目次
朝起きられなくなって涙が止まらなかったあの日
人事部にいた時に私が実際に相談を受けた宮田さん(仮名)という男性のことを話したいと思います。
朝起きれないんですよ。
昨日から仕事を休んでいます。朝布団から出ることが出来ませんでした。
上司には風邪を引いたと連絡を入れました。
金曜の夜がすごくワクワクする代わりに、日曜の夜が憂鬱で仕方ないんです。
月曜はなんとか午後から会社に行ったんですが、火曜から仕事を休んじゃってます。
明日は行かなければと思っていますが、いざ朝になると身体が動きません。
ずっと休むわけにはいかないから今日こそ行こうと起きたんですが、
涙が止まりませんでした。
もう行きたくない。
思わず声に出してしまいました。
妻が駆け寄ってきて私の顔を覗き込んできました。
うつろな表情で涙だけ流していて、尋常じゃないと思ったらしくすぐに心療内科の病院を探してくれました。
恥ずかしながら妻と心療内科の病院に行き、一緒に医師の話を聞いてもらいました。
結果は適応障害でした。
医師にはストレス原因から離れないと根治できないと言われました。
ストレスの原因はわかってるんです。
同じ部署のお局さんの女性社員の罵声と侮辱がヒドイんです。
上司に相談しましたが、その女性の口調は変わらないから受け流せと言われるだけでもう誰にも相談できないんです。
今後どうすればよいでしょうか。
朝起きられず『会社に行きたくない』『辛い』と思う気持ちを絶対に軽視してはいけない
朝起きれないのは適応障害でうつ病への第一歩
適応障害
ある特定の状況や出来事が、その人にとってとてもつらく耐えがたく感じられ、そのために気分や行動面に症状が現れるものです。たとえば憂うつな気分や不安感が強くなるため、涙もろくなったり、過剰に心配したり、神経が過敏になったりします。また、無断欠席や無謀な運転、喧嘩、物を壊すなどの行動面の症状がみられることもあります。
ストレスとなる状況や出来事がはっきりしているので、その原因から離れると、症状は次第に改善します。でもストレスの原因から離れられない、取り除けない状況では、症状が慢性化することもあります。
厚生労働省 みんなのメンタルヘルス
朝起きられず、体が重たく、会社に行きたくないな~という気持ちが強くて布団から出られないというのは重症です。
あ~今日もあの人と顔を合わせなきゃいけない
上司の飲み会に付き合わないといけない
こういうストレスを我慢し続けると、適応障害になり「出勤困難症」という会社に出勤することそのものができない状態になってしまいます。
そうなると、転職してストレスの原因がなくなっても出勤しようとする度に思い出して辛くなり、結果的に会社の勤務が続かなくなって会社を止めざるを得なくなります。
適応障害の原因
適応障害の原因は人によってさまざまです。
大きく3つ見ていきましょう。
人間関係に不安がある
適応障害を発症する原因で多いのが職場の人間関係での不安、嫌悪、恐怖などの緊張感が継続することです。
会社の上司や同僚に原因があると毎日顔を合わせざるを得ないのでより強いストレスを感じます。
しかも毎日です。
パワハラやセクハラなどが原因の時もあれば、同僚からのいじめが原因にあることもあります。
仕事にストレスがある
仕事上のストレスとは、自分の能力を超えた大きな仕事を1人で抱え込んでしまった時や、完璧主義で仕事を完璧にこなさなければ気が済まないという真面目な人ほど発症しやすくなります。
他にも、希望する職種に就けるはずが異なる職種に配属された場合、望まない長期出張や休日出勤などもも大きなストレスの原因となることががあります。
大きな挫折体験をした
学歴変調主義の日本では、高学歴な人ほどストレートで大学に合格して希望の会社に就職してトントン拍子に出世することがよくあります。
つまり、挫折経験がないんです。
勉強は正解が決まっているのでキッチリ対策できますが、仕事に正解はありません。
そのため、仕事で初めて大きな挫折を体験すると、それまで持っていた仕事への自信を一気に失ってしまうこともよくあります。
朝起きれないから始まる無視できない適応障害の症状
抑うつ気分、不安、怒り、焦りや緊張などの情緒面の症状があります。
置かれている状況で、何かを計画したり続けることができないと感じることもあるでしょう。
また行動面では、行きすぎた飲酒や暴食、無断欠席、無謀な運転やけんかなどの攻撃的な行動がみられることもあります。
不安が強く緊張が高まると、体の症状としてどきどきしたり、汗をかいたり、めまいなどの症状がみられることもあります。
この状態が長く続くと、緊張状態に心が壊れてしまいより一層悪化して、アパシー(無気力症)からうつ病になってしまいます。
アパシー(無気力症)からうつ病へ
アパシーは多くの場合、ストレスに対する一種の現実逃避です。上記のような症状はストレスによる心のダメージを防ぐための、心の自然な反応という面もあります。
なんにもやる気が起きない状態で、軽い場合は5月病程度ですが、悪化すると生きることそのものに意味を見いだせなくなり最悪の結果になってしまいます。
朝起きれないほど辛いのは会社を辞めたいという身体の叫びを見逃すな!
