目次
自分がこの世に生まれてきた理由や意味を知りたいか?
人は誰でもある程度の年齢になると思います。
『なぜ自分はこの世に生まれてきたのだろう?』
『なんのために自分はこの世にいるのか?』
無いはずの答えを考え続けてしまいます。
あなたもその1人のはずです。
結論から言います。
『自分が生まれてきたい理由や意味は、どこを探しても見つかりません。
仕事に真正面から取り組む中で見つかります。』
私の拙い経験で言えば、これはほぼ確実です。
また、自分の生まれてきた意味を早く知った人ほど、目的や目標が明確になります。
そのため、仕事や生活に迷いがなくなり力も時間もお金も集中できるので大成功を収めることができます。
勘違いしないでください。
宗教的な話やスピリチュアルな話をする気はありません。
でもほとんどの人は、この疑問にぶち当たると、『まぁいいか』とそのうち忘れてしまいますが、真面目な人ほどその答えを知りたくて自問自答したり、インターネットで調べたり、親に聞いたりと深みにハマっていきます。
でも、そんなことをしても無駄です。
『自分の生まれてきた意味は懸命に取り組んだ仕事の中で見つかる』
このことを今回は詳しく説明するために
生まれてきた理由や意味を知るための間違った方法
生まれてきた理由や意味を知るための2つのポイント
この世に生まれてきた理由を知るための4つの方法
この3点を事例を踏まえながら説明していきたいと思います。
生まれてきた理由や意味を知るための間違った方法
1、自分を探す旅にでる
生まれてきた理由や意味を外に見出そうとして、世界旅行に出かける人もいますが、馬鹿げています。
外をぶらぶら旅行しても自分が生まれてきた意味など見つかりません。
外に答えはないのです。
私の友人の島田さん(仮名)という男性がいました。
彼は非常にまじめな男で、自分の天命というものをいつも考えていました。
大学の3年生の時です。
彼はふと思い立って、インドに旅立ちました。
半年近くインドに滞在し、戻ってきた彼は一言、
『日本は恵まれている。
それなのにわがままばかり言っている。』
そう言うようになった彼は、その後どうしたか?
恵まれた状況に満足できない日本人に愚痴を言うようになり、『食べれるだけでもありがたい』と、大学を中退し、就職せず、豊かな生活になることを放棄してずっとフリーターを続けています。
まるで人生を達観したかのように思い込んでいますが、私に言わせればカルチャーショックを受けて自分の世界に逃げ込んだだけです。
2,引きこもって考える
外に答えを見つけても無駄だという話をしましたが、頭の中だけで考えてもなんにも答えは出ません。
私の先輩で田中さん(仮名)という男性がいます。
彼は、今28才になる引きこもりの息子さんがいますが、どうして引きこもりになったのか原因をたずねてみました。
すると、大学4年生になる息子さんが就職に失敗し、どこにも勤められなかったので、
『やりたいことが見つかるまで家にいればいい』
とアドバイスしたそうです。
一見、優しいお父さんの発言だったのですが、残念ながら甘やかしです。
人は切羽詰まらないとの脳にスイッチが入りません。
その息子さんは、やりたい仕事が見つかるまで、アルバイトとスマホゲームの往復です。
衣食住は親が提供してくれるので、天国を手に入れたようなものです。
おそらくこのままダラダラとフリーターを続けることになり、親が年老いて働けなくなった時にふと自分の選択の過ちに気づくでしょう。
3,出家する
これは一番おすすめしない方法です。
お坊さんは、ただ仏教の修行だけ行って、仏教について詳しくなっただけの人です。
残念ですが、彼らは一般論的な説法はできても、相手の立場に立った説法やアドバイスは下手くそです。
そんな仏教の世界に入信しても、自分の生まれてきた意味など分かりません。
ただ、悩みが極まって疲れきってしまうと、人は神仏に依存したくなります。
そんな時に、仏教のきれいごとのような話を聞くと心にものすごく響きます。
まるで自分を慰めるために書かれているかのように響きます。
でも、仏教に限らず、宗教に答えはありません。
痛み止めかモルヒネのようなものです。
考える苦しみから一時的に開放されますが、何年か宗教を信じると、色々とお坊さんの矛盾やおかしなところに目につきだします。
お坊さんの世界は、『格付け』の世界です。
お寺は『総本山』『本山』『別格本山』『分院』などが必ずついていますが、これは序列を表しています。
なんのことはない。
彼らはこの序列が最重要視する人たちです。
『私はどこどこの本山の出身だ』
『私は〇〇で修業してきた』
そんな会話ばかりです。
もちろんそうではない、人格者のお坊さんもいますが、そうでないお坊さんの数に気づくとそんなところで自分の生まれてきた意味を探しても見つからないとすぐに気付くはずです。
では、どうすれば自分が生まれてきた理由や意味が分かるのか?
