面接には採用担当の私と最終面接には上司も同席し2名でおよそ30分近く行うため、普通に2~3日分の人件費が飛びます。
そう考えるとかなりのコストになります。

2.ライバル社や競合他社に人材を募集していることを知られたくないから

採用担当の仕事は、人材を確保することだけではありません。
競合他社の求人情報をつかむことです。

どんな人材を何名募集しているのかという求人情報が分かれば、その会社の事業戦略が見えてきます。
人材の採用=事業戦略の根幹なんです。

そのため、我々、人事部は競合他社が大規模な求人をかけたり、変わったスキルや経験の人材を募集しているとその情報を社長や役員に報告しておりました。

その逆のことが競合他社で行われていることは分かっておりましたので、競合他社に事業戦略がバレないように人材の募集はできるかぎりコッソリと行うのです。

3.採用を決定するまで料金が発生しないから

通常の求人は、転職サイトや転職情報誌に2週間~4週間掲載するだけで掲載料がかかります。
たとえ、希望の人材の応募が無かったとしてもです。

しかし転職エージェントを利用して人材を募集すると、何人紹介されようが実際に採用するまで1円もコストはかかりません。

この点は非常に大きなメリットです。
時々、応募していなくとも転職エージェントに求人情報だけ掲載しておくと、非常に優秀な人材が偶然見つかるときがあります。

そういった掘り出し物の人材も採用時だけにコストがかかるシステムなので気兼ねなく紹介を受けることができます。

4.本当に優秀な人材を採りやすい

公開求人だと、書類選考から面接まですべてを企業側が自己責任で判断しないといけません。
しかし、転職エージェントからの応募だと、転職エージェント側で人材のスキルや経験のフィルタ機能を果たしてくれるため1次面接の前にある0次面接てきな役割を果たしてくれます。

実はここも大きなメリットです。
加えて、転職エージェントとコミュニケーションを適切に取っていると当たりの掘り出し物人材を良く紹介してくれるようになるので非常に重宝しております。

5.早急に時間をかけずに人材を採用したい

急な人事異動や突然の退職で人材に欠員が出た場合や、大きなプロジェクトが持ち上がったが社内にふさわしい人材がいないという場合、早急に人材を確保する必要があります。
しかも競合他社にバレることなく内密に、です。

万が一、人材の確保に時間がかかったり、ふさわしい人材を採用できないと仕事に支障をきたす可能性もあります。

そういう時に、転職エージェントを活用すれば登録されているふさわしい人材をサッと紹介してくれるので、時間をかけずに採用でき非常に助かります。

非公開求人を利用する転職希望者側の5つのメリットと2つのデメリット

転職希望者にとっての非公開求人の5つのメリット

求人数が多い

先述した通り、非公開求人は転職エージェントが扱う求人情報の約8割を占めています。
そのため、転職エージェントを利用すると、転職サイトで目にする求人数の4倍以上も多くの求人情報に接することができます。

これはまず1番大きなメリットです。

求人の幅が広がり、選択肢が増える

非公開求人は公開求人と違って、専門職やマネジメント職など尖った仕事の求人がたくさんあります。

そのため、自分の頭の中で想像していた求人よりも選択肢はグッと増えます。

人は自分の経験したことや学んだことの範囲内でしか考えないクセがあります。
でも非公開求人には想像もしていなかったような会社や業種からの求人がありますので、視野も広がります。

大手企業、有名企業の求人がある

事業戦略を他社にバレたくないと考える企業は一定規模以上の会社です。
すなわち大手企業や優良企業です。
そのため、必然的に待遇も良い条件が多くなり、仕事でも大規規模なプロジェクトに関われる経験を持てる可能性があります。

部長職、課長職などの幹部クラスの求人がある

マネジメントが必要な幹部クラスの求人は基本的に社内で採用すべきなんですが、そういった人材がいない時には外から採用することがあります。
部長、課長以外にも役員クラスの求人もあります。
もちろん、そういった求人は表に出ることはありません。
そのため、転職エージェントに登録した人で一定のスキルや経験がある人のみが見ることできる求人です。

