仕事後に上司に飲みに連れていかれて帰れない!嫌すぎてもう行きたくない新卒社員へ

連日の上司からの飲みの誘いという強烈なパワハラ実体験

5年前の私は会社の終業時刻がめっちゃ苦痛でした。

『Sさん飲みに行くぞ!』

午後5時45分の終業時刻に合わせて上司O氏(70歳前)の大声が鳴り響きます。

それは拒否することが許されない憂鬱な時間の始まりを意味します。

『あ、はい・・』

連れていかれるのは駅前の古ぼけたスナック。
スナックとは言っても若い女性は一人もいません。

60過ぎのおばあさんが1人で切り盛りしているスナックです。

食べ物と言えば美味しくもない焼きそばにおにぎりだけ。
飲み物は焼酎、ウィスキーにビールだけ。
奥に汚いソファーが置かれた小さなカラオケスペースがありますが、そこがカラオケスペースとして機能したことはありません。

カウンターにマイクを持ってきて、上司が歌います。
歌うのは昭和40年代、50年代の私が生まれる前の歌ばかり。。

『お前も歌え!』

そう言われてマイクを強引に渡されます。
仕方ないので最近の曲を歌うと、

『内容の無い曲だ!ノリだけの歌じゃないか!
 つまらん!
 今の歌は質が低すぎる!』

歌えと言ったから歌ったのに、ヒドイ言い草だ。

もう23時30分だ。
終電の時刻が近づいて来た。

恐る恐る帰る旨を告げてみる

『O部長、そろそろ終電の時間ですので失礼したいんですが。。』

『今、帰るならもう明日、会社に来るな!!』

大声での罵声で委縮して帰宅のタイミングを失ってしまう。

気が付けば午前1時

終電もなくなると、O部長は驚くことを言ってくる。

『奥のカラオケスペースで寝ろ
 鍵は会社に持ってこい
 俺がママに渡すから』


『(え!?あんなとこで寝るのか!?)』

午前1時半
お店の電気が消えてママから鍵を渡され、上司とママが帰っていく。
ゴキブリが走るボロボロのソファーに座ると涙が出てきた。

『俺はなにやってんだろ。。』

仕事を覚えて手に職をつけて年収を上げたいという高いモチベーションを持って入社したはずだった。

人事の仕事を覚えて、人事のプロフェッショナルになるつもりだった。

でも、なんでこんなことになってんだろ。。

週に2~3回もこんなことが繰り返されたが、がんばって耐え続けた。
でもついに限界がきた。

2年10か月が過ぎたころだ。

朝が起きれなかった。
会社に向かう電車の記憶がなかった。
仕事での凡ミスが異常に増えた

心が折れそうだった。

O部長から言われた。

『もういいよ。
 辞表を出しなさい。』

3年間、耐え続けて心が折れた。
俺は負けたのか?
正直、悔しかったがホッとしたのも事実だった。

今どき、こんな分かりやすいパワハラをする上司がいるんだと思った。
アニメや漫画の中の世界のことだと思っていた。

でも、現実に自分の身に起きると、

『耐えられなかったら負けだ』

と思い込んでしまって苦しかった。

『転職すると逃げたことになる』

そんなことないのに、なぜか転職の2文字を打ち消すことに必死だった。

上司の飲みのパワハラにどう対処すべきだったのか?

考える

なぜ上司は飲みに連れて行く原因から考えてみた

教育やコミュニケーションだと思っている

信じられないことだが、上司は本気で私の教育だと考えていたようだった。
飲みながら語ることで本音で仕事のことを教えられると言われた。

仕事の話なんかほとんどしなかったクセに。。

若い子が話を聞いてくれるのがうれしい

年齢が若い社員が年配の上司に

『あなたの話はつまらないですよ。
 それにあなたと飲んでもつまらないです。』

なんて言えるわけがない。

私もただ耐えていただけだ。

まるでジャイアンとのび太の関係だ。

単に飲みに行くのが好き

自分が飲みに行くのが好きだからそれに部下を付き合わせているだけという信じられないことも言われたことがある。

本人は後に否定したが、それが本音だろう。

飲みに誘ってくる上司が苦痛すぎる場合の4つの対処法

1、まずは別の部署の上司に相談する

上司に直接言えれば良いんですが、それができるなら悩んでいないわけです。

上司と同格の別の部署の上司にさりげなく相談してみましょう。

上司同士が仲が良ければやんわりと伝えてくれる可能性は十二分にあります。

2、自分の口から上司に直接に告げる

しかし、やんわり伝えても伝わらない上司もいます。

そういう時は覚悟を決めましょう。

上司に

『お酒に強くないので体調が悪くなります。
 だから帰らせてください』

と言いましょう。

お前と飲むのがつまらないんだよ!

と言いたいとこですが、そこは大人になって理由を考えましょう(笑)

3、人事部に相談する

直接、言うと逆ギレしてくる上司も必ずいます。

『お前への教育じゃないか!
 お前は何でも学ぶっていっただろ!』

話をすり変えて責任を押し付けてきます。
こういう上司ならどうしようもないので、人事部に相談しましょう。

私の場合は人事部の部長からパワハラを受けていたのでどうしようもできませんでした。。

4、転職を考える

私のように人事部に相談できなかったり、相談してもうやむやにされたら最後の手段です。

転職しましょう。

『転職したら負け』という発想を持っていることがすでに思考停止に陥っている危険な思考です。

真面目な人ほど、パワハラを試練と勘違いして耐えることを良しと考えてしまいます。
その結果、鬱になって心と体を壊してしまいます。

でもちょっと考えれば分かることですが、パワハラに耐える労力ほど無駄なことはありません。
世の中にはたくさんの会社があります。

なんでパワハラにたえなきゃいけないんでしょう?

それよりも働きやすい職場を探すことの方がはるかに健全です。
人生は短いんです。

貴重な時間を無駄に耐えることに費やすのは止めるべきです。

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