そのポイントは2つです。
生まれてきた理由や意味を知るための2つのポイント
1,強烈な感情の揺れ
今まで生きてきた人生の中で、激しく心が揺さぶられたことはありませんか?
生まれてきた理由や意味は、大きな感情の揺れがきっかけで気づけます。
逆に言えば、温室育ちでぬくぬくと何不自由なく暮らしてきた人はそのきっかけがないのでいつまでも自分の生まれてきた意味、つまり天命に気づけません。
だから過去の大きなショックや喜び、悲しみ、悔しさの経験があるかどうかが1つのポイントです。
2,悪戦苦闘してきた経験
がんばってもがんばっても、なかなか乗り越えられなかった苦しい出来事はありませんか?
そして、その難攻不落の苦しい出来事を乗り切った経験です。
この2つが自分が生まれてきた意味を見つけ出すポイントです。
そして、こういった大きな感情の揺れと悪戦苦闘してきた経験は、本気で仕事に取り組むと見つかりやすくなります。
その理由は、2つあります。
1、生きるためには仕事からは逃げられないため
2、簡単な仕事ばかりではなく、困難な仕事が多いため
勉強や趣味なら生きるのに絶対必要というわけではないので、逃げようと思えば逃げられます。
でも生活のために給料をもらって働いている人は、仕事からはなかなか逃れられません。
少なくとも勉強や趣味よりもずっと逃げ道の少ないものです。
こういった逃げ道の少ないことは、やらざるを得ないので疲れたり、あるいは上司からの叱責と言った苦しい出来事に見舞われても逃げられないので、ストレスで感情が大きく揺れ動かされます。
また、『幸いなこと』に仕事は、簡単にクリアできない『困難な』仕事が多いので、より一層自分に負荷をかけられます。
そして、乗り越えざるを得ません。
困難でかつ乗り越えざるを得ないので、感情の揺れが大きく、悪戦苦闘せざるを得なくなります。
そのため、自分が生まれてきた意味を見つけやすくなります。
具体的に見ていきましょう。
自分が生まれてきた意味を教えることに見出して教師になった金木さんの事例
私の友人で金木さん(仮名)という男性から聞いた話です。
彼は、小学生や中学生の時、勉強ができませんでした。
学校の先生に聞きに行っても、
『こんな問題も分からんのか?』
『ちゃんと授業聞いてたか?』
『なんでこんな簡単な問題も分からない!』
とバカにされたり怒られたりして、いつも泣いて帰っていたそうです。
それから分からないことがあっても先生に質問するのが怖くなり、いつも知ったかぶったフリをするようにしました。
でももちろん理解できません。
彼はいつも家に帰って、必死になって自分で調べて勉強していたそうです。
そんな彼が大学生になり中学生を教える塾講師のバイトを始めました。
彼は最初の講義の時、教室の最前列にある男の子の姿が見えたそうです。
『涙目になりながらも質問できずに必死に勉強しようとしている男の子』
です。
まぎれもない10年以上前の自分の姿です。
彼は、講義するときいつもその過去の自分に分かるようにどこまでも丁寧にかみ砕き説明し、質問に来た生徒には真正面から向き合って誠実に対応しました。
すると生徒から絶大な支持をも得るようになり満面の笑みで親しまれるようになりました。
彼は子供の笑顔を見ると疲れることを忘れてどこまで頑張れる自分に気づきました。
そのため、頼まれてもいないのに自分で子供用のテキストをゼロから作ったり、講義の補助としてボランティアで動画配信なども行うようになりました。
子供たちに真正面から向き合い、前向きにがんばりだすと、必然的に子供の成績も伸びていきます。
すると、あるとき親御さんから言われたそうです。
『金木先生は、人を前向きに変える素晴らしい能力を持ってますね!』
それが1人や2人ではなく、毎年言われるようになりました。
彼はその時、自分が生まれてきた意味を知ったそうです。
『そうか。
俺の生まれてきた意味は、真摯にがんばろうとしている子供たちの夢を叶える手伝いをすることなんだ。』
彼は今、塾の先生を続けながら大手企業で企業研修も担当し、子供だけでなく親御さん、企業の受講生さんから絶大な支持を得て全国を飛び回っています。
この流れをそのまま利用しましょう。
この世に生まれてきた理由を知るための4つの方法
1,人生で一番辛かったこと、悔しかったこと、怖かったことを思い出す
人生で辛かったことや悔しかったこと、怖かったことを思い出してください。
それは辛い体験を思い出すことになるので、自分の心の傷をえぐるような苦しいことかもしれません。
でも、その体験での感情が自分が生まれてきた意味を理解する最初の第一歩になります。