スキルと経験のある限られた人しか見られない

限られた人しか見られないことの何がメリットなのか?
と聞かれそうですが、限られた人しか見れない求人を紹介されたということは、あなたはその限られたごく一部の人に選ばれたということです。
そのため、あなたはその求人に採用される確率が高いのです。
また限られたごく一部の人だけの求人なので必然的に給与面などの待遇での交渉も行いやすく、希望する仕事に就きやすくなります。

転職希望者にとっての非公開求人の2つのデメリット

しかしメリットばかりでもありません。

求められる仕事のレベルが高くなる

当然ですが、求められる仕事のレベル、ハードルが高くなることは避けられません。
そのため、一定のスキルや経験がないと非公開求人を紹介してくれる数は減ってしまう可能性もあります。
しかし、転職エージェントはあなたの特技、強みを発見し、他の求職者との違いを見つけるプロです。
転職エージェントと二人三脚で転職活動を進めることであなた自身も気づいていなかったスキルや経験を発見し、想像している以上に良い企業に転職できる可能性があります。

情報量が少なく判断に迷うことがある

非公開求人なので、ウェブで調べても求人情報は出てきません。
そのため、企業研究に難航します。
自分1人でできることと言えば、ウェブでその業界や企業について調べることぐらいでしょう。
だから、転職エージェントの担当のキャリアアドバイザーにアドバイスをもらいましょう。
彼らはしっかりと情報を持っておりますので、適切なアドバイスをもらえます。

 

転職エージェント側の非公開求人のメリット

非公開求人情報はエージェントの収入源

非公開求人は、転職エージェントと求人している企業側の信頼関係で成り立つビジネスモデルです。
そのため、担当のキャリアアドバイザーは企業側にとってふさわしい人材を紹介すると企業側から信頼を得られて、その後の求人を任される可能性が高くなります。

すると転職エージェントはさらに儲かります。
つまり転職エージェントはあなたがふさわしい人材と判断すれば、本気であなたをプッシュしてくれるのであなたにとっても転職エージェントにとってもお互いがwin-winになります。

良い人材を紹介すれば企業から信頼が得られやすい

企業が求める人材は、どれだけしっかりとコミュニケーションを取っていても100%バッチリ合う人材というのはなかなかいません。

そこにドンピシャのふさわしい人材を紹介すると、企業側から絶大な信頼を得られて継続的に求人を求められる太客になってくれます。

公開求人で探すべき?非公開求人で応募すべき?

公開求人に合っている人

自分でマイペースでじっくり時間をかけて企業を選んで応募したい人は公開求人でも良いでしょう。
非公開求人は転職エージェント側を経由する必要があるので、どうしても急かされたり、状況報告が必要になります。
ただ公開求人は誰もが閲覧できるので、ライバルも非常に多くなります。
そのため、競争は激しくなり、しかも誰のサポートもなしに自分ひとりで戦う必要があるので想像以上に厳しいということも知っておきましょう。

非公開求人に合っている人

企業は非公開求人にすることで、できるだけ自社の希望の条件にマッチした人材が応募してくることを期待しています。
『TOEIC700以上の海外経験あり』
『プロジェクトリーダーの経験が3年以上あり』
など、高いスキルと経験や実績が求められます。
そのため、過去にすでに一定の経験や実績のある人は向いています。
ただ、第二新卒など経験はないけど、若さが取りえという人材の場合、非公開求人が適しています。
その理由は、まだ社会人経験も浅く、どんな仕事があるのかよく分かっていない中で自分1人で転職活動を進めると、自分の狭い経験で判断して仕事選びに失敗してしまうからです。
しかも就職活動と転職活動では必要な面接スキルや履歴書、職務経歴書の書き方のコツも全然違います。
だから、転職エージェントのサポートをつけるべきなんです。

非公開求人は転職エージェントに登録する大きなメリットの1つにすぎない

以上が転職希望者側、採用企業側、転職エージェントのの非公開求人のメリット・デメリットです。

しかし、そもそもの大前提として忘れてはいけないことがあります。
それは、非公開求人は転職エージェントを使わないと応募すらできないという点です。

この転職エージェントにこそたくさんのメリットがあるのです。

転職エージェントを活用する7つのメリット


自分のことはよく分かっているつもりでも、学歴や職務経歴だけでは判断できない自分の人柄やスキル、経験なども、転職エージェントの担当アドバイザーがしっかりとは担当者が面談で直接会って、話を聞いて強みを発見してくれます。
そのため、

