人生をやり直したい!転職を4回繰り返した27才派遣が正社員になれた方法

転職を繰り返しすぎて派遣に落ちた27才が人生のやり直しを真剣に考える

相談者:山下さん(仮名) 27才 男性 仕事:経理(派遣) 

新卒での就職:23才で観光ホテル

大学を卒業してから最初に新卒で勤めた会社は某大手の観光ホテルの会社でした。
営業をやりたくて入社して、希望通り営業職に就いたんですが、やることと言えば、旅行代理店に足を運ぶことの繰り返しという環境で上司も何の疑問も思っていないような会社でした。

1回目の転職:24才で某メーカー

今のままじゃ、ぜんぜん成長できないと直感的に感じた私は、1年勤めた後に、某メーカーの求人を見つけて転職しました。
でも今度は、思っていた以上に体育会系のノリの人ばかりで、とにかく気合だ根性だと精神的な面を強調してくる職場だったのが苦痛でした。
一面では良い経験ではあったけどこの会社で働き続けてもなんらかのスキルが身につくわけじゃないと思って適当な理由をつけて、1年半で辞めました。

2回目の転職:25才で保険代理店

その後、知人の紹介で保険の営業をやり始めたんですが、保険の知識が必要なのに全て自分で働きながら勉強して身につけろという環境だったのでついていくのが必死でした。
企業としては大手で安定していたんですが、給料は半分固定の半分歩合制だったんで、手取りの給料に波が大きくて生活が不安定だったのが辛くて上司になんとかなりませんかと相談しましたが、『何を言っているんだ!安定させたいなら顧客を取ってこい!』と言われるばかりで、このままじゃ30才を過ぎても年収が変わらないと思って半年で退職しました。

3回目の転職:26才で建築資材メーカー

次こそは転職を成功させようと、中小企業の建築資材を製造販売している会社に就職しました。
給料面はかなり下がりましたが、特徴ある建築資材を作っていた会社なので営業がやりやすくて、職場の人も和気あいあいとしていたのでとても働く環境が良かったので、今回は転職はうまく行った感じだったんです。
でも、良くも悪くも社長はあまり会社を大きくしたいと考えるのが嫌いのようで、今のままで何が悪い、という職人肌な人だったので、もっと給料が欲しくて仕事を取ってくると『製造に負担がかかるからほどほどでいいよ』と言われて、愕然としたんです。
これでも真面目な性格なんで、会社のために仕事を取ってきたのに、手を抜くよう言われたのは本当に嫌でした。
もっと会社を大きくしたい、給料を上げたいという私の思いと職場の空気のズレがじわじわと大きくなって、結局居づらくなって1年で退職しました。

4回目の転職:27才で建築資材メーカー

いろんな業種は経験できましたが、27才になって転職を3回繰り返してしまったことは思った以上に転職市場で厳しい評価を受けました。

企業サイトから求人している情報を見つけたら直接、応募するという方法を合計40社以上やってみましたが全滅でした。
書類選考すらほとんど通らない。

たまに面接にたどり着いても

『こんなに転職の回数が多いんじゃ、また辞めるんじゃない?』

と露骨に言われた時には言い返す言葉もありませんでした。

とにかく生活もあるし30代も近づいて焦ってきたので、条件を言える立場にないと思って、焦って就いた仕事が派遣の経理でした。
転職の活動に疲れたというのが正直な感想です。

でも、今から考えると最初に新卒で入社した会社にずっといるべきだったのか?30代にもなって派遣社員とかになったらもう正社員にはなれないんじゃないかという恐怖がいつも付きまとっています。
本気で人生をやり直したい気分です。

転職を繰り返した理由と譲れない条件を考え直す

この男性がもう一度、正社員として人生をやり直したいなら、まずやるべきは転職を繰り返した理由を考え直すことです。
どういう目的で転職したのかという理由をしっかり考えて、どういう会社に勤めたいのかという譲れない会社の条件を明確にすることが第一です。

