もう大丈夫!上司からの嫌味や無視が酷すぎて辛い時の5つの原因と対処法

会社での人間関係の悩みで一番多いのが上司との付き合い方


仕事はやりがいがあって楽しいのに毎日、上司から嫌味を言われるのが辛い

機嫌が悪くなると嫌味を超えて無視してくるから仕事の相談もできない

上司には仕事の確認や相談、承認を取ったりと同僚とのコミュニケーションに比べて話す機会がとても多くなりますから、上司から嫌味を言われ続けたり、無視され続けるとその会社に居づらくなりますよね。

今回はそんな上司からのたびかさなる嫌味や無視にどう対処すべきかをご紹介します。

会社内での上司からの嫌味や無視はパワハラになる


まず意外と知られていないことなのですが、上司が仕事で必要な情報を伝えなかったり、相談に乗らないというのは部下の正常な仕事を間接的に阻害し妨害している行為とみなされますのでパワハラとして認定される場合があります。

実際に、私が勤務していたメーカーでも設計部の部長が課長を無視し、適切なアドバイスをせず、


その程度のことも考えられない君は無能なのか?

など繰り返し人格を否定する言葉を投げかけていた事例がありました。

人事部としては事情を聞いてすぐに部長に指導しましたが、部長の対応は変わりませんでした。
再度呼び出して指導しようとしたときに、課長が労基署(労働基準監督署)に駆け込んでしまいました。

その結果、パワハラであるという是正勧告を受けることになり、おおごとになった事件がありました。

その他にも、人事として働いていた時、税理士事務所でクライアント先の社員さんから、上司の対応、特に嫌味や無視についていろいろな相談を受けましたので少しだけ紹介します。

実際にあった嫌味や無視で苦しんだ体験

ブライダルエステ事業に勤務していた社員さんが上司からの受け続けた嫌味と罵声

ブライダルエステと言えば華やかなイメージを持っている方が多いですが、裏側は過酷です。

結婚式の日に合わせてスタイルを整えることが仕事です。
結婚式から逆算して何をすべきか決まった日数しか余裕はありませんので、なかなか穴を開けられません。

でもスタッフさんも人間です。
風邪や事故などで体調不良やケガに見舞われることもあります。

そんな時、上司からの嫌味と罵声が半端ないのです。

『お前はプロとしての自覚がないのか!』
『風邪なんて引くのはお前の体調管理が悪いんじゃ!』

注:これらの発言はすべて女性です(汗)

女性が多い職場なんで口の悪さはひときわ凄まじく、たびたび私の元へ相談に来られていました。

介護用品販売会社の営業社員が同僚から無視され続けた辛さ

介護用品は伸び盛りの市場とは言え、新規参入も増えてますので激戦です。
営業社員は、モールや百貨店、小売店を飛び回り販路を拡大していきますが、苦戦します。


優秀な上司や同僚に相談に行けばいいじゃないか

と思うかもしれませんが、そう簡単ではないんです。

給料は出来高制なので、上司と部下の関係と言えどもライバル関係なんです。
上司が部下の管理だけを行うマネジメントに徹してくれていたらまだやりやすいのですが、上司もプレイングマネージャーです。
自ら営業先を開拓しながら部下を管理しています。

となると、自分の営業手法を部下に教えて部下が自分の客先を取ってしまうと自分の首を絞めることになります。

そのため、上司に相談してもスルー(無視)されます。
上司からすると自分で勝手に営業の成績を上げてくれる部下こそ優秀で、質問してきたり営業成績を上げられない部下は不要という発想なんです。

同僚もライバル同士なので、だれも相談に乗ってもらえず一人苦しみ、最後に行き着く先が私になっていました。

あくまで上記の事例は、上司からの嫌味や無視の一例です。
ただ、上司が嫌味を言ったり無視し始めるのには6つのパターンの原因があることに気づきましたので、その原因と対処法をご紹介します。

上司からの嫌味や無視が始まる5つの原因と対処法

1,仕事が遅い、できない

本来なら部下の仕事が遅かったり、仕事ができないなら指導して伸ばすことが上司の役目なんですが、そもそもその役目を放棄している上司が非常に多いのが特徴です。

なぜ部下を指導する役目を放棄するのか?
上司の視点で考えると明確です。

仕事が遅い、もしくは仕事ができない部下を指導してできるように伸ばすよりも、
自分が仕事をする、もしくは優秀な社員が入ってくる方が楽なんです。

いやいや、それはダメだろう。

そのとおりです。
ただ、現実問題として、部下の指導方法を知らない上司かなりたくさん会ってきました。
だから、部下の立場としての対処法は2つです。

あまり丁寧に教える気の無い上司に必死に食らいついて質問する

理想はこちらです。
教えてくれないなら自分から積極的に上司に質問し、日本語の解釈を行って身につけていく。

これができれば最高です。
ただ、上司からの嫌味や罵声はさらに数多くなってしまうことは覚悟しておいてください。

自分を伸ばしてくれる『できる上司』に巡り会えるように異動する

もう1つの方法は、他部署へ異動、もしくは転職です。

私も転職を繰り返したので分かりますが、できる上司に巡り会えるだけでこんなに自分が仕事ができるようになるなんて思わなかった!と思えるぐらいに才能が開花します。

だから転職して馬の合う上司と出会えればお互いにWin-Winの関係を築けます。

2,自分より優秀な部下に嫉妬している

タチが悪い例ですが、本当にあります。

特に嫉妬というのは、上司の上の上長から可愛がられる部下を見て嫉妬する場合と、単純に若くてかわいいあなたに嫉妬している場合の2つです。

残念ですが、このような嫉妬する上司に対しても対策は2つです。

上司を日々褒め称える(つまりゴマすりを行う)

