転職に否定的な考えはもう古いことが判明
まずはこちらを見てください。
平成17年からの有効求人倍率の推移です。
リーマンショックを受けた平成20年(2008年)の翌年、平成21年(2009年)を底に有効求人倍率は右肩上がりです。
そして、平成26年(2014年)に「有効求人数」が「有効求職者数」を上回る、「売り手市場」となっています。
さらに平成29年以後は、有効求人数と有効求職者数の差が広がり続けています。
今の会社に不満があるなら今こそチャンス
やりたい仕事をやらせてもらえない!
上司のパワハラやセクハラにもう耐えられない!
人間関係がドロドロしすぎてストレスがたまる!
そんな不満があるなら、今が転職の最高のタイミングです。
■『転職』が“当たり前”の時代に!?転職に対してポジティブに捉えている人が全世代で過半数に!
転職に対するイメージを調査したところ、20代~60代の会社員は56.4%が転職はポジティブと回答。その中でも、20代が最も転職をポジティブに捉えていることがわかりました。なお、世代ごとにみても、全世代で半数以上がポジティブなものだと回答する結果に。世代で結果が大幅に変わることなく、どの世代においても転職がポジティブ>ネガティブのイメージになっていることが伺えます。
引用:https://www.fnn.jp/posts/00401378CX
でも、ポジティブに考えて、何も動かないなら現状は何も変わりません。
めちゃくちゃ転職しやすい環境が何年も続くとは限りません。
どの予想も日本の景気が続くのは、東京オリンピックがある2020年までと考えられています。
このチャンスを逃すとまた5年以上は転職が難しくなると予想されます。
どんなに能力やスキルが高くても、タイミングが合わないと就職・転職はできないんです。
今の20代は知らないでしょうが、ほんの数年前まで就職氷河期という時代がありました。
特に次の期間は新卒、転職ともに最悪の期間でした。
バブル崩壊による就職氷河期:1993年~2005年
リーマンショックによる就職氷河期:2010年~2013年
この時期は、早慶上智、関西なら関関同立などのいわゆる一流大学を卒業しても希望の会社に就職できない人が続出しました。
就職できない彼らはやむなく、『フリーター』となる選択を取りました。
ちょうど世間もフリーターブームが来ており、
『自由に働く働き方もいいよね♪これぞ新時代の働き方!』
などと、マスコミももてはやしていました。
でも、実態は違いました。
フリーターは何年勤めても『勤務経験』とはみなされず、正社員になる道が閉ざされてしまいました。
逆に、就職氷河期以外に就職活動、転職活動をした人は、内定を何社ももらい、内定者だけの旅行などにも連れて行ってもらえるなど、同じ日本で数年前とは全く違う世界になっていました。
就職や転職はタイミングが1番大事!
気づいてほしいのは、就職や転職はタイミングが1番大事だってことです。
就職市場、転職市場が沸き立って、売り手市場になっているときに転職するなら誰でも成功率は格段に上がります。
ポイントは、『誰でも』です。
高卒で今まで正社員の経験が無かっても大丈夫なのか?
第二新卒で半年しか前職に勤めてないけどいいの?
キャリアチェンジしたいんだけどできる?
できてしまいます。
2018年はかつてない規模で有効求人数が増え、どこの会社も社員の求人に悪戦苦闘しています。
それが、売り手市場なんです。
今までは、
『即戦力じゃないと人材はいらないよ!』と言っていた企業が
『未経験でも会社でちゃんと教育するし、待遇も良いからぜひ来てください!』
と180度の大転換です。
20代のほぼ半数「転職考えている」というのは正しい考え
引用:https://www.fnn.jp/posts/00401378CX
20代のほぼ半数「転職考えている」というのは正しい考えです。
日本はやたらと20代に我慢を強いる悪い癖があります。
残業してでも仕事を終わらせろ!というサービス残業を当たり前と考え、
無能だ!役立たず!もっと働け!というバカな上司の暴言や侮辱に耐え、
仲間はずれや口を利かない陰湿なイジメに耐えさせる。
その割に、給与や年収は1番低く抑えられています。
諸外国から見たら異常な環境で働いているのが20代です。
今の会社で我慢しながら働いて得をするのは、あなたではなく会社です。
あなたが辞めた後に人材の募集で苦労するのは会社ですから。
年齢が上がるにつれて転職を考える割合が下がるのも理屈にあっています。
彼らは年功序列の賃金ですでに高い給料をもらっており、しかも50代、60代は課長、部長などの役付ですから辞める理由がありません。
でも20代のあなたはこのまま会社に残っていてもポストも無く、古い価値観を押し付けられて過酷な労働を押し付けられるだけです。
その環境を変えたいなら、今がまさにその時です。
親は転職をどう感じるか?自分の子供の転職についてどう思うか?