人事部にいたからこそ分かることがあります。
一度、うつ病になったら完治するまで2年から5年以上かかることがあります。
そして、完治したと思ってもまたぶり返してしまいます。
朝起きれない
仕事に行こうとすると涙が出る
こういった症状を適応障害と説明しましたが、この状態で無理を続けると『うつ病』になってしまいます。
あなたをそこまで追い込んだ会社にそこまで執着して在籍し続けることに何の意味があるのでしょうか?
うつ病になって労災保険を貰おうとか賠償金を取ろうとか言ってる人もいますが、一時的にお金を手にしたその後はどこにも就職できず、老後は貧しく暮らすハメになります。
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1つの会社に固執せず、外の世界を覗いて見るべきです。
人は、迷った時は知らないうちに『現状維持』を求めてしまう傾向があるそうです。
恐ろしいことに、人間は、判断が困難なとき、自分で思考するのを放棄して、無意識のうちに、デフォルト値(現状)を選んでしまうことが多いのです。
思考の粘り強さがない精神状態の人は、難しい問題について考え抜くのを放棄して、思考の錯覚の泥沼に沈んでいきます。
現状維持と転職、起業がどれも同じぐらいに良さそうに見えたなら、苦しいまま今の会社にいるという現状維持を選択肢から外してしまう方が、成功確率は高くなります。
なぜなら、現状維持の方を選びたくなるという思考の錯覚があるために、現状維持の選択肢が他の選択肢よりも優れているように見えてしまうからです。
心がクタクタに疲れて正常な判断ができない時は、『自分には今の会社しかない』と間違った思考の錯覚に陥ってしまいます。
またムダに苦しい現状に耐えることこそ大人であり、その場から離れるのは逃亡だと狂った思考になっています。
苦しいことに耐える必要があるのはその先に幸せになれる明るい未来がある時だけです。
でも冷静に考えれば『真剣に転職を考えてどんな求人があるのか調査する』という選択肢が一番、幸せになれる明るい未来がある確率が高いことはすぐに分かります。
だから、少しでも冷静になっている今のうちに転職エージェントに登録して自分の適正のある仕事を探してみましょう。
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20代で仕事の経験が浅い人は経験を武器にしてもほぼ相手にされません。
そのため第二新卒として正社員を目指す方が間違いなく有利です。
そのために登録すべき2社が『就職Shop』と『JAIC(ジェイック)』です。
就職Shop 安心のリクルートが運営
リクルートが運営している20代の若者向けの転職サービスです。
ジェイック(JAIC)と同じく書類選考無しで面接できるので、経歴やスキルは問われません。
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そのため、正社員にはなりたいけど、どうしても営業をやりたくないという人は就職Shopがおすすめです。
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30代で社会人経験のある人が転職を目指す人
20代後半から30代前半の仕事の経験ができてきた転職希望者ならリクルートエージェントがおすすめです。
この年齢層は社会人としてのビジネススキル、マナーもあるので後は仕事を覚えればすぐに戦力になると期待されているため、会社からも引く手あまたです。
にもかかわらずハローワークから応募して軽くあしらわれたり、適当なアドバイスで選考から漏れるのは悲劇です。
そういった転職のノウハウは転職エージェントの方が間違いなくたくさんもっています。
元人事部として断言しますが、時間をかけずに転職に成功したいなら転職エージェントという選択肢は間違いないです。
おすすめの転職エージェントはやっぱりリクルートエージェントです。
私も転職の際はたびたびお世話になりました。
在職中に転職サイトに登録すべき3つの理由
1つ目は、実際に転職を3回経験したので分かりますが、退職までに溜まったストレスや疲労は半端ないためです。
限界に達すると転職サイトに登録する気力すら無くなります。
2つ目の理由は、転職せず自宅でゆっくり過ごす生活に慣れると転職へのモチベーションを戻すのは想像以上に大変だからです。
3つ目の理由は、退職後に空白期間を作ってしまうためです。
空白期間が半年を過ぎると次の転職は致命的に難しくなります。
元人事部として本音で語りますが、転職に成功している人は例外なく転職サイトに登録して、気になる求人情報をストックしておくだけでもおこないましょう。
転職サイトに登録すると『転職という選択肢』ができて心にゆとりが生まれ、『色々な会社情報』を知っておくことで心が折れて倒れる前に転職という手が打てるようになります。
転職サイトは登録無料です。
数分の登録作業だけ行っておけばあなたの条件にあった新規求人や転職可能なおすすめ求人がメールで届くから、今すぐに転職できなくても登録だけはしておくべきです。
転職するなら転職エージェントが一番おすすめ
ハローワークも職業訓練を無料で受けられるメリットがあるので、登録ぐらいはしていても良いでしょうが、本気で転職したいなら転職エージェントは必須だと思ってください。
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にもかかわらずハローワークから応募して軽くあしらわれたり、適当なアドバイスで選考から漏れるのは悲劇です。
