職場いじめの辛さは体験した人でないと分からない。
今まで尊敬できる上司だと思っていた人が、信頼できる同僚だと思っていた人が急にいじめる側に回る。
これがどれだけ苦痛で辛いものなのか。
職場いじめは人の心を破壊してしまうほど強烈だ。
でも実は職場でいじめを受けると、今まで見えてこなかった会社の真実が見えて、いい意味でクールに会社を観察できるようになる。
職場いじめは、自分の視野を狭さと、別のチャンスを生み出してくれる鏡だと気づけたのは私も職場で強烈ないじめを受けたからだ。
まずは、私自身が受けた職場のいじめのお話を紹介する。
これは、私の身に起こったことだが、あなたにも起こりうることだ。
目次
職場での嫌がらせの始まり
4月、同じ職場の人事総務部で、ある年配の男性M氏が心臓の持病悪化で緊急入院することになった。
本当に急なことだった。
M氏が入院すると、職場では口々に心配の声とともに言われていた。
女の上司Dさん
『いや~Mさんが大事な存在やったとよく分かるわ~』
上司の男性Kさん
『ほんまやな~、Sくん(私)も休んだ時におってもおらんでも同じやな~なんて言われへんようにしいや』
私
『はい。』
あからさまにこちらを見て、揶揄するようなトゲのある言い方が引っ掛かったが、あまり気に止めないようにした。
Mさんは、大阪府内の会社のすぐ近くにある大学病院に入院していた。
上司が皆、お見舞に行っていたので、とりあえずお見舞いにでも行くか。
何を買っていいかわからなかったので、お茶のセットを買って持参した。
Mさんは案外元気そうな顔だったが、なんだかヨソヨソしい感じがした。
もとも愛想の良い人でニコニコしていたからその違いがよく分かる。
でも、入院して体力も使ったんだから、疲れてるのかな。
最初はそう思っていたが、退院してからある日のこと。
1人の派遣社員の女性の受け入れが決まった。
受け入れがある日に、部内の全員でミーティングがあった。
毎週、定期的にあることだったが、1つだけ異なっていた点があった。
女の上司Dさん
『Sくんは今回の会議は参加せんでええよ。』
私
『え、そうなんですか。』
女の上司Dさん
『うん。新しく入った派遣さんに関係のある内容やから。』
私
『そうなんですね。』
何事もないように振る舞ったが、これから一緒に仕事をすることになる仲なのに、なぜ私がその内容を聞かされず、蚊帳の外に置かれるのか、妙な胸騒ぎがした。
味方ゼロ、エスカレートする職場でのいじめ
その日から私の周りの人間関係がガラッと変わった。
職場の皆の態度と行動が一変したのだ。
一言で表すなら、いじめが始まった。
原因はさっぱり分からなかった。
書類選考の書類の扱い方、社保手続き、電話対応、メールの文面、他の部署の社員との話し方について、職場の全員が私の行動に対して1つ1つ苦言が入るようになった。
わたし的には何も変わっていない。
でも、何かささいなミスが起きるたびに職場の人間の全員が私に嫌味を言い、難癖を付けられるようになった。
ハッキリ言って急激に変化した職場のいじめへのストレスは尋常じゃなかった。
エスカレートする職場のいじめ1:激しい罵倒と上司にへつらうM氏
特におおっぴらにいじめてくるのは、先日まで入院していたM氏だった。
『この書類の内容に誤植あるんちゃうか!よく見ろ!』
今まで聞いたことのないようなキツイ問い詰め方だった。
『その書類は私が作ったんじゃなくて、上司のO氏さんですよ。』
そういうと、M氏は、コロッと表情を変えて、
『あ、ほんま?あ、ならええねん。アハハ。』
『(なんじゃそりゃ??
