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転職する人は負け組の視線を気にするな
先日、仕事の転職しようか悩んでいる友人(村田:仮名)から相談を受けました。
自分でそう思うなら他の仕事を探してみたらいいじゃないか。
うちの会社は勤続年数の長い社員が多いから転職すると、『逃げた』と考えられて負け組ってレッテルを貼られるんだよ。
それに今、俺を信頼して仕事を依頼してくれている取引先を放置して辞めるとか無責任だろ。
村田は世間体とやりがいとどっちが大事なんだ?
年老いて死ぬ前に、『あ~世間体を守れてよかった』って思いたいか?
それとも『我が生涯に一片の悔い無し!』ってぐらい才能を燃やして社会に貢献したと確信したいか?
それに、うぬぼれるなよ。
取引先は、お前に仕事を依頼してるんじゃない、◯◯会社の担当の村田さんに仕事を依頼してるだけだ。
別に今、お前が辞めても企業としてはなんにも変わんないよ。
かなり厳し目に言いましたが、誰の目から見ても明らかに飛び抜けて仕事ができるという社内エリートがヘッドハンティングされるという事情でない限り、転職はかなりの確率でマイナスのイメージがついて回ります。
でも、私の返答でも書きましたが、あなたが今の会社で仕事を続ける目的は『世間体』ですか?
違いますよね。
あなたは新卒で今の企業に入社した時、新卒用の求人サイトを見て、たくさんの新卒の求人の中から自分のやりたい仕事とそれができる会社はどこかを調べたはずです。
面接のときにはどうして入社したいと思ったのかをしっかりと自分の口で説明したはずです。
ところが、就職に成功した途端に、やりたい仕事を忘れて定年まで勤続することが目的になってませんか?
もちろん、今いる会社でやりたい仕事ができて必要なキャリアを積めるなら転職活動をする必要なんてありません。
でも、学生の頃に考えた会社の理想と入社した後の会社がズレていたなんてことはよくあります。
そんな時に世間体という有りもしない世間の目を恐れて自分のやりたいことを放棄するなんて、それこそただの臆病な負け組です。
今回は、人生を謳歌するために負け組の思考にならないよう、負け組の誤った思考とはどんなものか?勝ち組はどう考えるのか?
この点をしっかりと説明したいと思います。
この記事を読めば、転職をタブー視しないことが勝ち組への第一歩だと分かります。
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転職についての負け組の考え、勝ち組の考え
負け組は新卒で入社した点だけで勝ったと思い込む、勝ち組は入社はステップの1つと考える
負け組は、大企業や上場企業に入社できた自分を勝ち組と錯覚する痛いクセがあります。
大企業に入社すると自分よりずっと年上の中小企業の社長が頭を下げて敬語で話してきます。
そのためにまた自分が偉くなったと錯覚します。
採用してくれた会社に感謝もせず、会社のブランドを使って威張っているだけなのでむしろお荷物です。
会社のブランドで他人が頭を下げるのを見て快感を覚えてしまうと、自分は偉いと錯覚して、会社を辞めるのは脱落者と狂った考えを持ってしまいます。
勝ち組は、採用してくれた会社に給料の3倍は貢献できるよう入社後から励みます。
そして、自分を育ててくれた会社にちゃんと恩を返した後に、さらに自分のキャリアを積むために必要なスキルと経験を考えます。
まずは社内でキャリアを積む方法がないか調べますが、外の会社の方がキャリアを積むのに適していると考えたら迷わず転職します。
勝ち組にとって、会社は採用してくれた恩を返す場であり、自分のスキルを磨く場だからです。
それが次につながります。
負け組は忠誠心という感情で会社に依存し、勝ち組は結果で会社に貢献して自分も磨く
負け組は、会社のブランドを使って威張ることに快感を覚えている割に仕事ができません。
内心ではそんな自分に引け目を感じています。
だから自分に言い訳をします。
それが『忠誠心』という言葉です。
負け組は会社に貢献できていませんし、転職するほどのスキルも経験もありません。
だから、会社に在籍し続けることに意味を見出します。
でも、結局は依存です。
そんな彼らは仕事ができて転職しようとする人を見ると、自分の『忠誠心』をひけらかすために悪く言います。
『転職するやつは裏切り者だ』
『会社を踏み台にしか考えていない』
など、自分のことを棚に上げて転職する人の悪口しか言いません。
負け組は会社の外に出るだけのスキルが無いことが分かっているのでなんとか会社内に残ろうとします。
その間違った考えが次に続きます。