ハッキリ言って、人事部に相談に行っても何も変わらないです。
それよりもその上司を日々褒め称えて、ゴマすりを行いましょう。

するとあなたのことが可愛く見えていじめなくなります。
特に女性に有効です。

要は自尊心をくすぐってあげることです。

職場を変えること

そんなゴマすりなんてプライドが許さない、という人は職場を変えることです。

上司からの嫌味と無視に悩む人は視野が狭くなっています。

自分がいる世界が全てと思いこんで他のどの会社もみんなおんなじと考えてしまいがちですがそんなことありません。

要は嫉妬する上司から離れればそれで良いので、他の会社を探したほうが早いです。

3,自分の力を見せつけたい

上司としての器の無い人間の特徴です。

とりあえず反抗できない部下を精神的に追い込むことで自分の力を見せつけたいという上司です。

ハッキリ言ってパワハラです。

対処法は4つあります。

自尊心をくすぐって服従したフリをする

自分の力を見せつけたい輩は、服従したフリをしましょう。

あくまでフリだけで大丈夫です。

結局自分の力を見せたい上司は、カッコつけなだけで中身はありませんからビックリするぐらいに効果があります。

人事部にパワハラとして訴える

それでも変わらないようなら人事部にパワハラとして訴えましょう。
まともな人事部なら上司に指導が入るはずです。

ただし、証拠として録音と日記はつけておきましょう。

労基署に通報する

世の中はまともな人事部ばかりではありません。
部下からの訴えを無視する人事部もよくあります。

そういう場合は、人事部の対応を待つ必要はありません。
労基署に通報しましょう。

労基署は、事実確認の後、事実と認められると是正勧告を出してくれます。
それで職場が変わらなかったとしても是正勧告が出たという結果があればその後の裁判などで会社と有利に戦えます。

転職する

しかし、元人事部として言わせてもらえば、上記のいずれも手間がかかります。
20代~30代前半ならとりあえず1年勤務した後なら転職しましょう。

今は人材難の時代です。
あなたが想像している以上に会社は人材に飢えています。

転職回数が多いと転職に不利とか言われますが、実はほとんど関係ありません。
そんな覚悟を決めて決死の覚悟で転職、なんて思い込む必要はまったくありません。

4,個人的に嫌い

上司が個人的にあなたのことを嫌っている場合は、もう最悪です。
会社という公的な場所で個を優先する上司の元では働けません。

基本的な原因と対処法は『3,自分の力を見せつけたい』と同じですが、私なら人事部に通報した後に転職します。

何もせずに退職するのも悔しいので一矢報いてから転職すれば気分爽快です(笑)

5,人員整理したい

意外と知られていませんが、会社が正社員を『解雇』するのはとっても敷居が高いんです。

だから会社としては『解雇』ではなく、社員から『自発的に辞職』してほしいと考えてます。

そのため、会社に居づらくするために嫌味を言ったり無視するという手法は昔からよく使われています。

我慢して耐えて会社に残るというのも1つの手段ですが、たった1度しかない人生をそんな会社で時間を浪費するのはもったいないです。

私なら新天地を探します。

でも、転職するにしてもできるだけ有利に転職活動を行いたいものです。

だから、私のおすすめは今すぐ転職する気がなくとも退職してから転職活動を始めるのではなく、在職中に転職サイトに登録しておくことです。

転職に成功した人の上手な転職の進め方

在職中に転職サイトに登録すべき理由は3つあります。

1つ目は、実際に転職を3回経験したので分かりますが、退職までに溜まったストレスや疲労は半端ないためです。
限界に達すると転職サイトに登録する気力すら無くなります。

2つ目の理由は、転職せず自宅でゆっくり過ごす生活に慣れると転職へのモチベーションを戻すのは想像以上に大変だからです。

3つ目の理由は、退職後に空白期間を作ってしまうためです。
空白期間が半年を過ぎると次の転職は致命的に難しくなります。

元人事部として本音で語りますが、転職に成功している人は例外なく転職サイトに登録して、気になる求人情報をストックしておくだけでも行ってます。

転職サイトに登録すると『転職という選択肢』ができて心にゆとりが生まれ、『色々な会社情報』を知っておくことで心が折れて倒れる前に転職という手が打てるようになります。

転職サイトは登録無料です。
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おすすめの転職サイトはやっぱりリクルートエージェントです。
私も転職の際はたびたびお世話になりました。

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