俺はあかんけど、役員には何も言われへんのか?)』
わたし以外の別の人ならなんにも言われないのに、私だけが激しく叱責されるというケースが明らかに増えた。
本当に心理的に辛かった。
同じ職場に誰も味方がいない中、陰湿な嫌味を言われて、だれもフォローしてくれない。
そんな環境にさらされ続けた。
これがいじめか。。
私は誰にも相談できずに苦しんだ。
エスカレートする職場のいじめ2:誤った指示を出しても我関せずのD氏
また、ある時、女の上司Mさんからパートの雇用契約書の変更について指示があった。
『A4用紙1枚にまとまるように作り直して』
私
『え!?今、3枚もある雇用契約書を1枚にまとめるなんて無理でしょう!』
女の上司Mさん
『就業規則に書いてある内容でダブってるとこを、[就業規則に準ずる]ってしてまえばまとまるやろ。
あと、文字の大きさを小さくすればええねん。』
私
『雇用契約書をそんなふうに作ったら雑になりませんか!?』
女の上司Mさん
『ごちゃごちゃ言わんと、言われた通りにしなさいよ!』
渋々、言われたとおり雇用契約書をA4用紙1枚にまとめて、女の上司Mさんさんに見せると、
パソコンを見ながら無表情で一言。
『上司のOさんにも確認取っといて』
私は上司のOさんのデスクに置き、
『雇用契約書を編集しました。確認お願いします。』
と、付箋を貼って置いた。
戻ってきたOさんがそれを確認すると烈火の如くキレた。
『なんや!!この契約書は!!!
なんで[就業規則に準ずる]でまとめるんや!!
もっとちゃんと仕事しろ!!
もうSはこの件に関わるな!!
Mさん、頼むわ、やっといて!
Sは使いモンにならん!』
女の上司Mさんは、無言だった。
Oさんが編集した雇用契約書に厳しい評価とキツイ指摘をしていた時に真横にいたのにまるで存在を消して、自分は関係ないと言わんばかりの態度だった。
そして、Mさんは雇用契約書を作り直し、なんと5枚の分量になっていた。
『(なんでやねん。。
あからさますぎるやろ。。)』
はっきり言って女のいじめは陰湿だ。
精神を追い詰める方法なら女は圧倒的に男よりうまいと断言できる。
エスカレートする職場のいじめ3:職場の人間、全員から無視
転職の面接のため言われた部屋を確保したら、その部屋は使わなくなった。
電球が切れかけていたから承認を得て買ってきたら、そんな承認は出していない。
採用のために必要な項目として書かれている家族構成を書いてもらったら、相手を気遣えと言われる。
やることなすことが1つずつ否定されていく。
毎朝、出勤するのが本当に辛く、苦しくなっていった。
辛い、辛い、辛い。。
誰も助けてくれず、悩んでいたが私が改善すれば職場のいじめも変わるだろうと信じて頑張っていた。
そんなとき、決定的な行為があった。
ある時、部内のミーティングが開催され、私は書記係として加わっていた。
話がまとまったので、私が確認しようと質問をした。
『◯と◯についてですが、この件は△で良いで・・』
皆、私の存在が無いかのように無視してミーティングを出ていった。
残された私は、その時ハッキリと気づいた。
『あ~これが職場での大人のいじめか。』
そして、半期を終えた後の、私の人事評価はA~Dの4段階で1番低いD評価だった。
『言われたこともまともにできない。
パート以下と思われる。』
そんな付記まであった。
自分の中で何かが壊れた瞬間だった。
職場でいじめを受けた時の3つの対策
職場のいじめ対策1,証拠を残しておこう
職場のいじめが起きた時、目撃者は当てにならないと覚悟しておこう。
残念だが日本では、いじめられている者を被って火の粉を被るよりも、自分の正社員としての身分を守ろうという心理が働きやすい。
だから、周囲の人がいじめの行為を見ていても、証拠として言える人はいない。
だから必ず言った言わないの発言で揉めることが多くなるのは分かっている。
そのための対策として、職場には必ずICレコーダーを持参していこう。
今はペン型や腕時計型もある。