負け組は会社内での評価しか興味がなく、勝ち組は社会での評価に目を向ける
出世とは本来は仕事ができりたり、大きなプロジェクトに成功した人が評価される1つの手段です。
その結果として給料が上がります。
でも、負け組は仕事もできないし、もちろん社内のプロジェクトで成功もできません。
だから、勤続年数という人生を捧げる手段で忠誠心を示した出世しかできません。
その結果、『出世』という社内評価に目を向けます。
でも、勝ち組はどの会社に行っても成功するスキルと経験を持っていますので、そのキャリアを売りにして稼げる会社に転職します。
その方が効率的に給料を上げられるからです。
負け組は、社内にしか目を向けません。
また、売上が下がっている落ち目の会社に勤務している場合、さらに視点が下がります。
負け組は現状維持が全て、勝ち組は上昇することが全て
負け組は、売上が下がっている会社から残っている利益を吸い取ることにしか注力しません。
間違っても会社に貢献して売上を上げる努力をしようとは考えません。
そんな自分を隠すためにまた『忠誠心』という単語を使います。
でも、勝ち組は会社を引き上げるために全力を尽くします。
ただ、圧倒的な数の負け組が下に引っ張る力が強すぎると他の職場に転職します。
会社のために頑張ると言っても、限度をわきまえています。
会社と心中しては意味がありません。
勝ち組は、会社に貢献しつつも会社とは一定の距離を開けています。
それは会社と社員は労務の提供の対価として給料をもらうという等価交換であることを分かっているからです。
でも負け組は、給料に見合った労務を提供していないので、後ろめたさから会社に在籍することを正義と考えて、会社を出ている転職する人を裏切り者と呼びます。
負け組は大企業の肩書が生きがいで、勝ち組は好奇心が生きがい
負け組は仕事ができない自分を隠すために大企業の肩書の後に隠れて世間体を保ちます。
でも、勝ち組は自分の才能を活かせる場を求めて何でもチャレンジします。
負け組にとって肩書こそ全てなんです。
肩書を取ってしまうと、負け組には何も残りません。
だから、転職できる人が羨ましくて足を引っ張ろうとします。
せめて今いる会社に居づらくしようと無駄な努力をします。
でも、優秀な人材はちゃんと周りの人にその優秀さを気付いてもらっています。
だから足を引っ張ろうとする負け組の言葉なんかにまけてはいけません。
負け組は今いる会社しか見えず、勝ち組は外の会社を見る
負け組は視野が狭くなっています。
今の会社で実績や結果を残せないと自分はダメ人間と考えがちです。
でも、実はそんなことありません。
今の会社で活躍できないことは、外の会社で活躍できないことの証明にはなりません。
まったく無関係です。
人とのコミュニケーションが大切な営業で結果を残せなくとも、1人で仕事に打ち込める経理で結果を出せるなんてことはよくあります。
大人相手の仕事が苦手で仕事がうまくできなかったけれども、子供相手の先生でカリスマ講師になった人もいます。
だから、今いる職場で結果を出せないなら外の世界を見ればいくらでも仕事はあります。
勝ち組は視野を広く持てることが1つの強みです。
でも、元人事としてたくさんの求職者を面接してきた経験から言えるのは、転職を考えても転職のプロではないあなたが自分に合った仕事を探すのは大変です。
あなた自身のキャリアやスキル、経験から自分の強みを見つけて、自分にあった会社を見つけるのは至難の業です。
会社は日本だけで200万社以上ありますから。
だから転職のプロに相談することが勝ち組になる第一歩です。
その転職のプロが転職エージェントと呼ばれる会社です。
転職エージェントは転職を考えている人を、求人している会社と結びつける仕事です。
費用は求人している会社からもらうので、転職希望社が転職エージェントを利用しても1円もお金はかかりません。
逆に企業を紹介してくれるだけでなく、あなたのキャリアにあったふさわしい仕事がなんなのかを親身に相談に乗ってくれます。
この転職エージェントにこそたくさんのメリットがあるのです。
転職エージェントを活用する7つのメリット
自分のことはよく分かっているつもりでも、学歴や職務経歴だけでは判断できない自分の人柄やスキル、経験なども、転職エージェントの担当アドバイザーがしっかりとは担当者が面談で直接会って、話を聞いて強みを発見してくれます。
そのため、
- より自分にふさわしい求人を紹介してもらえます。
- 履歴書や職務経歴書などの書類でのアピール方法を教えてくれます
- 相手に良い印象を与える面接対策をしてくれます
- 推薦文というあなたをアピールする添付書類をつけてくれます