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元人事部として断言しますが、時間をかけずに転職に成功したいなら転職エージェントという選択肢は間違いないです。
おすすめの転職エージェントはやっぱりリクルートエージェントです。
私も転職の際はたびたびお世話になりました。
リクルートエージェントに登録する10のメリット
リクルートエージェントを勧める理由1:会社とパイプがありどんな人材を欲しがっているか本音の情報を持っている
リクルートエージェントは、会社の人事部から本音ベースで必要なスキルや経験のある人材を探して紹介します。
そこにはリクルートエージェントの会社だけでなく、エージェントの担当コンサルタントと人事部との人間的な信頼関係の上に成り立っています。
そのためリクルートエージェントは、熱意があっても応募先の会社の求めるスキルに到達していなければハッキリと『受かりませんよ』と伝えるため、互いに時間の無駄がありません。
リクルートエージェントを勧める理由2:業界最大級の非公開求人数
転職活動を進めるにあたって重要な要素である「求人数」。
リクルートエージェントでは一般公開している求人の他、10万件以上の非公開求人を取り揃えています。
応募が殺到しすぎるから、企業戦略上一般公開できない重要求人だからなど、非公開にせざるを得ない魅力的な求人に出会うことができます。
リクルートエージェントを勧める理由3:実績豊富なアドバイザー
転職の相談相手は、誰でも良いというわけではありません。
業界や業種によって、転職に必要な情報や知識は異なります。
リクルートエージェントは、各業界・各業種に精通したキャリアアドバイザーが、求職者の希望やスキルに沿った求人を、厳選して紹介くれます。
リクルートエージェントを勧める理由4:充実した転職サポート
リクルートエージェントのアドバイザーは、求人紹介をするだけではありません。
提出していただく職務経歴書・履歴書などの書類の添削、独自に分析した業界・企業情報の提供、志望企業への推薦など様々な転職サポートをしてくれます。
他にも参加者の80%以上に満足していただいている、リクルートエージェント主催の「面接力向上セミナー」にも無料で参加可能です。
リクルートエージェントを勧める理由5:内定辞退も受託お任せ
一度、転職した方ならわかりますが、内定を得る会社も『保険として受けた滑り止めの会社』から『第一志望の会社』までさまざまです。
第一志望の会社から内定を得たら滑り止めの会社は断るのですが、一人で転職活動を行うと自分で断りの連絡をいれないといけませんが、説得されたり何度も連絡が来ると結構ストレスです。
リクルートエージェントを活用すれば、そのような手間もすべてリクルートエージェントが代行してくれます。
リクルートエージェントを勧める理由6:年収交渉もお任せ
リクルートエージェントの担当者はとても熱心に転職者を売り込んでくれます。
そのため年収交渉も行ってくれるので希望の年収よりも上がることもよくあります。
元人事部での経験から言っても、書類や面接では伝わらない転職者の良さをしっかりと伝えてくれるので助かりました。
リクルートエージェントを勧める理由7:転職で成功している人を数多く見てきている
リクルートエージェントほど、たくさんの転職に成功した者、転職に失敗した者を見てきた人はいません。
だから、アドバイスが本当に的確です。
中身が大事だ!
と世間では言われますが、転職市場では見かけが7割です
だから、スーツの選び方、ネクタイの色、髪型、話し方まですべてを的確にアドバイスできます。
こんな優れたサービスを無料で使えるのに使わないのはもったいないぐらいです。
リクルートエージェントを勧める理由8:ブラック企業に当たる心配がほとんどない
ハローワークは求人している会社の調査がほとんどないので、ブラック企業に応募してしまうこともよくあります。
でもリクルートエージェントは会社を訪問し、人事担当と話をしたうえで、どういう会社かを調べてうえで不適格なら登録できません。
だから間違ってもブラック企業に応募したくないという転職希望者はリクルートエージェントを使った方が良いでしょう。
リクルートエージェントを勧める理由9:もし1年以内に退職すると一部返金されるから本当に会社に合った人を紹介
なんと1年以内に紹介した人材が退職すると、一部のお金を転職した会社に返金しないといけません。
だから、ミスマッチにならないようリクルートエージェントは慎重に紹介します。
リクルートエージェントは、常に生きるか死ぬか、自分の信頼とスキルをかけて人材を紹介している会社なんです。
リクルートエージェントを勧める理由10:お金と時間をかけず簡単に仕事を探せる
リクルートエージェントを1回使うと、その便利さに感動します。
本当に何もしなくても面接日の調整、待遇や給料の交渉、内定の承諾や辞退のすべてを代行してくれます。
だから転職活動に時間をかけられない人ほど活用するメリットは非常に大きくあります。
しかも無料ですから使わない手はないですね。
たまにリクルートエージェントのコンサルタントがしつこいという口コミもありますが、強引に採用させてミスマッチだった場合、リクルートエージェント側が会社からの信用を失うことは分かっているはずですからほぼありえません。
転職サイトは登録無料なうえに数分の登録作業だけ行っておけばあなたの条件にあった新規求人や転職可能なおすすめ求人がメールで届くから、今すぐに転職できなくても登録だけはしておくべきです。
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