会社から評価されず辛くて辞めたいと考えてるあなたへ

冬のボーナスが7万円という衝撃

ボーナス
私は大学卒業後、税理士事務所を母体とした税務法務総合事務所という人事、労務、法務を扱う会社に就職しました。
メイン業務は、個人事業主から法人事業への転換、つまり会社設立支援とクライアント企業の社員さんの労務や社保の手続き業務でした。
法改正と補助金のブームが重なったため法人設立のラッシュが続き、朝8時半ごろに出社し、帰りはほぼ毎日10時過ぎまで働くというのがずっと続いてました。

入社して日が浅い中、新規のお客様から私を指名して仕事を依頼されることが多く、クライアントさんからも私宛に、お中元やお歳暮を贈られることもあり、自分としてはやりがいを持って仕事に取り組んでいました。

自力で獲得した新規クライアントの数、仕事のこなした数。
どれをとっても同僚よりもこなしている自負がありました。

年に1回、冬にボーナスがありましたので、ドキドキしながら冬のボーナスの査定を待っていました。

上司と社長面談も終わり、ボーナスが振り込まれました。
通帳記入に行き金額を確認すると衝撃でした。

70,000円

え!?

私はもう一度、見ました。

ゼロを1つ見間違えたかと思いましたが、どうやら間違いではありませんでした。

7万円

でした。

納得できるわけがないので、直談判に行きました。

上司の意見に盲目的に従えるかどうかで決まる評価

上司に確認すると一言

『だって君、協調性ないだろ』

社長に確認すると一言

『お前は反抗ばっかりしてくるだろ』

はぁぁぁ!?

この時、勤務していた会社は法律的にグレーな業務もあり、私はそういった仕事は上司命令でも断っていました。
それが協調性がない、反抗してくると言われた原因でした。

逆に社長の金魚のフンみたいについて回り、お世辞を使って気に入られ、社長から使い古された名刺入れをもらったと自慢していたS氏は50万円以上のボーナスが振り込まれていました。

評価が上司の主観で行われているのに直面し、心が折れた瞬間でした。

こんな会社辞めてやる!
そう思った瞬間でした。

でも、辞めたいと思って辞めるのは早計です。
評価されないからすぐに辞めるのではなく、次こそ実力と結果で公正に評価される会社に勤めないと同じ二の舞になります。

だから辞表を叩きつける前にぜひ参考にして読んでいただければ幸いです。

公正に評価されない原因の3つの特徴

1、某アメフト部のように精神的に追い込むパワハラが横行している会社

社長が社員を精神的に追い込んでくることが常態化している会社の場合、上司も中間管理職としての機能が壊れている場合があります。

『社長が言ったんだから絶対!』

そういう会社は変えようがありません。
人生は短いので、会社を変えようなどという社会正義を目指すよりもまずは個人の幸せを第一に考えましょう。

社風を変える努力をするぐらいなら他に転職先を探した方がよっぽど労力が無駄になりません。

2、労働組合などが機能しておらず労働者の立場が弱い会社

労働組合がしっかりしている場合、評価が人為的に行われているなら代わりに交渉を行ってくれることもあります。

ただ、労働組合が組織として機能しておらず、労働者の立場が弱い場合は使用者側も真剣に対応してくれません。
また、もし労働組合が動いたとしても、労働組合を使って交渉するのは日本ではかなりの大ごと捉えられます。

そのため、労働組合に交渉してほしい場合は、その会社に骨を埋める覚悟がある場合が良いでしょう。
せっかく労働組合が交渉してくれても2年後に辞める予定なら意味ありませんから。

3、能力と職種の適正がずれている

コミュニケーション能力の高い人は、細かい仕事が向いていないことが良くあります。
その場合、経理部に配属されると人間関係はうまくいっても仕事にミスが出やすく評価されにくくなります。

また逆に職人気質な人は、細かい仕事は得意なんですが営業などのように人と接する仕事に就くと結果が出にくくなります。

このように能力と職種の適正がずれている場合はまず、異動願いを出しましょう

能力と職種がぴったり合うだけで水を得た魚のように仕事をこなせるようになり評価が上がりやすくなります。

でも、異動願いを出してもすぐに明日から部署異動とはならないので、上司と人事担当と3か月以上前から話し合いましょう。

元人事部の経験から言いますと、部署異動は4月が基本です。
場合によっては半期で変更ということもありますがそれは例外です。

ましては翌月から異動などはありません。
準備があるためです。

もし、異動しても評価が変わらない、もしくは異動そのものが拒否された場合は転職を検討しましょう。
異動を拒否される場合、上司がもう少ししっかりと教育したいと善意で考えている場合もあります。

ただ、その場合でも評価が変わらないことを想定すべきです。
評価が低いままだと給与にも影響を与えますし、辞めることを決意して辞めてから転職活動を行うと想像以上に大変です。

だから、今すぐ転職する気がなくとも退職してから転職活動を始めるのではなく、在職中に転職サイトに登録しておくことを強くおすすめします。

在職中に転職サイトに登録すべき理由は3つあります。

1つ目は、実際に転職を3回経験したので分かりますが、退職までに溜まったストレスや疲労は半端ないためです。
限界に達すると転職サイトに登録する気力すら無くなります。

2つ目の理由は、転職せず自宅でゆっくり過ごす生活に慣れると転職へのモチベーションを戻すのは想像以上に大変だからです。

3つ目の理由は、退職後に空白期間を作ってしまうためです。
空白期間が半年を過ぎると次の転職は致命的に難しくなります。

元人事部として本音で語りますが、転職に成功している人は例外なく転職サイトに登録して、気になる求人情報をストックしておくだけでも行ってます。

転職サイトに登録すると『転職という選択肢』ができて心にゆとりが生まれ、『色々な会社情報』を知っておくことで心が折れて倒れる前に転職という手が打てるようになります。

転職サイトは登録無料です。
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おすすめの転職サイトはやっぱりリクルートエージェントです。
私も転職の際はたびたびお世話になりました。

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リクルートエージェントに登録する5つのメリット

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転職の相談相手は、誰でも良いというわけではありません。
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第一志望の会社から内定を得たら滑り止めの会社は断るのですが、一人で転職活動を行うと自分で断りの連絡をいれないといけませんが、説得されたり何度も連絡が来ると結構ストレスです。
リクルートエージェントを活用すれば、そのような手間もすべてリクルートエージェントが代行してくれます。

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リクルートエージェントの担当者はとても熱心に転職者を売り込んでくれます。
そのため年収交渉も行ってくれるので希望の年収よりも上がることもよくあります。
元人事部での経験から言っても、書類や面接では伝わらない転職者の良さをしっかりと伝えてくれるので助かりました。

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