- 外には出ていない企業側の情報をたくさん教えてくれます
- 内定を出してくれた企業に言いにくい給与の交渉も行ってくれます
- あなたの将来のキャリアを相談し、必要な経験を踏まえた仕事を紹介してくれます
これほどのことをすべて無料で行ってくれるのが転職エージェントです。
しかも転職エージェントは、あなた1人につき担当者をキャリアコンサルタントまたはキャリアアドバイザー1人、アシスタント2~3名が付いて、あなたの転職がうまくいくようサポートをしてくれます。
だから、1人で行う転職活動での不安要素を解消して、二人三脚で転職活動を進められます。
そのため、多くの転職希望者は平均して3社の転職エージェントに登録して転職活動を行っています。
つまり、転職活動を行う際に転職エージェントを活用しないとその時点で他の求職者よりも1歩も2歩も後れを取っていることになります。
だから、転職を成功させたいなら転職エージェントをいかにうまく活用するかがカギになります。
その10のポイントを紹介します。
転職エージェントを使いこなす10つのポイント
元人事部だからこそ転職業界の裏も表も全てを知りつくしています。
転職エージェントを徹底的に活用して転職を成功させるための10のテクニックを紹介します。
1,転職エージェントは3社以上を掛け持ちする
転職エージェントごとに持っている求人の数と業界は全然ちがいます。
最大手のリクルートエージェントを頂点に準大手のDODA、パソナキャリアと続きます。
それぞれ特徴があり、サポート体制も違います。
さらにエージェントは1社だけしか登録していないと、対応が良いのか悪いのかも判断できません。
他社の対応と比較するから良い悪いが分かります。
人生で何度もあるわけではない転職で失敗しないためにも最善のエージェントを選択できるよう必ず3社以上に登録してください。
2、転職エージェントのキャリアアドバイザーになった経緯を質問する
キャリアアドバイザーと初めての面談の時は、アドバイザーは色々と雑談をしながら本音を探ろうとしてきます。
そこにあえて乗っかかってアドバイザーになった経緯を質問しましょう。
この質問の意図は2つあります。
- 転職しようとしている人を真摯にサポートする意欲があるか
- アドバイザーとしての経験はちゃんとあるのか
1,転職しようとしている人を真摯にサポートする意欲があるか
ハッキリ言ってキャリアアドバイザーで1000万以上の報酬を得ている人はたくさんいます。
だからお金のためにアドバイザーをやっている人はかなりの数でいます。
別にお金のために仕事をするのは悪いことではないんですが、キャリアアドバイザーになった理由を聞いた時にお金のことを出す人は相当お金に執着していますので、あなたが内定を取ったら、あなたのキャリアにふさわしい企業かどうかよりも自分の利益を優先して内定承諾を急かしてくる可能性があります。
だから、お金を口に出したら用心するかアドバイザーを変更しましょう。
2,アドバイザーとしての経験はちゃんとあるのか
アドバイザーとしての経験は少なくとも3~5年ないと未熟です。
なぜなら、アドバイザーは転職希望者と面談したり求人を探したりすることが本来の仕事ではありません。
アドバイザーは実際に企業に足を運んでどういう人材がなぜ必要なのかを人事の担当者と腹を割って話すことが大切な仕事だからです。
会社が求める人材の裏も表も知り尽くしてこそ、ふさわしい人材を紹介できます。
ただ表面的な資格や経験を見ただけでは会社ごとにふさわしい人材かどうかわかりません。
それが分かるようになるのに3~5年はかかります。
だから経験が浅い場合はアドバイザーを変更するか他社のエージェントのアドバイスを参考にしましょう。
3、仕事の経験やスキルについては嘘をつかない範囲でしっかりアピールする
まず前提ですが、職務経歴書や履歴書で絶対に嘘をついてはいけません。
転職エージェントはあなたの仕事の経験やスキル、資格そして学歴を信用した上で企業に推薦してくれます。
もしそこに虚偽の記載があると、あなたとキャリアアドバイザーの間だけでなく、転職エージェントと企業の間の信頼関係を壊すことになり、最悪の場合、転職エージェントの利用を断られる可能性があります。
そして、こういった登録情報は基本的に一度登録すると記録が残ります。
そのため、数年経ってもう一度転職したいと思った際にも虚偽記載であることがバレるとエージェントを利用できません。
だから、嘘をつかない範囲でしっかりアピールすることです。
例えば、経理での経験が2年ぐらいと短く、精算書まではほぼ間違いなく作れても決算書までは作れない場合、
