仕事が自分に合っていないんじゃないかと悩む入社1年目の社員
早めに就活を始めたのになかなか内定をもらえず、今の会社から内定をもらった時は、本当にうれしかった。
頑張って働いて親孝行しよう!
1番の出世頭になってやる!
おもいっきり稼いでやる!
独立のためにいっぱい経験を積むぞ!
そんな思いで入社したはずなのに、1年も経たないうちに会社を辞めたくなってきた。
でも元人事の採用担当として言えますが、それはあなたが根性無しだからではないと言える根拠があります。
入社1年目で会社を辞めたいと思う原因は大きく3つあります。
入社1年目で辞めたいと思う原因と解決法
1、人間関係
社内で友人ができない
派閥がしっかりできていて息苦しい
上司との関係がうまくいかない
人間関係で辞めたいと考える原因を深堀するとこの3つのいずれかです。
ごくまれに社内恋愛でドロドロになったというのもありますが、今回は横に置いておきましょう。
人間関係で辞めたいと思う人は、決してコミュニケーション能力が低いというわけではありません。
会社という狭い『村』の中で生きるのが本質的に苦手な場合があります。
特に社歴の長い会社であればあるほど、『村』的な体質がありますので人間関係でひずみを生みやすくなります。
でも、『村』が形成されていない風通しの良い社風に移るのが一番早い解決方法です。
例えば、社歴が10年前後の若い会社ならほとんどの場合、『村』が形成されていません。
カイシャの評判(https://en-hyouban.com/)
のような会社の口コミを調べてから転職活動を行い、実際に面接のときに社内の様子を確認して見ると良いでしょう。
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2、給与が低い
入社してから上司や先輩の給料を聞いて、給与の低さに愕然として辞めたくなるというのもよくあります。
『30才になって400万に届かないのか』
そう考えると一気に気持ちが萎えていきます。
実は元人事なんで、年齢別の賃金曲線をよく見ていたのでわかりますが、製造業や商社などの年功序列型の会社の給与は45~50歳をピークにしてゆるやかに上昇していく形です。
どんなに仕事ができても30才で500万を超えることはマレです。
年功序列型の会社で1000万を超えるなんてごく大手都銀や大手保険会社、世界クラスのメーカーだけです。
ところが実はそれは年功序列型に限った話です。
30才で1000万欲しければ成果報酬型の実力主義の会社に移れば普通に稼げます。
広告代理店や保険の代理店などは仕事の結果に応じて給与が決まる仕組みになっています。
だから、まずはどういった業種が年功序列なのかどういった業種が実力主義なのかをしっかりと調査することが先になります。
ただ、こういった情報も個人だとウェブで調べたり直接社員さんから聞くのが精いっぱいです。
でも、このようなリアルの情報をたくさん抱えている会社があります。
それがリクナビなどの転職を支援する会社です。
リクナビは、会社から直接ヒアリングして会社情報をまとめていますので必然的に給与形態の情報はたくさんもっています。
だから、すぐに転職する気がなくとも業種調査として登録してみることをおすすめします。
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3、仕事がつまらない
『仕事が自分の想像して内容と違う』
これは入社1年目の誰もが抱える悩みです。
でも、これはある意味仕方のないことです。
知識も経験もない入社1年目の社員がワクワクする刺激的な仕事にすぐ取り組めるはずがないんです。
先輩社員もあなたに仕事を教えることだけが職務ではありません。
自分の仕事をこなしながらあなたに仕事を教えています。
だから、最初のうちは雑用のような補佐的な仕事がどうしても多くなります。
他の部署に異動してもその点は同じです。
入社1年目から自分のやりたい仕事をやらせてもらえないのは、あなたがその仕事をやるのに必要な経験と知識が足りないから。
どうしてもやりたい仕事をやりたいならたくさん勉強し、先輩からスキルを盗むように懸命に学ぶことです。
地味な方法ですがこれが一番の近道です。
でも先輩や上司の行っている仕事を見ても興味が沸かないという人は、根本的にやりたい仕事と会社がずれているということですのでそういう場合は転職しか方法はありません。
市場は急拡大している第二新卒を狙え
知られていないが第二新卒は企業からの引く手あまた
中小企業は新卒市場で、上場企業と人材の争奪戦になりことごとく敗退しています。
中小企業と書きましたが、正確には非上場企業すべてです。
そのため、非上場企業は第二新卒の転職市場は非常に募集が多いんです。
第二新卒とは、『準新卒』扱いされる人材で、入社後1~3年以内に転職する人たちのことを指します。
第二新卒の人材は良い人材を取りやすい市場として認知されています。
第二新卒とは、いわば一度就職に失敗した人のことを指しますが、実はこれは全然マイナスの要素にはなりません。
逆に『加点要素』として考える企業もたくさんあります。
私が以前、勤務していたメーカーでも加点要素として見ていました。
その理由は、結婚を例に考えるとわかりやすいでしょう。
新婚のカップルは相手を表面的な条件や友人に自慢できるかというステータスで選んでいることが多々あります。
- 年収が高い
- 身長が高い
- ルックスが好み
などの見た目の要素だけで決めてしまっていることが本当によくあります。
でも、実際に、育った環境が全然違う2人が1つ屋根の下で暮らしだすと価値観が合っていることが大事になります。
その価値観を軽く見て結婚すると生活のズレが大きくなり、『こんなはずじゃなかった』と後悔し、離婚してしまうことが多々あります。
しかし、一度結婚に失敗すると良くも悪くも結婚に対しての現実的なイメージを持てます。
そのため次の結婚相手は慎重に探そうとします。
- お金よりも大切なものは何か?