職場のいじめの記録は、表立って録音しようとすると相手は警戒される。
証拠を押さえることがなによりも重要だ。
職場では『いつ』、『どこ』でいじめの行為を受けるか分からないので、いつも身に付けていられる形状のICレコーダーが最善だ。
仲の良い先輩や同僚がいたとしても残念だが、職場で味方がいると考えるのは難しい。
たいていは、『少しキツめに指導しただけだ』というパターンでうやむやにされるのがオチだ。
職場のいじめ対策2,『モラハラ』と『パワハラ』を区別して相談先を決める
いじめのタイプは2つある。
『モラハラ』と『パワハラ』だ。
いじめのタイプ1:モラハラ
モラルとはモラルハラスメントの略称だ。
モラルとは、倫理や道徳といった意味
ハラスメントは嫌がらせといった意味
重ねると、倫理的、道徳的な嫌がらせという意味だ。
具体的に言えば、相手に対して侮辱、暴言、無視、悪口、睨みつける、物を隠す、陰口をたたくなどの不快感を感じさせる行為と言動だ。
相手の自尊心を傷つける精神的な攻撃なので、他人が見ると冗談なのか気のせいなのか判別しにく理解されにくいという特徴がある。
だからこういったモラハラを行う立場の者は、言い逃れするセリフを常に用意している。
『そんなつもりじゃなかった』
『冗談のつもりだった』
など言ってくることを想定しておこう。
典型的な大人のいじめのタイプだ。
モラハラについては、『頻度』と『具体的な言動』が証拠のポイントになる。
証拠に残しても1回だけだと、ただの当事者の間でのトラブルとして処理され、うやむやにされやすい。
だから、録音と日記を併せて付けておこう。
モラハラの場合の職場での相談先
モラハラの場合は、証拠をつかむたびに、毎回、上司に相談することがポイントだ。
毎回それが必要な理由は『頻度』を伝わりやすくするためだ。
ただ、私の場合のように上司が職場のいじめのメンバーに入っている場合は、状況が変わってくる。
上司を含めた職場でのいじめの相談先は次の順序が良いだろう。
1、上司
2、他部署の上司
3、労働組合
4、労働基準監督署
5、弁護士
メーカーなど労働組合がしっかりしている会社なら職場でのいじめにしっかり対処されやすい。
ただ、労働組合のだと当事者同士が組合員である場合がほとんどなので、謝って終わりにされる場合もありうる。
そういう場合は労働基準監督署と弁護士を使おう。
労働基準監督署に通報する理由は、社外の組織が動き出すと通常、会社としては無視できなくなるからだ。
労働基準監督署でのいじめやモラハラ、パワハラに対する制度があるか知りたい人は次の記事を読んでほしい。
https://syokutaku.club/bouryoku-joushi/
それでも会社が責任ある態度を取らないなら弁護士に依頼して企業に対して法的措置を取るしかありません。
いじめのタイプ2:パワハラ
パワーハラスメントを省略したもので、職場上の地位や立場の優位性を利用した上司が行ういじめのことだ。
人格を無視して激しく叱責されたり、根拠のない左遷、パートのやるような仕事をさせられるなど、
その権威を利用して行ういじめだ。
モラハラとパワハラの違いのポイントは、パワハラは自分よりも権威が上の者から受ける嫌がらせという点だ。
ただパワハラはモラハラと違って目に見えやすいという特徴があるので人の目つきやすい。
ところが逆に上司が行うという特徴のため、証人としてパワハラの告発を手伝ってくれる味方は少ない。
さっき書いた通り、誰も火の粉を被りたくないからだ。
パワハラの場合の相談先
パワハラの場合は、労働組合に相談するのが早いだろう。
組織として動いてくれる可能性が高いため、意外と解決し易いのが特徴だ。
特に労働組合と会社の関係が、ぎくしゃくしているなら好都合だ。
労働組合としては会社を責める理由を探している。
だから、組合員を守るという理由ができればガンガン上司と会社を責めてくれる。
職場のいじめ対策3,職場でのいじめを相談できる専門部署に持っていく
上司からも同僚からもいじめを受けるような、職場で四面楚歌の場合は、もはや専門部署に相談するしかない。