『決算書の作成経験がある』
と書くと虚偽記載になりますが、
『帳簿入力から精算書までを担当しほぼミス無くキッチリと仕上げることに関して上司から信頼されていました。』
と書くのです。
決算書の作成経験無しと書くとマイナスアピールに繋がりやすくなりますので、精算書までは十分に作るスキルがあると書くとプラスのアピールになりますし、嘘はついていません。
4、 エージェントが企業に出す推薦文は必ずチェックさせてもらう
転職エージェント経由で応募すると、あなたの職務経歴書と履歴書と併せて『推薦文』というエージェントが作成したあなたをもうひと押しするアピール文を付けてくれます。
このアピール文は、およそ作文用紙2~4枚弱、だいたい400~1000文字ぐらいの文章なのですが、経験の浅いエージェントや担当している人数が多いキャリアアドバイザーだとあなたが書いた職務経歴をそのまま書き写すだけというものや、もっとひどい場合だと勘違いしているケースがあります。
だから、キャリアアドバイザーには必ず次の一言を言って推薦文を確認させてもらいましょう。
ポイントは、メールで送ってもらうことです。
その場で見るだけだと、自分で修正できないためです。
ちなみに私が人事として推薦文を見ていた時に、これはないなと思ったひどい推薦文を紹介します。
詳しくは直接、面接で確認ください。
人事の採用担当としてこの推薦文を見た時に笑ってしまいました(笑)
実際に会ってみると非常にスキルの高い方だったんですが、業務内容が経験のある人でないと理解し難いのでキャリアアドバイザーはとりあえず適当に書いたのだと思われます。
こんなことにならないようしっかりプッシュしてもらうために自分で推薦文をチェックするのを忘れないようにしましょう。
5、あなたの優先順位を上げるために『良いところがあればすぐに転職可能』と伝える
キャリアアドバイザーにとって嬉しくないのはダラダラと面接を繰り返していつ転職したいのか明確でない人です。
なぜなら転職エージェントにとって売上につながるのは『転職先が確定した時』だからです。
内定を得て、内定に承諾した時に、転職先の企業からお金をもらえます。
それまでは、いわばボランティアのように尽くしているんです。
だから、すぐに転職したいという意欲の高い人を優先的に対応したがります。
これは人事としてもよく経験があります。
実際に担当のキャリアアドバイザーから電話をもらうこともあるんですが、
と言われたことがあります。
つまり□□さんを推してるんだと分かりますのでこちらからも□□さんを先に面接に回すことになりました。
だから成果報酬主義のキャリアアドバイザーの気持ちを逆手に取って、最初に担当についてもらった時に必ず聞かれる『転職時期はいつ頃が希望ですか?』と聞かれたら、『良い所があればすぐに転職したい!』とハッキリ答えるようにしましょう。
6、1週間に1回は必ずエージェントに連絡するもしくは登録情報にログインする
人事にいた頃の担当のキャリアアドバイザーに聞いて知ったことなのですが、転職エージェントでは求人を出している企業側から人材の依頼を受けると、転職者の登録データの中から企業の希望条件に該当する人材を検索して、その人に企業側からの求人内容を伝えて応募の可否を確認します。
その際、該当する人材の数と企業側の募集人数を見て、まずは10名に一斉にメールで連絡し、応募が少ないもしくは無い場合は次の10名に一斉連絡する仕組みになっています。
その人材を検索する際、どういう順序で人材が並んでいるかというと、キャリアアドバイザーとの連絡を取った日順なんだそうです。
もちろん連絡を取った日、もしくはログインした日が新しい人ほどキャリアアドバイザーの目に着きやすい上位に並びます。
これはシステムでこのように決まっているそうで、キャリアアドバイザー側で操作してどうこうできないと言っていました。
この理由はシンプルで、キャリアアドバイザーと長らく連絡を取っていないと転職を決めた可能性が高いと判断するからです。
そして通常は3ヶ月連絡をとっていないと休眠マークが着き、半年以上連絡をとっていないとデータベース上に表れなくなるそうです。
だから1週間に1回以上、連絡を取っているとキャリアアドバイザーの目に止まりやすくなり、求人の連絡も入りやすくなりますのでライバルよりも早く求人情報をキャッチできるようになります。
自分で積極的に会社を探すのも悪くないですがせっかく転職エージェントを使っているなら、気になる求人があったらエージェントにメールで確認するほうが更新日も新しくなり、優先的に紹介してもらえるようになります。