引用:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000115.000022215.html
面白いデータをDODAが発表しています。
転職を肯定的に考えるかどうかという質問を2つの視点から調査したデータです。
『自分の転職を親はどう感じるか?(子視点):70.8%』
『子供の転職をどう思うか?(親視点):64.3%』
どちらもほぼ同じで3分の2以上は、転職に賛成しています。
極めて妥当です。
今がまさに転職に適したタイミングということをちゃんと分かっています。
でも、本当に転職すれば年収は上がるのか?
この点もデータがあります。
転職回数別・年齢別の年収の「平均アップ額」「平均金額アップ率」
転職回数別の「平均アップ額」「平均金額アップ率」
引用:https://doda.jp/guide/manual/1/004.html
初めての転職(0回)でも年収は上がりますが、転職を1回以上経験している人の方が年収は上がっているという統計データが得られています。
およそ55万円以上のアップです。
年齢別の「平均アップ額」「平均金額アップ率」
引用:https://doda.jp/guide/manual/1/004.html
年齢別でみても、各年齢層で年収が上がっています。
平均金額アップ率が25-29歳をピークに下がっているのは、元となる年収が高いからです。
詳しくはこちらを読んでください。
https://syokutaku.club/tenshoku-nenshu/
でも、転職して確実に年収を上げるためにはコツがあります。
でも、いますぐ転職する気がくとも退職してから転職活動を始めるのではなく、在職中に転職サイトに登録しておくことです。
在職中に転職サイトに登録すべき3つの理由
1つ目は、実際に転職を3回経験したので分かりますが、退職までに溜まったストレスや疲労は半端ないためです。
限界に達すると転職サイトに登録する気力すら無くなります。
2つ目は、自分の理想にあった会社が見つかるまでじっくり探せるからです。
3つ目の理由は、退職後に空白期間を作ってしまうためです。
空白期間が半年を過ぎると次の転職は致命的に難しくなります。
元人事部として本音で語りますが、転職に成功している人は例外なく転職サイトに登録して、気になる求人情報をストックしておくだけでも行ってます。
転職サイトに登録すると『転職という選択肢』ができて心にゆとりが生まれ、『色々な会社情報』を知っておくことで心が折れて倒れる前に転職という手が打てるようになります。
転職サイトは登録無料です。
数分の登録作業だけ行っておけばあなたの条件にあった新規求人や転職可能なおすすめ求人がメールで届くから、今すぐに転職できなくても登録だけはしておくべきです。
おすすめの転職サイトはやっぱり、『リクナビNEXT』か『リクルートエージェント』です。
私も転職の際はたびたびお世話になりました。
マイペースで求人を探しながらゆっくり転職したい人はリクナビNEXT
転職市場の動向や年収を上げる転職方法などの具体的なアドバイスが欲しい人はリクルートエージェント
リクルートエージェントに登録する5つのメリット
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転職の相談相手は、誰でも良いというわけではありません。
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第一志望の会社から内定を得たら滑り止めの会社は断るのですが、一人で転職活動を行うと自分で断りの連絡をいれないといけませんが、説得されたり何度も連絡が来ると結構ストレスです。
リクルートエージェントを活用すれば、そのような手間もすべてリクルートエージェントが代行してくれます。
5、年収交渉もお任せ
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そのため年収交渉も行ってくれるので希望の年収よりも上がることもよくあります。
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