しかし、嫌がらせ、パワハラ、いじめなどに対応する専門部署が設置されている会社となると、かなりの大手企業でないとないだろう。
そのため、そういう時は、労働基準監督署へ通報や裁判を起こすという手段を使おう。
労働基準監督署は、証拠さえあれば是正勧告を会社に出してくれる。
その根拠は労働契約法にあるんだが、誰も見ていない。
【労働契約法第5条】
使用者は、労働契約に伴い、労働者がその生命、身体等の安全を確保しつつ労働することができるよう、必要な配慮をするものとする。
労働契約法第5条
そして、是正勧告があった上で会社が対応しなければ、裁判になった時に会社に勝てる確率がグンと高くなる。
ただ、裁判の難点は時間がかかるという点だ。
しかも事実認定の証拠は1つ1つをきっちり精査されるので、ちゃんと証拠を取っていないとまともに戦えない。
ものは考えようだ。
有限の人生を腐った会社への仕返しのために、くだらない裁判をするのは時間の浪費だ。
プライドは傷つくだろうが、時間のかかる裁判のような仕返しを考えるよりも、あなた自身が幸せに働ける職場を見つける方がよっぽど人生にとってメリットがある。
職場でのいじめなどに耐えきれなくなったら
1,職場でのいじめに無理して耐える必要はない
結論を言えば職場でのいじめに無理して耐えるなんて無駄だ。
さっさと会社を変えてしまおう。
よく考えてみよう。
その会社に居続ける意味はなに?
今の職場でしか、あなたのやりたいことはできないのか?
今の職場以外であなたは勤務できないほど無能なのか?
そんなことはないはずだ。
いや、今まで何千人以上を見て来たから分かる。
職場を変えても十分に通じるほどの実力を持っていながらそれに気づいていない、もしくは自信がないだけの人がほとんどだ。
心が追い詰められている時はすごく視野が狭くなってしまう。
でも、他でやりたいことができるなら、今いる職場に固執していじめに耐える必要は全然ない。
他で通じるスキルがあるなら他の職場でその能力を発揮すればいい。
2,職場でのいじめなどに耐えられずに辞める=負ける、ではないことを知る
職場でのいじめに耐えられずに辞めることを『負ける』と考えている人が大勢いるけど検討違いもはなはだしい。
例えば、裁判官も検事も弁護士も全員が敵という状況で、頑張って勝利を勝ち取るなんてそもそも無理だってことぐらい分かるはずだ。
職場でのいじめっているのはそんなもんだ。
1回キリの人生を自分を蔑んで屈辱を与える腐った職場で過ごすほど無駄なことは無い。
本当に自分のやりたい仕事に熱中できる職場で自分のやりたいように頑張ることが、本当の意味で人生の勝利だ。
職場のいじめのない会社に変更する=人生の勝ち組への路線変更ということと知ろう。
しかも、あなたが急に辞めることが会社にとって最高の仕返しになることも覚えておこう。
退職する2週間前に辞表を出して退職しよう。
きっと上司は準備する時間もなくてあわてふためく。
それが、最高の仕返しだ。
最後に職場でのいじめの後
私が会社を辞めた後、1人の社内の友人が声をかけてくれた。
『よくあれだけの仕打ちを受けてがんばってたな。
上司も周りの同僚も皆、敵だったって見ててすぐわかったよ。』
彼は続けて言ってくれた。
『こんな会社で無理しなくていいんだよ。
Sさんは、話していて分かったけど、人事や経理みたいな単調な仕事は向いてないと思う。
もっとクリエイティブというか、毎日が新しいことに触れられる仕事のほうが向いていると思う。
Sさんは、『みにくいアヒルの子』だと思う。
本当は、白鳥なんだよ。
だから、これを機に、白鳥が飛べる場所でがんばれよ。』
私は『みにくいアヒルの子』、この言葉がどれだけ私を勇気づけてくれたことか。
私はこの言葉を胸に転職を決意した。
ただ、私は結果的に退職勧告を受けて先に辞表をだしてしまいましたが、これは大失敗だった。
転職は在職中にスタートすべきだ。