7、担当のキャリアアドバイザーのアシスタントにも丁寧に接する
担当のキャリアアドバイザーは1人で転職希望者をフォローしているわけではありません。
通常は1~2名のアシスタントが付いています。
キャリアアドバイザーの仕事は、企業の求人条件を調べること、転職希望者と面談することが主な仕事です。
アシスタントの仕事は面接の日程と場所の調整が主な仕事です。
ただ忙しいキャリアアドバイザーの場合、転職希望者との面談を優先し、企業の求人情報を調べてマッチする人を探すという仕事をアシスタントに任せている人もいます。
だからアシスタントだからと、軽く扱ったり、無礼な態度を取ると気分を害されて求人情報を他の人に流すということもありえます。
アシスタントは、仕事がまだ未熟だからアシスタントなんです。
実際にミスをすることもあります。
私自身が転職活動をしていた際に、あろうことか面接の場所を間違えていたということがありました。
あきれて愚痴ってしまいましたが、それからメールの連絡が非常にドライになってしまった記憶があります。
だからアシスタントもあなたをサポートしてくれる1人の人間として礼儀正しく紳士的に接しましょう。
8,どうしても合わなければ担当者の変更を依頼しましょう
転職エージェントはたくさんのキャリアアドバイザーを抱えています。
もちろんキッチリとした研修と経験を持っていますが、1人1人が自らの個性を持って対応しています。
だから、アドバイザーがあなたのためを思って対応してもあなたにとっては不快に感じたり、業界について知識が薄かったりすることはありえます。
そういう時は気軽にアドバイザーの変更を申し出ましょう。
あなたが思っているほど転職エージェントは、担当者の変更を重大視していません。
変に義理固く、最初の担当者に依頼し続ける理由はありません。
大切なことはあなたの転職の成功です。
そのためにふさわしいアドバイザーがつくことが最優先です。
実際に私も転職活動していた頃に担当者を変更してもらった経験があります(笑)
その時のメールの文面をそのまま記載しますので参考にしてください。
担当者の変更メール例
いつもお世話になっております。
○○です。
現在、○○様にご担当頂いており、非常に丁寧にかつ真摯にご対応頂きとても感謝しております。
ただ、少し私の希望する業種についてもう少し経験のあるアドバイザーの方にご担当頂きたく、お手数ですが、一度他のアドバイザーをご紹介頂けますでしょうか。
なお、○○様の対応に不満があるわけではありません。
私の希望する業界は少し理解が難しいためよく知っている方の方が話は通じやすいと思いました次第です。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
この文面を転職エージェントのお問合せ窓口へ送ります。
担当者の変更の依頼メールのポイントは3つです。
1,担当者の変更を希望していることが明確にわかるように書く
2,現在の担当者の不満を書かない
3,現在の担当者へのお礼も含めておく
この3点の理由は、担当者変更の依頼メールは担当者も読むからです。
これは実際に担当のアドバイザーから直接聞きましたので間違いありません。
なお、担当者を変更してもあまり対応が変わらない時は、なにも告げずそっと他社の転職エージェントを当たりましょう。
9,同じ求人案件に同時に他の転職エージェントから応募しない
人事部の採用担当をしていると、たまに驚くことがあります。
まったく同じ応募者が同時に複数の転職エージェント経由で応募がある時です。
こういう時、まちがいなく人事部としては、エージェントに連絡します。
『○○さんだけど、御社とA社の両方から応募があるよ』
この連絡が入るとエージェントのアドバイザーは、応募者に確認の上、最悪の場合、そのまま破断になって、強制退会させられる場合もあります。
エージェントを利用する時のマナーとして、同じ求人案件に他のエージェントから同時に応募しないというのは常識です。
これはエージェントを利用する際の契約書にも記載されています。
この問題が起きるケースではほとんどの場合、転職希望者のケアレスミスです。
複数の転職エージェントから同じ案件の依頼が来た時に、一社に依頼していたのに忘れて依頼をかけてしまう場合です。
1回ぐらいなら謝れば大丈夫でしょうが繰り返すと強制退会になりますので本当に気をつけてください。
あと、人事部としても自己管理ができていない人と考えて心証は最悪になります。
10、内定が出たら他社のエージェントに他に自分にあった会社があるか確認する
内定が出たらすぐに内定承諾を送る、というのはエージェント側からすると模範的な顧客の対応ですが、あなたの人生にとってはそれで良いかどうかは別問題です。