2,あなたが自然と笑顔になる時を思い出す
次にあなたが心から自然と笑顔になれる時を思い出してください。
金木さんの場合は、それが『子供たちの喜びの笑顔』でした。
子供たちの喜びの笑顔を見た時に、金木さんも心から笑顔になれました。
まずはこの2つです。
心をえぐるような辛い経験と自然と笑顔になれる時をつなぎ合わせるのが自分が生まれてきた意味を知る大切なポイントです。
金木さんの場合
心をえぐるような辛い経験:分からないことをバカにされる悔しさ
自然と笑顔になれる時:子供たちの笑顔
この2つをつなげると・・・
『勉強が分からなず悩んでいる子供たちを笑顔にすること』
これが自分が生まれてきた意味です。
そこから子供たちに勉強を教える先生という仕事に行きつきました。
そこを次の質問でさらに深めます。
3,3人以上から同じように言われたあなたの特徴を思い出す
ひとくくりに先生と言ってもいろんな違いがあります。
・楽しく笑いのあるタイプ
・ディスカッションしながら教えるタイプ
・子供たちの目線に合わせるタイプ
・分かりやすくかみ砕いて教えるタイプ
・教えた後は実践のため演習を繰り返すタイプ
金木さんの選んだ道は、
『分かりやすく教えることは前提に過ぎず、それだけでは子供は笑顔になれない。
勉強のできる嬉しさと同時に、学ぶ楽しさを教えよう。
そうすれば子供たちは大人がちょっと背中を押してあげるだけで自分で伸びていくはず。』
という考えでした。
ここに至った経緯は、何人もの生徒の親から次のように言われました経験があったからです。
『金木先生は、人を前向きに変える素晴らしい能力を持ってますね!』
人は前向きになれば、自発的に成長していきます。
金木さんは自分には、子供たちを自発的に成長させる能力を持っていることに気づき、やる気を高める話し方、講義の工夫を心がけました。
結果的に、彼は自分が生まれてきた意味を次のように結論付けました。
『勉強が分からなず悩んでいる子供たちにを見捨てず、
どこまでも分かりやすくかみ砕いて説明し、さらに学ぶ楽しさを伝え、
自分の才能に気づいて自ら成長し、笑顔になれるサポートをすること』
彼は今まで生きてきた中での自分の苦しみと仕事に真剣に向き合う中で自分が生まれてきた意味を見つけました。
4,1日1回15分だけ瞑想する
ただ、ここに行きつくまで自然に放っておくと思いついたというわけではありません。
彼は、1日1回15分の瞑想の時間を作っていました。
瞑想というと、宗教チックですが、そうではありません。
今は、『マインドフルネス』と言って、世界中の経営者、有名なアスリートが取り組んでいる心のトレーニングとして有名です。
マインドフルネスは一見、地味な方法ですが、自分が生まれてきた意味を考え直して、天命ともいえる仕事と出会うためにはとても有効な方法です。
いくつか本を紹介しますので、ぜひ読んでみてください。
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自分が生まれてきた意味・理由のまとめ
金木さんの場合、さらに考えを深め、自分の生まれてきた意味・理由を天命と呼び、次の3つの単語に凝縮しています。
『教える』
『成長』
『誠実』
です。
彼は子供たちに勉強を教える塾講師以外の仕事もいろいろと行っています。
その時に、上記の3つのキーワードに沿った仕事を選んでいます。
生まれてきた意味・理由を知ると、仕事に迷いがなくなり、生き生きと仕事を楽しめています。
だから必然的に結果も伴い、多くの会社から信頼を勝ち取って、全国を飛び回るまでになっています。
ここまで到達したいなら、まずは自分の過去を振り返り大きな感情の揺れを思い出しましょう。
そして、笑顔になれる瞬間を見つけましょう。
この2つは厳しい仕事に誠実に取り組む中で見つかりやすくなります。
だから、仕事は楽で責任のないものを選ぶよりも簡単ではないけど、責任とやりがいのある仕事を選んで自分に負荷をかけてみましょう。
選んだ仕事をずっと続けないといけないというわけではありません。
自分の生まれてきた意味・理由、つまり天命を知ることができれば、いつでも転職すればよいだけです。
今の仕事がそれだけやりがいと責任があればそれでよし。
もし、そうでないなら全力を出し切らないとできない会社に転職してみましょう。
ただ、転職しようと決めてもいきなり会社を辞めてはいけませんよ。
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