- 見栄えよりも大切なものは何か?
そういう視点で相手を選ぶようになるので実は再婚した者同士の離婚率は新婚よりもずっと低いのが現実です。
それは就職でも同じなんです。
本当に自分がやりたい仕事かどうかよりも、
- 友人に自慢できるかどうか
- 年収が高いかどうか
- オフィスがキレイかどうか
だけで選んでしまうためやりたくない仕事を選んで憧れの会社名の入った名刺をもらって浮ついているのが新卒で辞めたいと嘆いている人の特徴です。
でも一度、就職に失敗すると、そういった表面的なことよりも大切なものがなんなのかが肌身に染みて分かったはずです。
そのことを企業側も分かっています。
だから、第二新卒はとっても熱い市場になってるんです。
『入社して3年も経ってないし、何のスキルもないけど大丈夫かな?』
なんて思う必要は全くありません。
堂々と転職活動をしましょう。
ただ、注意点が1つだけあります。
注意点は最低でも1年は勤めること
最低でも1年は勤めることを強くお勧めします。
元人事として断言します。
1年勤められなかった人は、よっぽどの理由が無い限り『根性無し』の烙印を押されます。
根性無し=自分の希望にかなわなければすぐに辞める人材
とみなされます。
だから第二新卒として転職活動をするなら最低でも1年は勤務しましょう。
ただ、セクハラやパワハラでどうしてもすぐに辞めたいという場合は、やむをえません。
退職して次の職場を探しましょう。
その場合、リクルートキャリアが運営している1年未満の第二新卒専門の就職Shopを利用しましょう。
まだ入社して半年ぐらいで今すぐ転職する気がなくとも退職してから転職活動を始めるのではなく、在職中に転職サイトに登録しておくことを強くおすすめします。
在職中に転職サイトに登録すべき理由は3つあります。
1つ目は、実際に転職を3回経験したので分かりますが、退職までに溜まったストレスや疲労は半端ないためです。
限界に達すると転職サイトに登録する気力すら無くなります。
2つ目の理由は、転職せず自宅でゆっくり過ごす生活に慣れると転職へのモチベーションを戻すのは想像以上に大変だからです。
3つ目の理由は、退職後に空白期間を作ってしまうためです。
空白期間が半年を過ぎると次の転職は致命的に難しくなります。
元人事部として本音で語りますが、転職に成功している人は例外なく転職サイトに登録して、気になる求人情報をストックしておくだけでも行ってます。
転職サイトに登録すると『転職という選択肢』ができて心にゆとりが生まれ、『色々な会社情報』を知っておくことで心が折れて倒れる前に転職という手が打てるようになります。
転職サイトは登録無料です。
数分の登録作業だけ行っておけばあなたの条件にあった新規求人や転職可能なおすすめ求人がメールで届くから、今すぐに転職できなくても登録だけはしておくべきです。
おすすめの転職サイトはやっぱりリクルートエージェントです。
私も転職の際はたびたびお世話になりました。
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リクルートエージェントに登録する5つのメリット
1、業界最大級の非公開求人数
転職活動を進めるにあたって重要な要素である「求人数」。
リクルートエージェントでは一般公開している求人の他、10万件以上の非公開求人を取り揃えています。
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2、実績豊富なアドバイザー
転職の相談相手は、誰でも良いというわけではありません。
業界や業種によって、転職に必要な情報や知識は異なります。
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リクルートエージェントのアドバイザーは、求人紹介をするだけではありません。
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4、内定辞退も受託お任せ
一度、転職した方ならわかりますが、内定を得る会社も『保険として受けた滑り止めの会社』から『第一志望の会社』までさまざまです。
第一志望の会社から内定を得たら滑り止めの会社は断るのですが、一人で転職活動を行うと自分で断りの連絡をいれないといけませんが、説得されたり何度も連絡が来ると結構ストレスです。
リクルートエージェントを活用すれば、そのような手間もすべてリクルートエージェントが代行してくれます。
5、年収交渉もお任せ
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