そして、転職活動を始めるときはまず、転職のプロに自分の進路について相談することをおすすめする。
転職のプロの協力が無ければ今の転職市場で勝ち残るのはとても難しくなっているからだ。
具体的には転職エージェントを活用することだ。
転職エージェントに登録する5つのメリット
1、業界最大級の非公開求人数
転職活動を進めるにあたって重要な要素である「求人数」。
転職エージェントでは一般公開している求人の他、3~10万件以上の非公開求人を取り揃えている。
応募が殺到しすぎるから、企業戦略上一般公開できない重要求人だからなど、非公開にせざるを得ない魅力的な求人がたくさんあり、転職エージェントに登録しなければそういった求人には出会えない。
2、実績豊富なアドバイザー
転職の相談相手は、誰でも良いというわけではない。
業界や業種によって、転職に必要な情報や知識は変わってくる。
転職エージェントは、各業界・各業種に精通したキャリアアドバイザーが、求職者の希望やスキルに沿った求人を、厳選して紹介してくれる。
3、充実した転職サポート
転職エージェントのアドバイザーは、求人紹介をするだけではない。
提出された職務経歴書・履歴書などの書類の添削、独自に分析した業界・企業情報の提供、志望企業への推薦など様々な転職サポートを行ってくれる。
他にも参加者の80%以上に満足を得ている転職エージェント主催の「面接力向上セミナー」にも無料で参加可能できるので、もし1人で転職活動を進めていたらこういった無料のサポートも受けられないから大きく後れを取ることになる。
4、内定辞退も受託お任せ
一度、転職した方なら分かっていると思うが、内定を得る会社も『保険として受けた滑り止めの会社』から『第一志望の会社』までさまざまある。
第一志望の会社から内定を得たら滑り止めの会社は断るのだが、一人で転職活動を行うと自分で断りの連絡をいれないといけない。
その際、説得されたり何度も連絡が来ると結構なストレスだ。
転職エージェントを活用すれば、そのような手間もすべて転職エージェントが代行してくれる。
5、年収交渉もお任せ
転職エージェントの担当者はとても熱心に転職者を売り込んでくれることはあまり知られていない。
そのため年収交渉も行ってくれるので希望の年収よりも上がることもよくあることだ。
元人事部での経験から言っても、書類や面接では伝わらない転職者の良さをしっかりと伝えてくれるので非常に助かった。
以上
しかもこれらの全てが無料という信じられないサービスだ。
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今すぐに転職する気が無くても登録だけして置くことだ。
登録だけしておけば、あなたのスキルと経験での給料や役職などの市場価値が明確になる。
それが頭に入っているだけで、今いる職場での次の人事評価の際にあなたの希望の査定がでなくて望む年収がもらえなければそのまま転職すればよいだけだ。
つまりそれだけ会社に対して交渉材料を持つことができるということだ。
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正社員経験がありTOEICスコアの高い20代、30代
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JACリクルートメントはハイクラスな求人しかない。
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リクルートエージェント(総合転職の最大手)
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20代で経験が少ない人向けの転職エージェント
次の3社に登録しましょう。
リクルートエージェント(総合転職の最大手)
就職Shop(リクルートグループの20代で未経験専門会社)
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