1,社風が合わない

社風が合わずに転職を繰り返す人は、想像以上に多いという印象です。
ガンガン稼ぎたいと思っている人が、安定した古い企業体質の会社に行くと、『浮き』ます。

市場でそこそこのシェアを取れていて、50年以上続いている会社だと、給与体系が明確なので、そこまで頑張らなくてもほどほどの給料がもらえるという空気が蔓延しています。

そんな環境に、やる気に満ちた人が入社すると失望してしまいます。

実際に私もメーカーに勤務していた時に、『社長になれるようがんばります!』って上司の人に言ったら、『まぁがんばって。でも無理だと思うよ。それよりも課長になれるのも20年ぐらい先じゃないの。』と冷めた言い方をされたのを思い出します(笑)

また、真逆で体育会系のノリも合う合わないがあります。
大変な時にがんばろうという気持ちは大事ですが、何もかもを精神論でどうにかしようという社風も辛いです。

しかも上意下達で上司の意向に反した発言をしたら、罵声を受けたり、反省文を書かされたりすると心が滅入ります。

過去に会計事務所に勤務していた方が、違法なことをやっていることを止めようと所長に言ったら、『会社を潰す気か!』と怒鳴られた挙げ句、雑用の仕事に回されるという嫌がらせをされた人もいます。
こういう会社は、入社するとすぐに辞めることになるので、入社前に社風を調べるのは必須ですね。

2,やりたい仕事ができない

やりたい仕事ができると聞いて入社したのに、まったく別の部署に配属されたり、そもそもやりたい仕事ができる部署すら無いということもよくあります。

会社の人事部としては、やりたい仕事をやらせてあげたいという気持ちと、まずは色々な経験を積ませてからという気持ちの両方があります。
そのため、いきなりやりたい仕事をさせるよりもいろいろな部署で商品やサービスについてよく分かってから、やりたい仕事をさせる方がその人のためと考えていると、入社直後にやりたい仕事に就けないことになります。

だから、考えている人生のキャリアについてしっかり考えて、入社前にやりたい仕事を明確にして人事の人、職場の上司にハッキリと伝えておきましょう。
その上で、入社後に違う職種や部署に配属されたら、その理由もちゃんと確認しましょう。
そして、まずは1年は配属された先の仕事に真剣に打ち込んでから1年後にやりたい仕事への異動願いを出しましょう。

3,ビジネスのスキルや経験が身につかない

そもそも仕事のスキルが身につかないということもよくあります。

今回の男性の場合、『営業のスキル』を身に着けたいと思っていたのに、観光ホテルの営業と言えば、旅行代理店を回ってホテルの空き室状況を伝えるだけでした。
これだと男性の求める営業のスキルは身につきませんでした。

こうならないようにするには、まずは自分の求めているビジネススキルが何なのかを具体化してみましょう。

例えば、営業とは、法人や会社なら経営上の悩み、個人なら健康やお金などの悩みについて自社商品やサービスを使って解決を提案する仕事です。

このように考えれば、観光ホテルの営業はそもそも求める営業スキルとはかけ離れていることが分かりますので間違って入社することもありません。
漠然と『ビジネススキル』と安直に考えてしまう発想が、間違った選択をしてしまう原因になります。

もし今、ビジネススキルや経験が身についていなくとも、ちゃんと教育してくれる環境がある会社を選ぶことが、さらなるキャリアアップに役立ちます。
20代なら未経験でも雇って育ててくれる会社はいくらでもあります。

そういった会社を紹介することを専門としている人材紹介会社もありますので、あとで紹介します。
あきらめずに正社員を目指しましょう。

4,給料や待遇に不満がある

給料や待遇については、実は入社前にほぼ分かります。

会社には必ず『賃金規定』という年齢ごとの想定される賃金がちゃんと記されているからです。
その賃金規定を見れば、何歳の時にいくらもらえるかがほぼ明確になります。

また、有給休暇や育児休暇、産休の取得日数や取得割合も過去のデータとしてハッキリしています。
こういった情報は、入社前にちゃんと確認しておくことが待遇面で不満を抱えて転職を繰り返さないコツです。

ただ、入社前に確認しようと言っても、気軽に『賃金規定を見せてください』とか『有給休暇や育児休暇、産休の取得日数や取得割合の過去のデータを見せてください』とは言いづらいですよね。