  1. より自分にふさわしい求人を紹介してもらえます。
  2. 履歴書や職務経歴書などの書類でのアピール方法を教えてくれます
  3. 相手に良い印象を与える面接対策をしてくれます
  4. 推薦文というあなたをアピールする添付書類をつけてくれます
  5. 外には出ていない企業側の情報をたくさん教えてくれます
  6. 内定を出してくれた企業に言いにくい給与の交渉も行ってくれます
  7. あなたの将来のキャリアを相談し、必要な経験を踏まえた仕事を紹介してくれます

これほどのことをすべて無料で行ってくれるのが転職エージェントです。
しかも転職エージェントは、あなた1人につき担当者をキャリアコンサルタントまたはキャリアアドバイザー1人、アシスタント2~3名が付いて、あなたの転職がうまくいくようサポートをしてくれます。

だから、1人で行う転職活動での不安要素を解消して、二人三脚で転職活動を進められます。
そのため、多くの転職希望者は平均して3社の転職エージェントに登録して転職活動を行っています。

つまり、転職活動を行う際に転職エージェントを活用しないとその時点で他の求職者よりも1歩も2歩も後れを取っていることになります。

おすすめは、企業や転職市場の正確な情報を握っている日本で最大の転職エージェント会社のリクルートエージェントです。
私も転職の際はたびたびお世話になりました。

転職にふさわしい時期か、どんな求人があるかを非公開求人なども教えてくれるリクルートエージェントに相談することを強くお勧めします。

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もし、正社員の経験が1年未満ならリクルートエージェントと合わせて、職務経験が短い第二新卒を専門に転職支援しているリクルートグループの『就職Shop』を活用しましょう。

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リクルートエージェントに登録する5つのメリット

メリット

1、業界最大級の非公開求人数

転職活動を進めるにあたって重要な要素である「求人数」。
リクルートエージェントでは一般公開している求人の他、10万件以上の非公開求人を取り揃えています。

応募が殺到しすぎるから、企業戦略上一般公開できない重要求人だからなど、非公開にせざるを得ない魅力的な求人に出会うことができます

2、実績豊富なアドバイザー

転職の相談相手は、誰でも良いというわけではありません。
業界や業種によって、転職に必要な情報や知識は異なります。

リクルートエージェントは、各業界・各業種に精通したキャリアアドバイザーが、求職者の希望やスキルに沿った求人を、厳選して紹介くれます。

3、充実した転職サポート

リクルートエージェントのアドバイザーは、求人紹介をするだけではありません。
提出していただく職務経歴書・履歴書などの書類の添削、独自に分析した業界・企業情報の提供、志望企業への推薦など様々な転職サポートをしてくれます。

他にも参加者の80%以上に満足していただいている、リクルートエージェント主催の「面接力向上セミナー」にも無料で参加可能です。

4、内定辞退も受託お任せ

一度、転職した方ならわかりますが、内定を得る会社も『保険として受けた滑り止めの会社』から『第一志望の会社』までさまざまです。
第一志望の会社から内定を得たら滑り止めの会社は断るのですが、一人で転職活動を行うと自分で断りの連絡をいれないといけませんが、説得されたり何度も連絡が来ると結構ストレスです。
リクルートエージェントを活用すれば、そのような手間もすべてリクルートエージェントが代行してくれます。

5、年収交渉もお任せ

リクルートエージェントの担当者はとても熱心に転職者を売り込んでくれます。
そのため年収交渉も行ってくれるので希望の年収よりも上がることもよくあります。
元人事部での経験から言っても、書類や面接では伝わらない転職者の良さをしっかりと伝えてくれるので助かりました。

転職サイトは登録無料なうえに数分の登録作業だけ行っておけばあなたの条件にあった新規求人や転職可能なおすすめ求人がメールで届くから、今すぐに転職できなくても登録だけはしておくべきです。

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