キャリアアドバイザーによっては内定が出たらさっさと承諾して欲しいと考える人と、もっと自分にふさわしい会社があるので、保険として内定は残しておいてそちらを狙おうと言ってくれる人がいます。
大切なことは目先の待遇だけでなく、自分のキャリアにとって冷静に考えて最善の選択ができるかどうかです。
内定を辞退した場合、転職エージェントは企業側に内定辞退の意思と謝罪を伝えないといけません。
実際に転職エージェントのアドバイザーに内定辞退の連絡をする時の気持ちを伝えると、
『虚無感7割と悔しさ3割』と言ってました。
自分がアドバイスして勝ち取った内定なのに辞退されるとそれまでの努力が何だったんだと思うそうです。
そりゃそうですよね。
でも、彼らも仕事なんですぐに切り替えます。
あなたもエージェントに気を使って乗り気じゃないのに内定を受け入れると後悔するかもしれません。
だから、内定が出た後はそのまま受け入れるんじゃなくて、ちゃんと客観的な意見をもらうために他社のエージェントに相談しましょう。
これは、自分のキャリアに対して妥協せずに意思決定をするためにとても有効なテクニックです。
まとめ:理想は3つ以上の転職エージェントに登録
いかがでしたか。
転職エージェントをうまく活用して転職を成功させたいなら、転職エージェントを掛け持ちして使うことが大切だと気づいて頂けましたでしょうか。
転職エージェントは、一切お金がかからない完全無料のサービスです。
にもかかわらず、あなたの転職のサポーターとして就職先が決まるまで親身にサポートしてくれます。
だからまずは以下の総合転職エージェントの中から2社、希望の業界に強いエージェントに1社、合計3社以上に登録しておきましょう。
その上で、同時に3社以上に登録し、実際にエージェントを訪問して面談を行い、エージェントのアドバイザーの質を見極めましょう。
おすすめは、次の3つです。
企業や転職市場の正確な情報を握っている日本で最大の転職エージェント会社のリクルートエージェント
リクルートエージェントの次の求人数を持っているDODA
サポートが手厚いパソナキャリア
私も転職の際はたびたびお世話になりました。
この中でもまずはリクルートエージェントを一番おすすめします。
転職にふさわしい時期かどうか、どんな求人があるかを非公開求人なども教えてくれて、最大の求人数を持っているためです。
もし、正社員の経験が1年未満ならリクルートエージェントと合わせて、職務経験が短い第二新卒を専門に転職支援しているリクルートグループの『就職Shop』を活用しましょう。
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1、業界最大級の非公開求人数
転職活動を進めるにあたって重要な要素である「求人数」。
リクルートエージェントでは一般公開している求人の他、10万件以上の非公開求人を取り揃えています。
応募が殺到しすぎるから、企業戦略上一般公開できない重要求人だからなど、非公開にせざるを得ない魅力的な求人に出会うことができます
2、実績豊富なアドバイザー
転職の相談相手は、誰でも良いというわけではありません。
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3、充実した転職サポート
リクルートエージェントのアドバイザーは、求人紹介をするだけではありません。
提出していただく職務経歴書・履歴書などの書類の添削、独自に分析した業界・企業情報の提供、志望企業への推薦など様々な転職サポートをしてくれます。
他にも参加者の80%以上に満足していただいている、リクルートエージェント主催の「面接力向上セミナー」にも無料で参加可能です。
4、内定辞退も受託お任せ
一度、転職した方ならわかりますが、内定を得る会社も『保険として受けた滑り止めの会社』から『第一志望の会社』までさまざまです。
第一志望の会社から内定を得たら滑り止めの会社は断るのですが、一人で転職活動を行うと自分で断りの連絡をいれないといけませんが、説得されたり何度も連絡が来ると結構ストレスです。
リクルートエージェントを活用すれば、そのような手間もすべてリクルートエージェントが代行してくれます。
5、年収交渉もお任せ
リクルートエージェントの担当者はとても熱心に転職者を売り込んでくれます。
そのため年収交渉も行ってくれるので希望の年収よりも上がることもよくあります。
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