万が一、そんなこと言って内定を取り消されたら最悪ですからね。
だから、事前にそういった情報をちゃんと下調べしてくれた上で求人を紹介してくれる人材紹介会社に登録して転職活動を行うことが失敗しない転職のコツであり、人生をやり直す転職のコツでもあります。

5,社長や上司がパワハラ・セクハラが多い

いわゆるブラック企業ですね。

パワハラやセクハラは1人で転職活動をしているとひっかかってしまう確率がグッと高くなります。

1人で転職活動すると、求人している会社についての情報量が圧倒的に少ないからです。
だから、ブラック企業にひっかかって転職に失敗したくない、人生をやり直すための転職を成功させたいと考えているなら人材紹介会社などの転職エージェントを利用するのが一番確実です。

転職エージェントの中でも企業に直接、訪問して会社の内情をチェックした上でホワイト企業だけの求人を受け付ける会社を選びましょう。
中小零細の転職エージェントだと、求人している会社を訪問せず、電話や企業のウェブサイトの情報だけしか調査せず紹介している会社があります。

そういうところに引っかかると転職にまた失敗して、貴重な人生を無駄に過ごしてしまいます。

20代で人生をやり直すために正社員に戻るための3つの方法

1,勤めている会社で正社員を目指す

派遣で勤めている会社で、そのまま正社員を目指す道です。
ただし、想像以上に難しいと思ってください。

そもそも派遣であなたを使っているということは、人件費を抑えたいという思いがあるからです。
それなのに正社員にするというのはよっぽど大きなメリットがないと無理です。

特に女性の場合は、会社が産休や育休を考えて正社員に転向させにくかったり、この前まで派遣だった人が正社員になると妬みで人間関係がギクシャクすることもあります。

だから現実的には、職場を変えるために他の会社を探すことが賢明です。

2,誰にも負けないぐらいビジネススキルを高めて再転職する

30代になる前なら、難度の高い資格を取ったり、ビジネススキルを高めれば比較的正社員に復活しやすいです。

誰にも負けないぐらいと言いましたが、20代はその年齢そのものが武器になります。
だから、多少30代の人に劣っていてもポテンシャルを見られますので、1つか2つ大きな結果を残せるぐらいに頑張れば、人生をやり直すための次の転職は非常に有利になります。

ただ、ブラック企業に騙されたりしないために、また待遇や福利厚生についての情報をしっかり把握するためには自分1人で転職活動をすることはおすすめできません。

3,人材紹介会社(転職エージェント)を利用する

人材紹介会社(転職エージェント)は、紹介される企業は、優良なホワイト企業の確率が非常に高く、明確なブラック企業はほぼありません。

さらに20代なら、職務経験が少なかったり、はっきりとしたビジネススキルがなかったとしても喜んで受け入れてくれる企業がたくさんあります。
ただそういった会社は、人材の保証が欲しいので、一般では募集せず、非公開求人として転職エージェントからの応募しか受け付けていないところがほとんどです。

だから、今すぐ転職する気がなくとも退職してから転職活動を始めるのではなく、在職中に転職サイトに登録しておくことを強くおすすめします。

在職中に転職エージェントに登録すべき3つの理由

1つ目は、実際に転職を3回経験したので分かりますが、退職までに溜まったストレスや疲労は半端ないためです。
限界に達すると転職サイトに登録する気力すら無くなります。

2つ目の理由は、転職せず自宅でゆっくり過ごす生活に慣れると転職へのモチベーションを戻すのは想像以上に大変だからです。

3つ目の理由は、退職後に空白期間を作ってしまうためです。
空白期間が半年を過ぎると次の転職は致命的に難しくなります。

元人事部として本音で語りますが、転職に成功している人は例外なく転職サイトに登録して、気になる求人情報をストックしておくだけでも行ってます。

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20代は転職市場では超売り手市場です。

だから過大な欲を出さず、転職活動の方法を誤らなければ、非常に高い確率で正社員になれます。

ただ、その事に気づけず、正社員への道をあきらめて人生のやり直しに失敗してしまう20代の派遣、フリーターが多すぎるのがとても残念です。

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